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ジリ上げが続いたドル円のゴールデンウィーク相場 USD/JPY相場5月1日~5月5日

【2017年5月1日 月曜日 ドル円相場】
週末に北朝鮮が再びミサイル発射を強行し失敗していたことが影響したのか、ドル円は前週の終値より少し下に窓を開けてスタートした。8時台には111.213円まで値を下げたが、そこが週の底値となって日本時間の10時頃に米議会が1兆ドル歳出法案で暫定合意したとの報道が出ると上昇が強まり111.735円まで値を上げていった。ドル円は15時になると特に材料がないなか、前週の高値111.776円をブレイクして111.911円まで上昇したが、112円は超えられずに値を下げ始めると再び111.8円台を割り込んで下げていった。同日はメーデーとなっていて香港市場、シンガポール市場、欧州市場は休場となっていた。ドル円はフランスのルペン氏の発言や、北朝鮮のアメリカに対する挑発からリスクオフの流れが強まったためか、ジリジリと値を下げていき、21:30に発表されたアメリカの個人消費支出が市場の予想通りだったが弱かったこともあって、発表直後はやや下げる程度だったが、時間が経つと111.5円台まで値を下げていた。その後の23:00に発表された米ISM製造業景況指数は予想を下回り、ドル売りが強まってドル円は111.425円まで値を下げていったが、ムニューシン財務長官の超長期国債に対して前向きな考えが示されたことから反転を強めて、翌1:00には高値を更新して111.927円まで値を上げていった。トランプ大統領がウォール街の大手金融機関の分割を検討していると述べると、ドル円は下げに転じる場面もあったが上昇傾向は続いて111円台後半で推移していた。
【2017年5月2日 火曜日 ドル円相場】
112円を超えられずに高値で値を上下していたドル円は、日本市場が始まると日経平均株価の上昇につられ上昇を強めていって112円のブレイクを何度も試したが超えることができずに高値で膠着状態が続いていた。底堅く推移していたドル円は、15時になると押し出されるようにして112円をブレイクしてジリジリと値を上げていき、19時台には112.316円まで値を上げていった。その後は、112円台前半で値を上下し、分足レベルのチャートで小さなダブルトップが完成すると、22時にネックラインを割れて下げを強めたが112円の手前では買いが入っていたようで112円は割らずに推移していった。112円台を維持していたドル円だったが、日本時間深夜3時になると米国債の利回り低下につられて下げ幅を強めて111円台へと値を下げていたが下値は111.9円までとなって引き続き底堅く推移していた。
【2017年5月3日 水曜日 ドル円相場】
日本がゴールデンウィークの祝日のため日本市場は休場となっていたこともあってか、アジア市場時間は値動きが小さかったが、ドル円は112円に再び乗せてくるとジリジリと値を上げる展開が続いた。21:30に発表されたアメリカのADP雇用統計は、ほぼ市場の予想通りだったため大きな値動きとはならなかったが、同じ時間帯に米財務省が超長期債の利点とコストを調査中との報道がでるとドル買いが強まってドル円は高値を更新していった。その後の23時のISM非製造業景況指数が予想を上回ると、ドル円は112.493円まで上昇したが、112.5円を超えられずに小幅に調整し、その後のFOMC政策金利発表を112円台前半で待つこととなった。FOMCでは政策金利は市場予想通り維持となっていたが、第一四半期の成長鈍化は一時的との見方が示されると6月利上げを織り込んで金利の上昇とともにドル円も上昇して112.5円をブレイクして112.767円まで上げていった。
【2017年5月4日 木曜日 ドル円相場】
ドル円は112円台後半で推移していたが、日本市場は休場ということもあってアジア市場時間では小幅に値を上下するにとどまっていた。欧州市場時間になると上昇が強まり113円近くまで値を上げていたが、113円は年初からの下落の半値戻しに近い値ということもあってか、売りが強くなっているようだった。ドル円は21時台に113円を超える場面もあったが、113円では引き続き売りが強くすぐに押し戻されやや激しい攻防が続いているようだった。同時間帯に発表されたアメリカの貿易収支、新規失業保険申請件数は予想より強かったが、ドル円は高値を試した後は下落に転じていき、23時のアメリカの製造業新規受注が予想を下回ったこともあってか、値を下げる展開が続いていた。アメリカ議会下院ではヘルスケア代替法案可決のための票数が確保できたとの報道があり、ヘルスケア代替法案は可決されていた。法案可決がドル円相場に影響があったのかはわからなかったが、ドル円は原油先物価格の下落の影響から112.5円を割り込むと下落が強まって112.322円まで値を下げて調整していた。
【2017年5月5日 金曜日 ドル円相場】
112.3円台まで値を下げたドル円は、引き続き日本市場が休場の中112.5円台まで値を戻してきて、10時台に112.645円をつけるとそこから値を下げて、12時台になると原油先物価格やコモディティ価格の下落の影響で下値を追う動きが強まり、昨日の安値を更新して15時台には112円の手前まで値を下げていた。その後は、原油先物価格が下げ止まると、ドル円も反発して112.5円近くまで上昇していき、アメリカの雇用統計を待つこととなった。21:30に発表されたアメリカの非農業部門雇用者数変化と失業率は予想を上回り、平均時給は予想通りの結果となって、発表直後はドル円レートが112.7円台まで上昇する場面もあったが、3月の改定値が悪かったためかすぐに値を戻して112.3円台まで値を下げて上下に値を動かす展開となっていた。NY市場時間になるとドル円は連銀総裁たちの発言が続いたこともあってか、ジリジリと値を上げる展開が続いて、雇用統計時の高値を更新したが、そこから112.5円を割るところまでまた値を下げて、市場が閉まる前に112.7円台まで戻すという荒っぽい動きとなって週の終値は112.785円となっていた。最後の値動きは週末のフランス大統領選挙でマクロン氏が優勢との見方からショートカバーが入ったのかもしれない。
【今後の見通し】
ドル円は底堅い値動きが続き、111.8円台を明確にブレイクし、112.5円を超えて週を終わることができたため、上昇トレンドが継続していると見れる。週足の1月高値から引けるチャネルラインも小さいながらブレイクした形となっている。113円をつけたあとは1円幅の調整をしたが、112円は割れずに反発しているので次週も引き続き上昇傾向が続くとみておきたい。ここから上は115.5円を超えればその上にある月足のトレンドラインブレイクが見えてくる。まだまだ先の話にはなりそうだが2016年高値から引く月足トレンドラインをブレイクしたら上昇が強まるとみておきたい。
【次週の予定】
まずは週末のフランス大統領選挙の二回目の投票結果に注目。マクロン氏が優勢のためすでに市場は結果を織り込んでいる可能性が高いが、それでもマクロン大統領となって万が一のリスクを恐れて逃げていた資金が戻ってくれば、リスクオンの流れが強まる可能性は高そうだ。反対にルペン氏が当選した場合には、ネガティブサプライズとなるので、その後の値動きは予想ができない。ルペン氏の可能性は低いと見てはいるが、月曜の早朝の値動きは要注目。日米では特に注目するイベントはないがアメリカの卸売物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)、小売売上高はしっかりと確認しておきたい。週明けは大型連休明けの日本勢の動向も影響するかもしれない。
USD/JPY week O:111.347 H:113.040 L:111.213 C:112.785
USD/JPY予想レンジ 5月8日~5月12日 111.500-115.500

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