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上昇トレンドが継続しているドル円とFBI長官の更迭 USD/JPY相場5月8日~5月12日

【2017年5月8日 月曜日 ドル円相場】
週末にアメリカが日本や韓国、ドイツなどの鉄鋼製品に反ダンピング関税をかけるとの報道が出ていたが、週末の注目はやはりフランス大統領選挙の決選投票に向いていたようだった。マクロン氏、ルペン氏で争われた決選投票は事前の世論調査の結果通り、マクロン氏が大差で大統領になることが決まり、週明けのドル円相場は、海外市場では113円の上窓でスタートしていた。日本の主要なFX会社で取引が開始されるころには113円を割って112.8円台となっていて、材料出尽くしで利益確定の売りが出たのか、すぐに112.6円台まで値を下げたが、日本市場が開始した後の9:30前にメスター連銀総裁がバランスシートの縮小について発言したことを受けてか反発し、その後は112円台後半でレンジ相場となっていった。取引が落ち着いた後は、三角保ち合いを形成したドル円だったが、113円は上値が重くブレイクできずに15時に入ると三角保ち合いを下方にブレイクして値を下げていった。19時台には112.395円まで値を下げたが、そこからは米国債利回りの上昇に合わせて反発を強めて、NY市場が閉まるまで上げ続け113円台へと上昇していった。
【2017年5月9日 火曜日 ドル円相場】
113円台へと上昇したドル円は、すでに113円がサポートラインとして機能していているようであり日本市場では小幅なレンジ相場となっていたが、15時を過ぎると113.5円をブレイクし欧州市場時間に入ると上昇が強まって、NY市場時間には114.3円台まで押し目無く上昇していった。特に大きな材料はなかったが、北朝鮮問題について北高官がノルウェーでアメリカ側と非公式で接触を開始しているという報道もあって解決への進展が期待されていたのかもしれない。その北朝鮮について深夜4時台に一部通信社から「北朝鮮6回目の核実験実施へ」とのヘッドラインが出るとリスクオフの流れが強まって、ドル円は113.7円台まで値を下げていた。この報道は北朝鮮大使の発言だったようだが、すぐに実施するというわけではなくいつでもできる状態にあるというニュアンスだったようだった。同日韓国では大統領選挙の投票が行われていたが市場への影響は特になかった。
【2017年5月10日 水曜日 ドル円相場】
昨日の下落の後に114円台まで反発をみせていたドル円だったが、7時台に売りが強まると安値を更新して、北朝鮮大使の発言で下げた安値を下回り113.631円まで値をさげていた。トランプ大統領がコミーFBI長官を更迭したとの報道が要因だったようだった。安値をつけたドル円は日本市場が開くと反発し、ゴトー日ということもあってか、値を上げたが114円台へと戻すことはなく、その後は113円台後半でレンジ相場となっていた。ドル円は、15時になると原油価格の上昇にともない114円台へと値を戻したが、上昇の流れは続かず再び113円台へと値を下げていた。その下落でドル円チャートでは、時間足で113.6円台を底としたダブルボトムができていて日本の日が変わる頃の時間にネックラインをブレイクをしたが、勢いは続いていかなかった。しかし、深夜2時のアメリカの10年債入札時間後、利回りの上昇とともに上昇を強めて、ドル円は昨日の高値を更新し114.349円まで上昇していった。同日マーケットへの影響は特になかったようだったがトランプ大統領がロシア外相と会談をしていたとのニュースが出ていた。
【2017年5月11日 木曜日 ドル円相場】
再び114円台へと値を上げていたドル円だったが114.4円から上値が重くなっていて、9時を過ぎると値を下げ始めていった。欧州市場時間では英国のポンドが下落し20時台には英中央銀行金利発表後に下落が強まって、ドル円は値動きにつられて値を下げた。113.843円まで値をさげていたが、21時台のアメリカの経済指標が予想より強かったことを受けて反発し114.110円まで値を戻していた。しかし、上昇は続かずに値を下げ始めると今度は安値を更新して、北朝鮮が大陸間弾頭ミサイル(ICBM)の発射実験を実施する態勢ができているとの情報もあって、23時台には113.5円を割り込むところまで値を下げていた。それでも113.5円を割ったあとは反発も強くNY市場時間で株価の戻りに合わせて114円台をつける場面もあったが、その後は113円台後半に落ち着いていった。
【2017年5月12日 金曜日 ドル円相場】
113円台後半で推移していたドル円相場は、11日の高値114.366円から引くトレンドラインに抑え込まれるように下値を追う展開が続き、16時には113.541円まで値を下げていた。20時になるとトレンドラインをブレイクし113.915円まで値を上げ、一時上昇が強まる場面もあったが、その後の21:30に発表されたアメリカの消費者物価指数、小売売上高が予想よりも弱い結果と出たことで下げ幅を徐々に強めて113.3円台まで値を下げていった。23時に発表された米ミシガン大学消費者態度指数などの経済指標は予想を上回っていたが、同時刻帯にはエバンズ連銀総裁のハト派発言があり、ドルの上値は重くなり週の終値は113.3円台となった。
【今後の見通し】
ドル円は、まだ引き続き上昇トレンドが続いているとみられるが、木曜、金曜の日足では安値更新が続き、週足で1円幅の上髭をつけてしまったため、一旦は下落が続きそうだ。108円からの6円近い上昇の調整として112円台までの下落があるかもしれない。
今週のチャートでは特に重要な節目のブレイクは試していないドル円だが、上値が重くなっていた114.4円を次週ブレイクできれば引き続き上昇トレンドが続くとみておきたい。112.5円から下値を見に来るようであれば一時的な調整ではなくなる可能性もあるので注意しておきたい。
【次週の予定】
特に大きなイベントや注目したい経済指標はないが日米の各経済指標は確認しておきたい。アメリカのコミーFBI長官の問題は、メディアが「第二のウォーターゲート事件」「ロシアゲート」といって取り上げているようでトランプ政権の足元を引っ張りそうなので、関連するヘッドラインやトランプ政権の動向は注意しておきたい。
USD/JPY week O:112.853 H:114.366 L:112.395 C:113.324
USD/JPY予想レンジ 5月15日~5月19日 112.500-116.500

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