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日経平均株価が20000を超えても上昇が強まらないドル円 USD/JPY相場5月29日~6月2日

【2017年5月29日 月曜日 ドル円相場】
週末イタリアで開かれていたG7サミットでは宣言で「保護主義と闘う」と明記されることとなっていたがマーケットへの影響は薄かったようだった。日本時間の29日早朝5時40分頃に北朝鮮がミサイルをまた発射していたが、こちらの材料もマーケットへの影響は薄く、ドル円は先週の終値からやや下の111.2円台からスタートし、111円を下回ることなく反転していた。ドル円は、日本市場が開いた後の9時半頃に株高につられて上昇が強くなると、10時台には111.4円台まで上昇していった。ただその後の値動きは111円台前半で終始し、イギリスがバンクホリデー、アメリカがメモリアルデーで休場となったことで値動きは小さくなり111.3円を中心とした小幅なレンジ相場に終始していた。
【2017年5月30日 火曜日 ドル円相場】
ドル円は早朝5時台にチャートの小さな三角保ち合いを下抜けすると、7時台にギリシャの債務絡みの報道でユーロの下落が強まり、ドル円も下値を追う展開となっていった。日本市場が開く9時台になるとドル円は下落を強め、111円を割り込んで10時台には110.775円まで値を下げていた。その間、イギリスが合意なくユーロを離脱するとの報道や、北朝鮮ミサイルに関する報道があったことが下落を強める要因となっていたようでもあった。ドル円は110.7円台では反転をし、その後はジリジリと上昇をしたが、111円から上値が重くなっていて超えられずにいた。16時になると重かった111円をブレイクして111円台へと値を戻すことができていた。ただ上昇に勢いはなく111円を挟んでドル円は膠着する展開となっていた。21:30になるとアメリカの個人消費支出が発表され、予想より強かったことで上昇を強めたドル円は、111.223円まで値を上げる場面があったが、その後は値を下げる展開へと変わり、23時に発表されたアメリカの経済指標が予想を下回ったこともあって下げ幅を強めて、24時台には当日の安値を更新して110.6円台まで値をさげ、その後は110円台で値をもむ展開となっていた。
【2017年5月31日 水曜日 ドル円相場】
110円台後半で推移していたドル円は、月末ということもあってか仲値に向けて上昇する動きが続き、11時台には111円を超えると、上昇を強めて12時台には111.2円台まで値を上げていったが、昨日の111.223円を超えられずに反転してしまうとジリジリと値を下げる展開へと変わっていった。アメリカ市場が開くころにはドル円は110円台後半で推移していて、22:45に発表されたシカゴ購買部協会景気指数が予想より悪かったことから下落が強まって、昨日の安値を更新して0:00台には110.5円を割り込む場面もあった。しかし、00:30ごろにシカゴ購買部協会景気指数が訂正されて、実際は予想よりも強い数値となっていたことがわかると110.781円まで値を戻していった。値を戻したあとはジリジリと売られていたが安値を更新せずに反転し110.8円台まで値を上げていった。
【2017年6月1日 木曜日 ドル円相場】
日付が変わり6月となったドル円相場は、日本市場が開くと株価の上昇が強まってつられてドル円も上昇していった。ジリジリとした上昇は欧州時間に入っても続き、21:15のアメリカのADP雇用統計の数値が予想を大幅に上回るとドル円は111.476まで値を上げていった。23時にはISM製造業景況指数が発表され予想を若干上回っていたが、同時刻に発表された米建設支出の数値が予想を下回っていたことからドル円はやや値をさげていたようだった。111.5円は上値が重かったが、ドル円は下げても111円を下回ることはなく111円台で底堅い展開が続いていた。
【2017年6月2日 金曜日 ドル円相場】
111.5円から上値が重くなっていたドル円だったが、日本市場の開始とともに日経平均株価が20000円台へと乗せてきたこともあって、ドル円も111.5円をブレイクし111.7円近くまで値を上げていった。ただ、111.7円から上は上値が重くドル円は高値で小幅な動きを続けていた。欧州市場時間に入るとドル円は値を下げ始めたが、111.5円がサポートに転換していて下では反発も強くなっていたようだった。アメリカの雇用統計は111.5円近くで迎えることとなり、21:30に発表された非農業部門雇用者数変化は市場予想を下回る13.8万人の結果となっていた。発表直後ドル円は売られ111円では一旦の反発も見られたが、貿易収支も予想を下回り、平均時給も予想を上回っていなかったこともあってか、ドル売りが続いて110.5円台まで値を下げていった。22:30にNY市場が開始されるとダウ指数の上昇につられて値を戻す場面もあったが、ドル円の売りは続いて24時台には110.326円まで値を下げていった。その後は安値圏で小幅な値動きとなって、週の終値は110.4円台となっていた。
【今後の見通し】
ドル円は、先週の高値を超えられず安値は更新してしまっているため、現状では下げる可能性の方が高くなっているとみられる。アメリカの雇用統計の悪化でも5月18日の安値110.232円を更新することはなかったものの、月が変わった月足チャートでは5月に上髭の長い陰線を作ってしまっているので一旦は下押しする可能性が高くなってしまっている。
110円近辺には、日足の200日移動平均線やトランプラリー開始時の安値と4月につけた108.134円で引けるトレンドラインが位置しているため、110円の抵抗は強そうで110円を維持できるかはそれなりに重要なポイントだとみれる。110円を明確にブレイクしてくればドル円は下落が強まる可能性が高まるが、110円を維持することができれば反転し上昇する可能性はあるとみておきたい。
【次週の予定】
次週は5日のISM非製造業景況指数に注目。8日にはECB政策金利の発表とドラギ総裁の定例記者会見があるのでユーロの動きに注意したい。8日にはアメリカのFBIコミー前長官が議会公聴会で証言する予定らしく、ロシア疑惑について何かしらの進展が見られればマーケットへの影響がありそうだ。また8日にはイギリスで総選挙が行われる。それ以外には大きく注目したい材料はないが、ドル円相場においては14日のFOMCを見定めた値動きにも注意しておきたい。
USD/JPY week O:111.241 H:111.705 L:110.326 C:110.417
USD/JPY予想レンジ 6月5日~6月9日 110.000-114.000

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