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低ボラティリティ相場になったドル円 USD/JPY相場6月19日~6月23日

【2017年6月19日 月曜日 ドル円相場】
週末、安倍内閣支持率が低下したという報道があったが、週明けのドル円は先週の終値から大きく値を開けずにスタートしていた。18日(日)にはフランス総選挙の第2回投票が行われていたが、こちらも特にマーケットの材料にはなっていないようだった。ドル円相場は日本市場が開くまでじりじりと上昇を続け、9時台には110円台から111台へと上昇し、111.132円まで値を上げていた。その後は上昇は続かなかったが、ドル円は底堅く推移し、111円を挟んでレンジ相場となっていた。16時には当日の高値を超えて111.207円まで上昇を強めたが、上値を追う動きは続かず111円に吸い寄せられるように値を戻していった。マーケットは、21時に予定されていたダドリーNY連銀総裁の発言に注目していたようで、21時に発言がヘッドラインで流れると下押しする場面があったが、その後の利上げ余地があるとみられるタカ派よりな発言を受けてドル円は上昇の流れが強くなり、高値を更新して23時台には111.388円まで値を上げていた。その後は111.410円の前週高値を前にもみ合う展開があったが、日本の日が変わり1時台になると111.4円をブレイクし、株高と米国債利回りの上昇もあって111.5円を超えるところまで上昇していった。
【2017年6月20日 火曜日 ドル円相場】
ドル円は、昨日の上昇の勢いが続き、日本時間9時台には111.773円まで上昇していた。日本時間の朝方にエバンズ連銀総裁の発言があり、利上げとバランスシートの縮小を支持していたこともドル円のジリ上げを支えていたようだった。111.7円から上は、2017年になって何度も値をもんでいたポイントでもあったためか、上値は重くドル円の上昇は止まり111.5円から111.8円の間で上下する展開へと移っていった。16時15分にはフィッシャーFRB副議長の発言が予定されていて、ドル円は発言の前から上昇しはじめ111.778円と当日の高値を若干更新するまで値を上げたが、そこからチャートに上髭を描くと値をジリジリと下げていった。16:30に発言をしていたイギリスのカーニー総裁の影響でポンドが急落していた影響がドル円相場にもあったようだった。20:45頃にはアメリカのムニューシン米財務長官が超長期債の発行を真剣に検討しているとの発言に反応し、ドル円は少し値を上げたようだったが、その後は値を下げて111.5円を割り込むと111.3円まで値を下げていた。しかし、反発も強く、アメリカの四半期経常収支の発表を受けてやや上昇した後は、24時のロンドンフィキシングまで上昇し、その後再びジリジリと値を下げる展開へと変わっていった。アメリカ市場時間では日本時間3時ごろにトランプ大統領が「コミー元FBI長官との会話のテープを今週発表する」との発言があったり、同じく大統領が「北朝鮮と中国がうまくいってない」と指摘したことなどもあってマーケットはややリスクを警戒する動きとなっていたのかもしれない。
【2017年6月21日 水曜日 ドル円相場】
ジリ下げが続いていたドル円は、日本時間8時に昨日の安値111.308円を割り込んだが、下落は強まらずに一旦は反発していた。しかし、その後もジリ下げの展開は続いて再び安値を更新すると18時台には111.069円まで値を下げていった。ドル円は、材料不足なためか他通貨の値動きにつられて動くことが多くなっており、ポンドがMPC委員の「年後半に金融刺激策の解除を支持」との発言に反応し、下落から反転して上昇を強めるとそれにつられて反転上昇していった。21:30に発表されたアメリカの中古住宅関連の指標が予想より強かったことで、ドル円は上昇の勢いを強めて、111円台後半まで値を上げていき、その後のアメリカの週間原油在庫の発表で原油先物価格が上昇すると上昇を強めて23時台には111.726円まで上昇していた。ただ、週の高値を更新できずに値を下げ始めると、NY市場時間では111.2円台まで値を下げる場面もあった。
【2017年6月22日 木曜日 ドル円相場】
111円台前半で値をもんでいたドル円は、日本市場が開くと下落が強まり、111.2円を割り込むと11時には111円を下方にブレイクして110.95円まで値を下げていた。110円台では買い意欲も強いためか下げ止まっていたが、その後も何度も111円を下抜ける場面があった。方向感のない値動きを続けるドル円は、ストップロスを狩るような値動きに終始していたが、19時台になってチャートでできていたダブルボトムのネックラインを超えてくると上昇が強まり20時台には111.372円まで値を上げていた。その後のドル円は、FRBメンバーの連銀総裁の発言やアメリカの経済指標の発表などもあったが、111円台前半で値を上下していて引き続き方向感がない値動きが続いていた。トランプ大統領からはコミー元FBI長官との会話を録音したテープはないようだとのニュースも出ていた。NYダウが市場の引け前に下げるとドル円も下落を強めていたが、レンジ相場の範囲内の値動きに終始していた。
【2017年6月23日 金曜日 ドル円相場】
ドル円はボラティリティが弱まっているのか、引き続き111円台前半で値を上下する展開となっていた。アジア市場、欧州市場では値動きに方向感はなく、21:30のアメリカの新築住宅関連の経済指標でも結果が甲乙入り混じった内容となっており、やや値を上げる程度の反応しかなかった。その後のNY市場時間ではアメリカの連銀総裁の発言もあったが、ドル円は111.2円を中心に収束していって週の終値は111.2円台となっていた。
【今後の見通し】
今週のドル円は週間の上下の値幅が100pipsない低ボラティリティの相場となっていた。注目すべき材料がなかったこともあるが、先週のFOMCで利上げに対してタカ派の姿勢が示されてはいるものの、マーケットのアメリカ経済への懐疑的な姿勢があることからドル円は膠着感が強まっている模様だ。こういう時は何かきっかけがあると大きく値が動くことがあるが、そのきっかけは何になるかわからない。下のような情報もあるので、こういう膠着感の中では値動きを作るきっかけになるかもしれない。

「米国債市場は、半期末最終週となる来週に総額880億ドルの国債入札を控えている」

次週の米国債入札スケジュールは26日(2年債)27日(5年債)28日(7年債)となっているようだ。ドル円は次週も引き続き値が膠着する可能性もあるが、週足チャートでは陽線を作っているので、上昇トレンドが続いている可能性はまだあるとみておきたい。
【次週の予定】
次週は27日のイエレンFRB議長の発言に注目しておきたい。イエレンFRB議長が引き続きタカ派の発言をすればドル円は上昇が強まる可能性があるかもしれない。アメリカの経済指標は29日(木)のGDP確定値に注目。ほかは特に注目したい経済指標はないが、30日の個人消費支出(PCE)をはじめ各数値はアメリカ経済の状況を確認するためにも確認しておきたい。あとは30日(金)は月末と重なるので月末のフローにも注意しておきたい。
USD/JPY week O:110.811 H:111.778 L:110.782 C:111.291
USD/JPY予想レンジ 6月26日~6月30日 110.500-115.000

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