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ユーロの値動きとトランプリスクで動くドル円相場 USD/JPY相場7月17日~7月21日

【2017年7月17日 月曜日 ドル円相場】
先週の終値からギャップ無くスタートしたドル円相場は、月曜が日本の祝日で日本市場が休みということもあって、小幅なレンジ相場となっていた。そんな中でも、15時には112.768円まで上昇する場面があったが、上昇は続かずチャートで長い上髭を作ってしまい、その後は米国債利回りの低下に伴って下落する展開となっていった。ドル円は112.3円台までジリジリと値を下げていったが、23時台になって、クロス円通貨が上昇しはじめ、米国債利回りも上昇し始めると、ドル円も上昇し、ロンドンフィキシングタイムには、112.8円と当日の高値を超えるまで値を上げていた。23時台には、アメリカの民主党がヘルスケア法案の公聴会開催を模索しているようだという報道があったため、マーケットに影響していたようだった。高値を更新したドル円だったが、その後は下落に転じ112.5円近くまで値を下げていった。
【2017年7月18日 火曜日 ドル円相場】
値を下げていたドル円は、112.5円が値をサポートしているようだったが、9時に日本市場が始まると日経平均株価の下落につられて値を下げ始めて、112.5円のサポートラインも下方にブレイクしていった。日経平均株価の下落は、一部通信社からの日銀ETF購入に関しての懸念報道があったためのようだった。ユーロドルの上昇もドル円の下落に影響していたようで、10時前にはアメリカの共和党からヘルスケア法案に反対する議員がさらに二人出てきたとの報道を受けて、ドル円は下落が強まって、12時台には節目の112円を割り、111.989円まで値を下げる場面があった。111円台では買い意欲もまだ強いようで、ドル円は反発すると112円を下回らずに、17時台には112.375円まで値を上げていたが、昨日の安値がレジスタンスとなって、米国債利回りが低下すると再び下落に転じていった。20時台には再び111円台へと下落し、当日の安値を更新していたドル円は、その後も下落が続き、同日発表されたアメリカの経済指標も予想を上回るものはなく、NYダウが下落して始まると下げ幅を強めて23時台に一時111.685円まで値を下げていた。安値を付けた後のドル円は、NYダウが反発したこともあってか、112円近くまで値を戻し、その後は112円を挟んでレンジ相場となっていた。アメリカでは、ムニューシン米財務長官やロス長官が、貿易について発言をしたり、オバマケア廃止法案関連の報道がでていたがドル円相場への影響は限定的だったようだった。
【2017年7月19日 水曜日 ドル円相場】
レンジ相場となっていたドル円は、9時になると111.882円まで値を下げる場面があったが、レンジブレイクはダマシとなって値を戻して、今度は14時に112.231円まで値を上げる場面があり、昨日の小幅なレンジ相場は、上下にブレイクを試す結果となったが、上値のブレイクもダマシとなって、20時までは112円の膠着が続いていた。21時になるとドル円は米国債利回りの低下に伴い値を下げて、朝方の安値を更新すると、22時には111.556円まで下落していたが、111.5円をブレイクせずに米国債利回りが反転すると、ドル円も上昇し、そこからはNYダウ指数もジリジリと値を上げていたこともあってか、ドル円もジリジリと値を上げる展開が続いていった。
【2017年7月20日 木曜日 ドル円相場】
昨日からじりじりと値を上げていたドル円は、112円をブレイクできずに高値で停滞していたが、10時台になるとブレイクして上昇を強めていった。当日は、日銀の政策発表が予定されていたが、12時を過ぎてから、現状維持の政策が発表されていた。112円近くの値で日銀の発表を迎えたドル円は、懸念されていたETF減額についての変更がなかったことを好感したのか、発表後は日経平均株価が上昇し、ドル円も上昇を強めていった。18時には112.414円まで上昇したドル円だったが、112.5円の何度も値をもんでいるポイントで、上値が重くなりブレイクできずに値を下げる展開へと変わっていった。マーケットは、その後のECBの政策発表を待つこととなったが、20:45に金利が予想通り変更がなかったことが発表されるとドル円はやや下落していく中、ドラギ総裁の会見を待つ展開となっていた。ドラギ総裁の会見が始まる21:30に発表されたアメリカの経済指標は、甲乙入り混じる結果となっていた。ドラギ総裁の会見では、テーパリング観測を否定するような内容が見られたが、秋には議論を行うとの発言からECBは秋に緩和縮小を開始するとの見方が強まり、ユーロは上昇し、ドル円には下落圧力が強まっていたようだった。そんな中、「モラー特別検察官がトランプ氏のビジネスに捜査網を広げる」とのニュースが出てきて、ドル円は23時から下落が強まって、日本の日が変わったあとには111.480円まで下落して、昨日の安値を更新していた。ただ、安値更新後は反発し、再び112円台まで上昇し、その後は111.8円から112.1円でレンジ相場となっていた。
【2017年7月21日 金曜日 ドル円相場】
朝方には、昨日の急落を戻していたドル円相場だったが、方向感のない値動きを続け、午後に入ると値を下げ始めて、ジリジリと値を下げる展開が続いていた。下落の理由は、トランプ大統領の弁護士チームが大統領が自身を恩赦することについて議論しているとの報道や、アメリカが北朝鮮への渡航を禁止するとの報道や、スパイサー報道官が辞任するといったトランプ政権にネガティブな材料が断続的に重なって出てきたことが影響しているようだった。ドル円は、19時には昨日の安値を更新して、そのまま下げ続け、アメリカ市場が始まると、NYダウの下落につられて下げが強まり、NYダウは反発してもドル円レートはもどらずに、ジリジリと値を下げ続けて、一時111.011円まで値を下げていた。安値を付けた後は若干値を戻し、週の終値は111.10円近くで取引を終えていた。
【今後の見通し】
ドル円は、先週上昇トレンドが終了し、今週は下落が続くこととなった。6月のFOMCの安値108.788円から114,493円まで上昇した値幅の半値もすでに割り込んでいるため、しばらくは下落が続くと思われる。トランプ政権に対するリスクは日増しに強まっているようなので、引き続きヘッドラインには注意しておきたい。このまま行くと、トランプ大統領は、任期を待たずして辞任に追い込まれそうだが、もしかしたら、その時がマーケットの転換点となるかもしれない。次週も下値を追う動きに変わりはないと思うが、すでに350pips近い下落をしているので、次週は111円台で一旦揉み合う展開も頭には入れておきたい。
【次週の予定】
次週は26日(水)にFOMC政策金利発表が予定されている。金利の変更は今回はないと予想されている。今回は発表後のイエレン議長の会見もないが、発表内容にバランスシートの縮小開始時期についての言及があるかについて注目しておきたい。マーケットはバランスシートの縮小を9月開始の可能性が高いとみているようだが、もし開始時期に言及した時に、ドル円相場が上昇するのか下落するのかもよくわからないので、発表内容とともにマーケットの反応にも注目しておきたい。経済指標では、28日(金)のアメリカGDP速報値に注目。予想では強い数値が見込まれているが、予想を下回るとドルは売られる可能性が高いと思われる。
USD/JPY week O:112.464 H:112.862 L:111.011 C:111.119
USD/JPY予想レンジ 7月24日~7月28日 109.000-113.000

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