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悪化するアメリカと北朝鮮の関係 USD/JPY相場8月7日~8月11日

【2017年8月7日 月曜日 ドル円相場】
週末に消費税実施に関するニュースや国連安保理で北朝鮮に追加制裁決議がされたりしていたが、週明けのドル円相場は、窓を開けることもなく先週の終値と変わらない値からスタートしていた。ドル円は8時台に110.8円台まで上昇したが、そこからは値を下げて110円台後半で小幅な値動きに終始していた。米国債金利が上昇するとジリジリと上昇をしていき22時には110.9円台まで値を上げる場面もあったドル円だったが、111円台へと上昇することはなく、アメリカ市場時間でも小幅なレンジ相場を続けていた。当日はFOMCメンバーの発言もあり注目されていたようだったが、特に新しい材料もなくマーケットへの影響は限定的だった。
【2017年8月8日 火曜日 ドル円相場】
レンジ相場を続けていたドル円は、日本市場が開くと株価の下落につられてレンジを下方にブレイクして値を下げ始めていった。ドル円チャートでは110.5円では値をサポートしていたが、ジリジリと高値を切り下げ安値を更新していき、19時に110.5円を割り込むと21時には110.249円まで下落を強めていった。日本時間にトランプ大統領が当日重要なことを発表するとツイッターで予告していて、マーケットにどれほど影響を与えていたのかは不明だったが、ドル円の下落を見るにあまり好感はされていないようであった。このようなよくわからない告知予告をするならできればその場で発表していただきたいと思う。下落を続けていたドル円だったが、23時に6月米求人労働移動調査(JOLT)が発表されると、結果が統計開始以来最高の数字となっていたことから、米国債利回りが上昇し、ドル円もドル高が強まって上昇を強めて110.827円まで値を上げていった。上昇していったドル円だったが、日本の日が変わった後の深夜1時台に、北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の製造に成功したもようとワシントンポストが報じると、ドル円は値を下げていって110.3円台まで下落していった。4時ごろにはトランプ大統領がアメリカを脅さないように北朝鮮を警告していてドル円の値動きに影響を与えていたようだったが、下値を追う動きは続いていた。
【2017年8月9日 水曜日 ドル円相場】
昨日の安値110.2円台まで値を下げていたドル円は、7時台に110.2円を下方にブレイクし、節目の110円では一旦下げ渋る場面はあったものの、日本市場が開始した9時台に入ると110円を割り込み11時台には109.744円まで値を下げていった。北朝鮮がアメリカのグアム攻撃を8月中旬までに真剣に検討といったニュースがドル円の下落を後押ししていたようだった。その後は、一旦反発し110円台へと戻す場面もあったが、欧州市場時間に入るとアメリカの長期金利の下落につられて値を下げ始めて、当日の安値を更新し、21時台には109.561円まで下落を強めていった。109.5円近くには今年4月の安値から引くトレンドラインがあり、ドル円は割り込まずに反発すると、今度は8日につけた110.827円の高値から引くトレンドラインを上方にブレイクして、上昇が強まりアメリカ市場時間になるとユーロの売りからドル高傾向が強まって、23時台には110.161円まで値を上げていった。同日発表されたアメリカの経済指標が予想を上回っていたことも上昇を後押ししていたのかもしれない。その後のドル円は、2時には米10円国債の入札時間に合わせて若干上昇する場面もあったが、高値は更新せず110円を中心に値を上下する展開が続いていた。
【2017年8月10日 木曜日 ドル円相場】
ドル円チャートは、時間足でやや形は汚いが、逆三尊型のチャートを形成していて、9時になってネックラインにあたる110.161円を超え110.178円まで上昇したが、結果的にダマシとなって、日経平均株価が大幅に値を下げていったこともあって、そこから値を下げ続けることとなっていった。下落を続けるドル円ではあったが、109円台では買われる場面もあって反発をしていたが、18時を過ぎて109円台へと値を下げていくと、そこから110円台へ値を戻すことはなかった。市場では21時30分に発表が予定されていたアメリカの卸売物価指数(PPI)に注目が集まっていたようだったが、発表された数値が予想を下回る結果だったことから、ドル円は109.5円台まで値を下げていった。109.5円では一旦は値がサポートされたようだったが、NYダウが下落してはじまるとドル円は23時に109.5円を下方にブレイクして109.2円台まで値を下げていった。アメリカ市場時間にはNY連銀のダドリー総裁の発言もあったが、マーケットへの影響は限定的のようだった。ドル円はNYダウの下落につられてそのままじりじりと値を下げ続けて安値を更新していった。
【2017年8月11日 金曜日 ドル円相場】
ジリジリと値を下げ続けていたドル円は、109円台を何とか維持していたが、日本市場が休みにも関わらず9時台になると109円を割り込んでいった。108円台では一旦は反発したものの、12時には108.907円まで値を下げて安値を更新したドル円だったが、その後は反発を強めて109.264円まで上昇していった。ただ、上昇後は再び108円台の安値近くまで値を下げ荒っぽい値動きとなっていた。市場は当日発表される予定のアメリカの消費者物価指数(CPI)に注目が集まっていて、ドル円は期待感からか発表前にジリジリと値を上げて109.2円台まで上昇していったが、発表された数値がすべて予想を下回る結果だったことがわかると、当日の安値を更新して108.729円まで急激に値を下げていった。値を下げた後のドル円は特に大きな理由がない中で反発し、109.4円台まで上昇する場面もあったが、上昇が一服したあとは値を下げて108.9円から109.2円の値幅で上下して109.147円で週を終えていた。
【今後の見通し】
先週のチャートでは上昇が期待できる形となっていたドル円だったが、今週は下落が続き安値を更新し108円台まで値を下げていった。週足チャートでは、6月の安値108.788円も更新して、4月の安値から引くトレンドラインをブレイクしたまま終わっており、このまま下落が強まる展開に注意したい。
USDJPYMON
ドル円は、このまま下落が強まって4月の安値を更新した場合、しばらくは上昇は期待できないかもしれないので、108円を下回ることがなく反転することができるかに注目しておきたい。日足のローソク足では金曜に下髭を作ることができたため、次週月曜反発するような流れになれば、少なからずここからの反転の可能性は残されているとみておきたい。
【次週の予定】
次週は15(火)のアメリカの輸入物価指数と小売売上高に注目。16(水)にはFOMC議事要旨の公開もあるため、内容を確認しておきたい。直近の連銀総裁の発言から9月にバランスシートの縮小が開始されるのは間違いなさそうだが、バランスシートの縮小では今のところドル高に傾くことはなさそうに思える。緊迫を強める米朝関係では、8月中旬に北朝鮮がグアム沖へのミサイル発射を検討との報道が出ているので、本当に発射されるのか、発射された時のアメリカの対応はどうなるのかに注意しておきたい。
USD/JPY week O:110.724 H:110.916 L:108.729 C:109.147
USD/JPY予想レンジ 8月14日~8月18日 108.000-112.000

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