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2014年衆議院議員選挙と2016年ダブル選挙の可能性

まだ先の話ですが来年の2016年7月には参議院議員選挙が予定されています。その選挙に合わせて衆議院解散をしてダブル選挙をするのではないかという話が少し出ているようです。

首相周辺に消費税10%延期の声、衆参ダブル選と連動の思惑(ロイター)

相場のアノマリーで「解散は買い」といわれるように2014年の衆議院議員解散は相場に大きな影響を与えました。
【2014年の衆議院議員解散】のドル円チャート/日足
日銀追加緩和

もしダブル選挙となったら今回も相場への影響は大きいと考えられます。そこで直前になってから慌てないように、事前にそういうこともありえると考えて前の衆議院議員解散の流れを振り返っておこうと思います。

2014年10月31日 日銀追加緩和を決定
2014年11月21日 衆議院解散
2014年12月2日 公示
2014年12月14日 第47回衆議院議員総選挙施行

参考:第47回衆議院議員総選挙(2014年)

前回の衆議院議員解散はこんな流れでした。細かい部分を補足すると日銀追加緩和前にはメディアに衆議院議員解散の話は出ていなかったと記憶しています。日銀追加緩和によって市場に衝撃が走ったのち、しばらく日をおいて政府やメディアの動きが慌ただしくなって解散総選挙をするようだという話が流れ出し、安倍総理大臣が11月9日-17日の外国訪問から戻ってきて21日に解散を宣言した時には市場はほぼ解散を織り込んでいたように覚えています。
衆議院解散の大義名分は消費税増税の延期を決定しその判断の是非を国民に問うこととなっていました。そして結果は与党の圧勝(与党326:野党149)で終わりました。
2016年の衆議院解散でもその理由にメディアで考えられているのが「消費税増税の延期」となっています。2014年の解散前には日銀が追加緩和を決定しましたが、この決定が消費税増税の延期や衆議院解散と関係があってのことかはわかりません。しかし、万が一同じような流れになるなら、今回も日銀が衆議院解散決定前に追加緩和に踏み切ることがあるかもしれません。そこで日銀のスケジュールも見ておきます。

2016年日銀金融政策決定会合のスケジュール
1月28日(木)・29日(金)
3月14日(月)・15日(火)
4月27日(水)・28日(木)
6月15日(水)・16日(木)
以下略

参考:金融政策決定会合の運営

上の日程の中で選挙と絡めて日銀が動きそうなタイミングは4月がもっとも可能性が高そうです。1月は12月に緩和の保管措置をしたことでその影響を見極めるためにも早々に動くことはないと予測できます。6月は衆参ダブル選挙をするなら日程的にタイトすぎて動けません。もし解散ダブル選挙が現実化しその前に日銀が動いた時の予想できる日程は下のようになりました。

2016年4月28日 日銀追加緩和
2016年6月1日 衆議院解散
2016年7月10日 衆参ダブル選挙

こんなに都合よく同じ展開になるとは思えませんが、消費増税は現時点の日本経済にはとても厳しく、延期を決断する可能性は0ではないと思えます(希望こみ)ので、頭の片隅に置いておいた方がいいとは思います。また衆議院解散に合わせて日銀が追加緩和に動く可能性は低いとも思いますが、延期がなければ2017年4月には消費増税が控えていて、増税前に景気の下支えをする意味では2016年4月は追加緩和をやるとしたらタイミング的にはここの可能性が高いようにも感じます。2014年10月に緩和をしたタイミングでも、その後延期となった消費税増税が1年後の2015年10月に控えていました。

政治はいろいろな思惑が働くので誰にも予想は不可能です。我々トレーダーはあらゆる可能性を考えてその時にどう対処するか事前に考えておくのが生き残りのために重要な戦略です。ここに書いた流れが現実的になれば2016年4月から相場は大きく動くかもしれません。2016年ダブル選挙は一つの可能性として注意しておきたいと思います。

2016/2/6追記しました。

日銀が1月にマイナス金利の導入というサプライズをもって追加緩和を行ったことで上の解散ダブル選挙が日銀追加緩和と合わせて行われる可能性は低くなりました。一部で4月解散説も出ているようです。

安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が例年より早い4月9日に設定(毎日新聞)

上のニュースでは5月下旬の伊勢志摩サミットについても触れています。選挙の可能性を考えるにはそのスケジュールも考慮に入れておく必要があると言えます。

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