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上昇する株価と下落するドル円相場 USD/JPY相場10月9日~10月13日

【2017年10月9日 月曜日 ドル円相場】
トランプ米大統領が週末に軍事行動を示唆するような発言をしても、週明けのドル円相場は特に影響を受けず、窓を開けずにスタートしていたが、開始早々値を下げると7時台には112.320円まで下落していた。下落の要因ははっきりとしないが、8日に米国とトルコがほぼすべてのビザ発給を互いに停止したというニュースがあり、トルコリラが大きく売られていたことでドル円にも影響があったようだった。値を下げた後のドル円は、すぐに112.5円台まで上昇すると、そこからは日本が祝日で市場も休みだったこともあってか、112.6円を中心としてレンジ相場となっていった。ドル円は、欧州市場に入っても小幅な値動きをつづけ、そのままアメリカ市場時間へと移行していったが、アメリカもコロンブスデーで祝日となっており、株式市場は取引をしていたが、特に材料もなかったため小幅な動きが続く展開となっていた。翌日の10日が北朝鮮の党創建記念日となっていてミサイル発射が警戒されていたことも取引を控える動きにつながっていたようだった。
【2017年10月10日 火曜日 ドル円相場】
昨日の小幅なレンジ相場のまま112.6円台で推移していたドル円は、9時台に日本市場が開始されると、当日が連休明けのゴトー日ということもあって期待からドルが買われたのか、112.823円まで上昇してレンジ相場を上方にブレイクしたかに見えたが、仲値の時間を待たずして上昇は終わり、高値をつけた後は値を下げ始めてブレイクはダマシとなってレンジ相場に戻っていった。ドル円は、警戒されていた北朝鮮のミサイル発射がなかったことから上昇する展開になるのではという期待感もあったようだが、結局ミサイル発射はなかったが15時を過ぎると下落が強まっていき、今度は下方にレンジをブレイクして値を下げて19時台には112.265円まで下落して、昨日の安値と先週の安値を更新していた。スペインのカタルーニャで起こっていた住民投票からの独立の動きで自治州首相をスペイン当局が逮捕するといった報道もあったが、これがドル円相場に影響を与えていたかは不明だった。ドル円は安値更新後はやや反発したが、22時を過ぎると米国債利回りの低下から再び下落が強まって、23時台にはストップを狩るような動きから111.990円まで値を下げていった。112円を一時的に割り込んだドル円だったが、そこからは強く反発して、112.5円近くまで値を戻していった。日本時間の深夜1時に予定されていたカタルーニャ首相の演説は2時に延期されたようで首相が独立宣言はせず、独立の動きは一時停止すると発言したことでユーロはやや荒い値動きをしていたが、ドル円相場への影響は不明だった。
【2017年10月11日 水曜日 ドル円相場】
112.4円台まで上昇していたドル円は、9時を過ぎると下落が強まって、112.2円台まで値を下げていた。ドル円は、そこから反発すると11時台には112.5円を超えて112.582円まで値を上げていたが、上昇は強まらずに再び値を下げていった。ジリジリと値を下げていったドル円は、21時台には112.081円まで値を下げていたが、昨日の安値は更新せずに反発していった。23時にはアメリカのJOLT労働調査の数値が発表されていて、発表後ドル円はやや値を下げたが、日本の選挙の序盤調査で与党優勢の報道を受けて日経平均先物の上昇が強まったり、FRBの各連銀総裁の発言、米国債の入札や、日本時間深夜3時に公開されるFOMC議事要旨への期待もあったのか上昇を続けていた。2時台には112.566円まで上昇していたドル円だったが、朝につけた高値を更新できずに3時を迎え、FOMC議事録で低インフレへの懸念が示されていたことからドル売りが強まって112.3円台まで値を下げていった。ただ、下落も続かずに、その後は、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁の利上げに関する発言に反応していたのか112.5円台まで値を戻す場面もあった。
【2017年10月12日 木曜日 ドル円相場】
112.5円台まで値を戻していたドル円だったが、アジア市場時間では下値を追う動きが強く16時には112.2円近くまで値を下げ、その後は反発したが、112.5円を超えることはなく、小幅なレンジの値動きとなっていった。ドル円は、21:30に発表された米卸売物価指数(PPIコア指数)の数値が予想を上回っていたため値を上げる場面もあったが、レンジの範囲内で推移していた。深夜2時台には112.123円まで値を下げる場面もあったが、これはその前の1時40分頃に北朝鮮で地震があったことが影響していたようだった。地震はあとで自然地震だったと観測されていたが、報道の当初は真相が不明だったために一時的にリスクを避ける値動きとなっていたのかもしれない。
【2017年10月13日 金曜日 ドル円相場】
昨日は小幅な値動きを続けていたドル円だったが、上値を切り下げ下値を更新する展開が続いていて、朝から値を下げて11時台には112.017円まで下落していった。ドル円と直接的な関係はないが、ビットコインは中国の規制緩和観測で上昇が強まって値を上げ続けていた。下落していたドル円だったが日経平均株価は強い上昇を続けていて、21000円を超えてきたこともあって、つられてドル円も一旦は反発していたようだった。今年に入ってからの日経平均とドル円の相関は徐々に崩れていて、現在は日経平均株価につられてドル円が上昇する場面は少なくなっている。これは円高株高の流れだが、2017年以降に円安株安になると予想しているので、前触れのような気もする。ドル円の反発は弱く、15時を過ぎると仕掛け的な値動きで112円を割り込んで下落を強め111.8円台まで値を下げていった。ただ、111円台ではドルを買う動きも強いようで、ドル円は再び反発して上昇し、当日発表予定だったアメリカの消費者物価指数(CPI)、小売売上高が、直近のアメリカの経済指標から強い数値が予測されていたことから期待感もあったのか指標発表時間まで上昇が続いて112.2円近くで指標発表を迎えていた。同日には内閣支持率低下の報道もあったが、日経平均先物は対して下げず高値を維持していた。21:30に発表された数値は軒並み予想を若干下回っていたため、発表直後にドル円は急落して111.6円台まで値を下げていった。下落が強まったドル円だったが、その後の23時に発表されたミシガン大学消費者態度指数の速報値が予想より強い結果となっていたことで、やや反発を強めたが、112円台へと値を戻すことはなく、そのまま週末の小幅な値動きとなっていき、111.8円台で週の取引を終えることとなった。
【今後の見通し】
ドル円は、今週週足で陰線を作り、前週の高値は更新できず、安値を更新してしまっているので、先週まで続いていたとみられる短期上昇トレンドは終了したとみられる。ドル円が一旦調整を挟んで、再度上昇する可能性があるとすれば、今回の107.319円から113.434円までの上昇のおおよそ半値である110円までの下落で反転の可能性が出てくるかもしれない。半値調整で再度ドル円が上昇できなかった場合、110円を割り込んで再び下落が続いて今年の安値を更新する可能性も出てくるかもしれないので注意をしておきたい。
【次週の予定】
次週は北朝鮮の動きに注目しておきたい。すでに北朝鮮がグアム周辺へのミサイル発射を再び示唆したり、ミサイル搭載の移動式発射台に動きがみられていることから、次週は高い確率でミサイルが発射されると思われる。16日からは米韓が軍事演習を実施する予定があり、18日からは中国の党大会が開催されることから、それらに合わせてミサイル発射が行われると思われる。発射されるミサイルの種類やその方向、結果などでマーケットの反応は異なると思われるので、予測はできないため注意したい。もっとも注目したいのは北朝鮮の発射を受けたアメリカと中国の反応。アメリカが先制攻撃に踏み切る判断をするきっかけとなるのか、中国が北朝鮮に介入を強めるきっかけになるのかはわからないが、両国の動きには注意しておきたい。真相は不明だが下のようなニュースもあった。

中国、党大会で異例「北朝鮮問題の重大決定」か

ここ最近の北朝鮮に対する中国の反応や、アメリカが北朝鮮を攻撃することで想定される中国が被るデメリットを考えると、ミサイル発射で米国側の北朝鮮に対する先制攻撃の可能性が極度に高まったら、党大会後に中国側が北朝鮮に対して良くも悪くも何かしらの動きをすることがあるかもしれない。
USD/JPY week O:112.653 H:112.823 L:111.692 C:111.868
USD/JPY予想レンジ 10月16日~10月20日 110.000-113.500

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