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衆議院議員選挙が終わったあとのドル円相場 USD/JPY相場10月23日~10月27日

【2017年10月23日 月曜日 ドル円相場】
週末日曜は日本で衆議院議員選挙の投票が行われていて、投票が終わり出口調査の結果がでると事前の予想通り与党の圧勝となっていた。自民党は議席を減らすことが懸念されていたが、与党で3分の2の議席を確保できたことが好材料として捉えられたのか、週明けのドル円相場は、113.8円台で上窓を開けてスタートしていた。8時台には114.099円まで値をあげて、一時114円台をつけていたが、9時になって日本市場が開始されると利益確定の売りもあったのか値を下げて、その後は113円台後半で推移していった。週末に、スペインのカタルーニャで自治権の一部が停止されたことから、週明けユーロがやや売られていたこともややドル買い要因となっていたようでもあった。ほかに、週末イエレンFRB議長が量的緩和が「また必要に」になるとの発言をしていたが、イエレン議長の続投の可能性がほぼないとみられているためか、発言の影響はなかった。アジア時間から欧州時間までは小幅な値動きになっていたドル円は、NY市場時間になると、やや値を下げ始めて、深夜4時台にサポートされていた113.6円を下抜けてくると、NYダウの下落と米国債金利の下落に合わせて下値を追う動きが強くなったようで、113.250円まで値を下げて朝方開けた窓を埋めていた。
【2017年10月24日 火曜日 ドル円相場】
昨日アメリカ市場で下落していたドル円は、朝方に113.5円近くまで上昇していたが、113.5円を超えられずに値を下げると10時台には昨日の安値と同じ113.250円まで値を下げていた。値を下げても、ドル円は下値は固く、日経平均株価が上昇するとつられて値を上げて反発していった。ドル円は米国債金利の上昇が続いていたこともあって、値を下げず、米国債利回りのレジスタンスラインとなっていた2.4%では利回りが上回れず弾かれていたが、欧州市場時間に入って、2.4%を超えてくると、ドル円もジリジリと上昇を強め、113.8円を超えていった。23時に発表されたリッチモンド連銀製造業指数は予想を下回っていたが、ドル円は金利に支えられて底堅く推移し、日本の日が変わる0時台には114円台をつけるところまで上昇していた。ただ、114円台からは上値も重いのか、上昇は強まらずに、やや値を下げて、3時台に入って共和党上院議員の3人が税制改革を支持しない可能性があるとの報道を受けて113.543円まで下落していったが、その後、共和党上院議員団の昼食会でトランプ大統領がFRB次期議長について、テイラー氏とパウエル氏で挙手の判断を求めたところテイラー氏支持が多かったようだとの議員発言を受けて、値を戻して再び114円を伺うところまで値を上げていった。
【2017年10月25日 水曜日 ドル円相場】
ドル円は114円近くまで上昇していたが、114円は超えられずに、高値で小幅な値動きとなっていった。ドル円は16連騰していた日経平均が値を下げると、下落につられて値を下げてはいたが、113.7円台では底堅く推移していて、下落にはつられたものの、全体の値動きはドル円と日経平均は異なるものとなっていた。ドル円は、上値が重かった114円を17時になってから上抜け、米国債利回りの上昇もあって、18時には114.244円の高値をつけていた。上昇後のドル円は114円台を維持していたが、NY市場で取引が開始されるとNYダウの下落につられて値を下げていき、25時台には113.479円まで下落していった。ドル円は、株価の動きだけでなく、北朝鮮が再び大気圏での核実験を示唆したことでリスクオフが強まって売られ、同日のカナダ銀行の政策金利発表で下落していたカナダドルの値動きにもつられて値を下げていたようだった。同日発表されていたアメリカの経済指標はどれも予想を上回っていたが、ドル円の値を支える動きにはなっていなかった。安値を付けた後のドル円は、113円台後半まで値を戻していた。
【2017年10月26日 木曜日 ドル円相場】
下値を追う動きが続いていたドル円は、朝方から値を下げていき、米国債金利の低下もあって、10時台に昨日の安値を更新して113.370円をつけて一旦反発したが、14時台には再び安値を更新して113.344円まで下落していた。ただ、安値更新後のドル円は反発して値を上げていき、113円台後半で推移していった。当日はECB政策金利に注目が集まっていて、20:45の発表時間になると来年から債券購入額を減らし、買い入れ期間は延長すると表明されたことでユーロが売られていった。発表時間のドル円の値動きは限定的だったが、ユーロが売られドル高傾向になるとジリジリと値を上げていき、イエレンFRB議長が次期議長候補から外れたようだとの報道を受けて、ドル高がやや強まっていたようだった。21:30に発表されたアメリカの新規失業保険申請件数は予想を上回っていたものの、ドル円の値動きは限定的となっていて、アメリカ市場が始まると米議会下院で予算決議案可決したことを受けてドル高が強まり、ドル円は0:00台には114円台をつけるところまで上昇していった。その後は一旦は値を下げたものの、ドル円は再び上昇すると114円を挟んで小幅な値動きとなっていった。
【2017年10月27日 金曜日 ドル円相場】
ドル円は114円台へと値を上げていくと、113円台へは戻さずに、日経平均株価の上昇につられて値を上げていった。15時には114.3円台まで上昇していたドル円は、高値を更新したあとは一旦売られて113円に戻る場面もあったが、底堅く推移して再び上昇していった。21:30には注目のアメリカのGDP発表が控えていて、結果が予想を上回る3.0%だったことがわかると、ドル円は114.447円まで買い上げられたが、7月につけていた高値の114.493円は超えられなかった。その後のドル円は、カタルーニャで州政府が独立宣言したことがわかるとリスクを回避する動きとなり、合わせてFRB次期議長がパウエル氏が優勢との見方も出てきて、113.7円台まで値を下げていった。値を下げた後のドル円は一旦は反発していたが、114円台にもどせずに値を下げると安値を更新して、週の終値は113.6円台となっていた。
【今後の見通し】
ドル円は今週も上昇し、114.447円まで値を上げていたが、金曜には下落して週足は陰線となっている。週足のローソク足は十字を示し、上昇は続いていたものの一旦は調整しそうな形となった。115円近くには月足で引けるトレンドラインが位置しているので、引き続きこのラインのブレイクに注目しておきたい。ドル円は、このまま調整せずに上昇する展開も考えられるが、投機筋の円売りポジションも膨らんでいるので、上昇するにしても値幅か時間の調整が必要だと思われる。値幅で調整する場合には、111円台近くまで調整する可能性もあるとみておきたい。
【次週の予定】
次週は31日(火)日銀、11/1(水)FOMC、11/2(木)英中央銀行と中央銀行の政策金利発表が相次ぐ、今回は日本とアメリカの政策に変更はないと思われるが値動きには注意したい。経済指標は11/3(金)の米雇用統計のほか1日のADP雇用統計、ISM製造業景況指数、3日のISM非製造業景況指数に注目。11月3日からトランプ大統領がアジアを歴訪し、11月5日には来日も控えている。トランプ大統領の動きに合わせて、北朝鮮情勢に動きもありそうなので警戒はしておきたい。月末でイベント多数の中、月替わりのフローにも注意。
USD/JPY week O:113.814 H:114.447 L:113.250 C:113.681
USD/JPY予想レンジ 10月30日~11月3日 110.000-115.000

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