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感謝祭前に売られたドル円 USD/JPY相場11月20日~11月24日

【2017年11月20日 月曜日 ドル円相場】
週末特にマーケットに影響を与えそうなビッグニュースもなく、ドル円相場は、窓を開けずに先週の終値からほとんど変わらずスタートしていたが、8時になると下落が強まって先週の安値を更新して111.891円まで値を下げていた。ドイツでメルケル独首相の連立政権交渉が決裂となったことからユーロが下落してドル円もつられて値を下げたようだった。安値を更新しても、ドル円は下落が加速することはなく112円台へと値を戻したあとは、111.95円から112.2円でレンジ相場となっていた。欧州市場時間に入ると徐々に下値をきりあげていき、ドル円は22時からの米国債金利の上昇に合わせて上昇して、24時に発表されたアメリカの景気先行指標総合指数が予想より強かったこともあってか、日が変わった後の4時には112.717円まで値を上げていった。その間の深夜2時前にはトランプ大統領が北朝鮮をテロ支援国家に再指定したり、4時頃にはイエレンFRB議長が議長退任後は理事として残らないと表明していたがマーケットへの影響は特にないようだった。
【2017年11月21日 火曜日 ドル円相場】
昨日安値から高値をつけたドル円は、ジリジリと下げながらも下値も112.5円はすでに底堅くなっており、小幅な値動きで推移する展開が続いていった。11時台には再び112.701円まで上昇する場面もあったが、昨日高値を更新できずに値を下げると、15時には112.5円を割り込んで値を下げたが、下値は引き続き底堅く下落が強まる展開とはなっていなかった。21時台には112.6円台まで値を戻していたドル円だったが、NY市場時間に入って米国債利回りが下落し、債券利回りがチャート上でもダブルトップのネックラインを割り込んで下落が強まったことから、ドル円も値を下げて23時台には、112.1円台まで値を下げる場面があった。しかし、安値を付けた後の反発も強く、一旦は112.5円台まで戻す場面があったが、その後再び値を下げると112.5円を上回れずに推移していった。
【2017年11月22日 水曜日 ドル円相場】
112.4円台で小幅な値動きとなっていたドル円は、日本時間の8時にイエレン議長の発言が予定されていて、マーケットは注目していたようで、発言に左右されてドル円相場は動き出していた。イエレン議長の「低インフレが一時的か確信できず」との発言が出ると、ドル円はドル売りが強まってやや売られていた。ドル円は10時台に112.193円まで値を下げて、時間足チャートでできていた三角持ち合い相場を下抜けた形となったが、昨日の安値更新はせずに、米国債金利の上昇に合わせて一旦は反発して値を戻したが、上値は重く再び下げ始めると17時には111.947円まで値を下げていった。安値を付けた後は、一旦は反転し21時台に112.174円まで値をあげたドル円だったが、22:30に発表されたアメリカの経済指標がどれも予想を下回っていたことから売りが強まって、安値を更新していった。明日が感謝祭でアメリカ市場は休場となるために手仕舞い売りもあったようでもあった。24:00に発表されていたミシガン大学消費者態度指数の確報値は良くなっていたが、ドル売りは続いて0時を過ぎると111.5円台まで値を下げていった。マーケットはその後の4時に公表される予定のFOMC議事録に注目が集まっていたが、ドル円は安値に張り付いたまま111.5円台でFOMC議事録の公表を迎えることとなった。FOMC議事録は全体的にハト派よりな内容となっていて、発表直後からドル円は111.5円を割り込んで111.141円まで値を下げていった。
【2017年11月23日 木曜日 ドル円相場】
FOMC議事録の発表後に安値を付けた後、ドル円は一旦反発して日本時間の朝方には111.3円台まで値をもどしていたが、9時になると下落が強まって、昨日の安値を更新して111.067円まで値を下げていた。安値は更新したものの、当日は日本が祝日ということもあってか売りは続かず、ドル円の値動きは111円台前半で小幅な値動きとなっていった。アメリカも感謝祭(ThanksGivingDay)で休場だったため、1日中特に材料もなくドルと円は小幅な値動きが続いた。
【2017年11月24日 金曜日 ドル円相場】
ドル円は、朝からじりじりと下値を切り上げていくと、9時に日本市場が開始されると休場明けということもあってか買いが強まり、レンジ相場を上方にブレイクして上昇が強まっていった。ドル円は111.5円で上値を抑えられていたが、14時に111.5円を超えると15時には111.557円まで値を上げたが上昇は強まらずに、17時前になって値を下げて111.5円を下回っていった。同じ時刻帯に首相との会談を終えた本田悦朗氏が「日銀人事の話してない」と発言していたことが売りを誘ったようだった。当日の日中には中国が中朝国境の橋を補修で閉鎖するとの報道があったがマーケットは特に反応を示していない様だった。111.335円まで値を下げた後のドル円は、引き続き底堅く推移していて、米国債利回りの上下につられて値を動かす展開となっていった。22時に入るとユーロ買いのドル売りが強まってユーロが上昇していき、ドル円はドル売りより円売りのほうが強かったようでユーロ円の上昇につられる形で上昇していった。23:45には米国のサービス業PMIの数値が発表されていて予想を下回っていたが、ドル円の反応は薄く上昇が続いていった。深夜1時台には、再び111.5円台まで値を上げていたドル円は、当日の高値を更新し111.623円まで上昇する場面もあったが、当日のアメリカ市場が短縮取引ということもあってか、小幅な値動きとなって111.5円台で週の取引を終えていた。
【今後の見通し】
今週、下落が続いたドル円は、111.067円の安値をつけたものの111円台で踏みとどまって金曜は若干反発している。週足は陰線となったため、ここから反転するのか、次週下落が続くのかは判断が難しいが、111.026円が9月安値と11月高値のおおよそ半値となるため、ドル円は半値戻しを達成して一旦は調整が完了したとみれる。次週下落が続いて110円を割り込んでくるようだと、もう一段下の値を試すことになる可能性はあるが、ドル円は引き続いて上昇し近く2015年の高値から引くトレンドラインをブレイクする可能性が高いとみているので、反転して上昇する展開を予想しておきたい。上昇するのか、下落するのかは、感謝祭明けのアメリカ議会で税制改革法案がどのように進展するかにかかっていると思われる。
次週は、月替わりもあるため月足の形にも注目しておきたい。ここからドル円が強く上昇する場合、11月の月足は陽線になると思われる。ここから月足を陽線にするには113.65円近くまでの上昇が必要だが、4日で2円程度上昇すれば達成できるので不可能とはまだいえない。チャートは、2014年10月のように月末に一気に相場が変わる場合もあるので、月が終わりチャートが確定するまでは判断してはいけない。アベノミクス開始以降、ドル円の11月はすべて陽線となっているが、2017年も陽線となるのかという点にも合わせて注目しておきたい。
【次週の予定】
次週は29日(水)アメリカGDP改定値、30(木)米個人消費支出(PCE)、12/1(金)ISM製造業景況指数に注目。感謝祭明けの市場参加者の動向とアメリカ議会の税制改革法案の進展状況が大きく影響しそうだ。月替わりのフローにも注意。
USD/JPY week O:112.117 H:112.717 L:111.067 C:111.510
USD/JPY予想レンジ 11月27日~12月1日 110.000-115.000

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