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国内、海外、法人のFX口座の比較と選び方

国内FXでレバレッジ規制がなかった時代は、国内、海外、法人のどのFX口座を選べばよいのかという悩みはなかったのですが、相次ぐ国内のFXレバレッジ規制によって、FXトレーダーはトレードを開始する前に、「国内FX口座、海外FX口座、法人FX口座のどの口座を利用するべきなのか」ということを考えなくてはいけなくなりました。

そこで、どの口座を利用すればいいのか悩んでいる人のために、国内、海外、法人のそれぞれのメリットやデメリットをまとめてました。下の説明を読むのが面倒な人に結論を先に書いてしまうと『FXで年間1000万円以上の利益を目標にしている人は国内の個人向けFX口座がベスト』な選択になります。それではその理由を説明していきましょう。

まず、国内、海外、法人の口座を選ぶにあたって、決め手となる点は大きく「レバレッジ」「スプレッド」「税金」の3つの違いです。

『国内FX口座』
レバレッジ:最大25倍
スプレッド:1pip(1銭)以下あり
税金:一律20.315%(申告分離課税)

『海外FX口座』
レバレッジ:100倍~1000倍以上
スプレッド:1pip(1銭)以上 ※国内より広い
税金:15%~50%(総合課税(雑所得))

『法人FX口座』
レバレッジ:最大50倍程度(変動制)
スプレッド:1pip(1銭)以下あり
税金:36.05%(法人の実効税率(所得800万円以上))

※レバレッジ、スプレッドは、ドル円通貨の参考値

上を見ると何だかどれがいいのかよくわからないというのが正直な印象だと思います。それもそのはずで、どの口座にも一丁一短あって万人に向いている口座というのはありません。取引のスタイルや目標とする利益金額によって国内、海外、法人を選ぶのが適切ですが、稼げる人は年間の収益見込みによって口座を選ぶのがベストな方法だと思います。その主な理由は『海外FX口座』『法人FX口座』は稼ぐ金額によって「税金」が変わってくるからです。

その中でも、『法人FX口座』は法人のレバレッジ規制によって利用するメリットは大幅になくなってしまい、現在の『法人FX口座』の利用はオススメできなくなってしまいました
ここでは『国内FX口座』『海外FX口座』の二つに絞って、年間の利益目標別に国内、海外のどちらがオススメなのか説明していきます。

・年間の利益目標が300万までの人には『海外FX口座』がオススメ
海外口座はハイレバレッジという大きなメリットの代わりに高い税率というデメリットがあります。海外口座のFXの利益に高い税率がかかるのは、海外口座の損益が雑所得として扱われているからです。
海外口座のFXで利益が出た場合には下のように課税されるようになっています。

【総合課税】(累進課税制度)
195万円以下 15%(所得税5%+住民税10%)
195万円超~330万円以下 20%(所得税10%+住民税10%)
330万円超~695万円以下 30%(所得税20%+住民税10%)
695万円超~900万円以下 33%(所得税23%+住民税10%)
900万円超~1800万円以下 43%(所得税33%+住民税10%)
1800万円超~ 50%(所得税40%+住民税10%)

(平成29年4月1日の税率、左から「課税される所得金額」「税率(内訳)」)

上の表のとおり『海外FX口座』を利用して収益を上げると330万円を超えてくると『国内FX口座』よりも割高な税率になってきます。
海外口座を利用するなら300万程度の利益がでたら国内口座に資金を移動してトレードするほうが税金を考えるとよいといえるでしょう。それでも、ハイレバはうまく活用することで短期間で大きな利益を狙うことができますので、高額の税金を払う覚悟で一気に大儲けを狙うというのも一つの選択肢です。何といってもハイレバには少額の資金から大きな利益が狙えるFXの夢があります。10万円からハイレバトレードで1億円にすることができれば5000万円近い税金の支払いが発生しますが、手元には5000万円くらい残せます。

・年間の利益目標が1000万円を超える人には『国内FX口座』がオススメ
すでにある程度の資金があって、年間の利益が1000万円以上見込めるという人には国内FX口座がベストな選択です。日本国内のFX口座は税金も約20%の申告分離課税と非常にシンプルでわかりやすくなっています。
唯一の問題点はレバレッジが海外FX口座、法人FX口座に比べて低いことですが、レバレッジの低さは資金力で補うことで利益を確保するしかないでしょう。
500万円の資金があれば、国内の25倍のレバレッジでもドル円なら100枚程度のポジションを持つことができます。維持率100%ではすぐに追証が発生してしまいますので、『国内FX口座』で安定して高い利益を出すことを目指すなら1000万程度の資金力があると十分ではないかと思います。

これらを合わせて考えると、これから少額の資金でFXを始める人には、下のような順番でステップアップしていくのが、FXでリスクを減らして大金を稼ぐ方法といえるかもしれません。

低資金で海外FXをはじめる

ハイレバレッジで300万円の資金に増やす

国内の個人FX口座に資金を移す

大きな利益を狙って資産を増やしていく

目標は億り人(おくりびと)!!

FXで恒常的に勝てる人なら上のようにステップアップして資金を増やしてFXで大金を得ることも夢ではありません!

最後に、国内FX口座、海外FX口座を活用して取引することを考えている人は注意しないといけないことがあるので下の内容もよく確認しておきましょう。

・損益を合算できない
国内FX口座、海外FX口座は、損益を合算して税金の申告をすることができません。それぞれの口座から資金を移動させる時には、税引き後の資金で計算しておくように注意してください。税金のことを忘れてしまうと、海外FX口座で大儲けしたけど、国内FX口座で全部の資金を失ってしまって、海外FX口座で発生した利益に対する税金が払えなくなってしまいます。

・海外FX口座は損失繰り越しができない
海外FX口座だけは年間で損失が発生した時に損失を繰り越すことができません。FXを始めたばかりの時には、利益が出ずに損失ばかりになってしまうことが多いのが普通です。これからFXを始める人は、いきなり海外FX口座を利用して取引を開始せずに、まずは国内のFX個人口座を使って経験を積んで、国内FX口座で勝てるようになってきたら、海外FX口座を使うようにしたほうがいいでしょう。

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