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クリスマス前に可決されたアメリカの税制改革法案 USD/JPY相場12月18日~12月22日

【2017年12月18日 月曜日 ドル円相場】
前週、米税制法案が可決される見通しとなったことからの期待感からなのか、週末特に材料がなかった中、ドル円は月曜に若干上に値を上げて112.7円近くからスタートしていた。7時台にドル円は112.441円まで値を下げる場面があり、同じ時間帯に南アフリカランドで荒い値動きが見られていたようだったが、ドル円の下落はランドの動きとは関係なかったようで、あとから取引ミスの可能性が指摘されていた。ドル円は日本市場が開始される9時台になると、112.827円まで上昇する場面があったが、その後は下落する流れへと変わっていった。112.5円では値がサポートされているようではあったが、21時を過ぎるとドル円は下落が強まって112.5円を割り込んで値を下げていった。NY市場時間にも値を下げていったドル円は、日本の日が変わった1時台に112.310円まで値を下げていたが、その後は米国債利回りの上昇もあって反転し112.5円台まで値を戻していった。
【2017年12月19日 火曜日 ドル円相場】
昨日反転して112.5円台まで値を戻していたドル円は、112.5円近くで値を膠着させてはいたが、朝方には12日高値から引けるトレンドラインを上方にブレイクしていて、底堅い値動きが続いていた。9時になるとやや値を上げる場面もあったが、ドル円は上値では売られていて、10時台に112.662円まで上昇するまでとなって、その後は小さな値動きとなっていた。16時、17時には112.510円まで値を下げる場面があったドル円だったが、112.5円を下回ることはなかった。小さなレンジ相場を形成していたドル円は、22時前にユーロの上昇につられてやや上昇を強めていき、当日の高値をブレイクすると米国債利回りの上昇に合わせて値を上げる展開へと変わっていった。ユーロ圏ではドイツ国債の利回り上昇をきっかけに債券利回りが上昇し、その影響で米国債利回りも上昇していたようだった。ドル円相場は、22:30に発表されたアメリカの経済指標が軒並み予想を上回っていたこともあって上昇を強めると、日が変わった1時には113円台をつけ、3時には113.074円まで値を上げる場面があった。アメリカでは引き続き税制改革法案が進展していて、4時半ごろに下院で法案が可決されていたが、すでに可決される見通しになっていたからか、マーケットの反応は薄かった。113円台まで上昇したドル円は、その後はやや値を下げて112円台へと値を戻していた。
【2017年12月20日 水曜日 ドル円相場】
112.8円台で推移していたドル円は、日本時間の朝6時台に、すでに下院で可決されたアメリカの税制改革法案が上院予算ルールに反している条項(比較的重要でない)があったために再採決が必要となったとの報道があったが、マーケットは特に大きな反応を示していなかった。ドル円は8時台に113円台まで値を上げる場面があったが、113円台を維持することはできず、113円を挟んで上下する展開が続いていた。アメリカでは現地時間で夜遅くまで上院における税制改革法案の採決に向けた動きが続いていて、日本時間の14時45分ころに見通し通り可決されると、ドル円はやや値を上げて113円台へと上昇したが、昨日の高値を超えられずに値を戻してしまっていた。値を戻したドル円だったが、引き続き底堅く推移していて、ジリジリと下値を切り上げていき、16時になると上昇が強まって、昨日高値を更新すると113円台から上値を伸ばす展開へと変わっていった。21時以降には米国債利回りが上昇を強め、2.5%に迫るところまで上昇していて、ドル円は金利上昇に支えられて上昇を続けていった。同日のアメリカの経済指標は予想を上回っていたが、発表直後のドル円レートはあまり動いていなかったが、ドル円はその後も上昇を続けていった。アメリカでは日本時間の3時を過ぎて、下院の再採決が行われ法案は予定通り可決されていたが、予想通りの結果なのでマーケットは反応していなかった。ドル円は、日本時間の朝方5時台には113.462円まで値を上げていて、ドル円が高値をつけた時間近くには、米10年債利回りが一時2.5%を超える場面もあった。
【2017年12月21日 木曜日 ドル円相場】
昨日高値をつけていたドル円は、その後、値を下げていて日本時間の8時から9時の間には113.2円台まで値を下げていたが、9時台に底をつけて反転すると再び上昇していった。12時前には日銀が金融政策について予想通り現状維持の発表をしていて、ドル円は発表を受けて113.447円まで値を上げていたが、113.5円を超えることができずに上値を叩かれているようだった。113.5円のレジスタンスラインは、16時になるとブレイクしドル円は上昇を強めていった。15:30からは日銀の黒田総裁の会見が開かれていたが、会見の影響もあって上昇を強めていたようだった。ドル円は17時台に113.632円まで上昇したが、そこからは値を下げていき、22:30のアメリカのGDP確定値が下方修正されたことで、発表直後はやや下落が強まったが下値は113.3円台で限定的となっていた。その後の23時の米住宅価格指数は予想を上回っていたため、ドル円は発表直後やや値を上げたが、上昇後は再び下落して安値を更新していた。安値を更新してもドル円は下落は強まらずに反転し値を戻したが、NY市場時間はドルが売られる流れが続いて、5時台には再び安値を更新し113.2円台まで値を下げていた。5時過ぎにはカタルーニャ州議会選挙の速報が入ってきていて、独立派優勢となっていたが、ドル円相場への影響がどこまであったのかはわからなかった。
【2017年12月22日 金曜日 ドル円相場】
すでにクリスマスが近く、ホリデーシーズンに突入していることもあって、ドル円は値動きが小さくなっていて113.2円から113.4円で小幅なレンジ相場を続ける展開になっていった。カタルーニャ州議会選挙の影響でユーロにはやや値動きが出ていたが、動きが小さい中ではドル円相場への影響は限定的になっていた。15時を過ぎると、ドル円はやや上昇を強めてレンジをブレイクする流れになっていったが、17時に113.444円まで上昇するに留まって、その後は再び元のレンジ幅に戻ってきていた。ドル円の値動きは小さかったが、仮想通貨市場ではビットコインをはじめ仮想通貨全般に売りが出ていて値を大きく下げていた。薄商いの中、22:30に発表されたアメリカの経済指標は、個人消費支出(PCE)が予想を上回っていたが、個人所得が予想を下回り、強弱まちまちとなって値動きは限定的だった。0:00には予想を上回る米新築住宅販売件数が発表されていたが、同じ時間に発表されたミシガン大学消費者態度指数の確報値は下方修正されていて、ドル円は一旦上昇したあと値を下げていった。113.2円台まで値を下げていたドル円だったが、その後は若干値を戻し、小動きのまま113.3円で週を終えていた。同日にはトランプ大統領が税制改革法案に著名したとヘッドラインが出ていたがドル円相場の反応はみられなかった。
【今後の見通し】
今週のドル円は上昇したが、先週の高値は更新できずクリスマス休暇前で週末は値動きが小さくなっていった。週足は陽線となっているので、次週の上昇が期待できるチャートにはなっているが、日足では上ヒゲの陰線が木曜日にできているため、週明けは一旦は下値を追う展開が予想される。ドル円は112円を下回らずに上昇できれば、114.3円近くに位置するトレンドラインをブレイクする可能性が引き続き高いとみておきたい。
【次週の予定】
25日はクリスマスデイ(Christmas Day)で日本以外の市場は休場となるため、限定的な値動きが予想される。26日はボクシングデイ(Boxing Day)でイギリスや欧州市場が休場となる。クリスマスシーズンを終えたあとの欧米の動きには注意しておきたい。あまり注目する材料はないが、アメリカの税制改革法案成立を受けて休場明けのマーケットがどのように反応するかに注目。次週で2017年の取引が終わるので月末、年末の値動きにも注意。
USD/JPY week O:112.712 H:113.632 L:112.310 C:113.296
USD/JPY予想レンジ 12月25日~12月29日 112.000-117.000

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