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株高でスタートした2018年相場 USD/JPY相場1月2日~1月5日

【2018年1月1日 月曜日 ドル円相場】
元旦のため主要なマーケットはすべて休場となっていた中、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「新年の辞」の中で「核のボタンは私の事務室の机の上にある」と発言し米国を威嚇していたが、同じ発言の中には韓国との対話への転換と見て取れる内容があり、北朝鮮が対話路線を模索し始めていることも垣間見えていた。
【2018年1月2日 火曜日 ドル円相場】
休場明けからスタートしたドル円相場は、2017年の終値からさほど窓を開けることなくスタートしていた。8時台になるとドル円は上昇が強まり、112.8円近くまで上昇する場面があったが、112.8円を超えられずに反転しジリジリと値を下げる展開へと変わっていった。ドル円は16時になると時間足チャートで引けていた下のサポートラインを抜け、17時を超えると先週の安値を更新して下落が強まっていき、19時台には112.119円まで値を下げていった。下落の要因としては、ドイツ国債の利回りが上昇したことでユーロが買われ、ドル売りとなってドル円の下落に影響していたようだった。米国債利回りは上昇していたが、ドル円は値を上げずにジリジリと安値を更新していった。23時を過ぎると一時112.050円まで値を下げていたが、昨年12月15日の安値を下回らずに反転するとそこからは米国債利回りに連動する形で反転上昇する流れとなって、深夜2時過ぎには112.30円を超えるところまで値を戻していった。
【2018年1月3日 水曜日 ドル円相場】
112.3円を中心に小幅な値動きとなっていたドル円相場は、8時台に112.170円まで値を下げる場面があったが、反転すると再びジリジリと上昇していく流れとなっていた。11時台には112.394円まで値を上げる場面もあったドル円だったが、上値には時間足レベルのチャートで確認できるトレンドラインが位置していたのと、112.5円が意識されているためか上値は重くなっていてブレイクできず小幅な値動きで推移していた。ドル円が底堅く推移していた理由としては、北朝鮮の金正恩氏が新年になってから対話姿勢を打ち出していることが影響しているようでもあった。ドル円は16時を過ぎると再び上昇し当日の高値近くまで値を上げたが、高値を更新できずに反転すると値を下げ始め、19時を過ぎると時間足チャートに引けるわかりやすいサポートラインを下抜けて、やや下落が強まっていった。同じ時間帯にはユーロが下落していて、ドル円はユーロにつられて値を下げていたようだった。ただ、下値は引き続き限定的で、ドル円は23時台に112.191円まで値を下げた後は、24時の米ISM製造業景況指数の発表後に予想を上回ったISM製造業景況指数の結果から急激に上昇し、上値を抑えていたトレンドラインもブレイクし112.496円まで値を上げたが、112.5円は超えられずに値を戻すと、その後はFOMC議事録の公表を待つ展開となっていた。ドル円の上値が重いのには米国債利回りが下げていたことが影響していたようだった。112.3円近くで迎えたFOMC議事録の公開(4:00)は、発表直後の反応こそ薄かったものの、時間が経過するとドル円は徐々に値を上げる展開へと変わっていき、0時台につけた高値を更新して112.605円まで値をあげていった。議事録の内容は特にサプライズはなかったが見通しが変わっていないことがドル相場にはポジティブな材料となったのかもしれない。値を上げた後のドル円は、一旦下落して調整したが、調整後は再び上昇する流れを維持していった。
【2018年1月4日 木曜日 ドル円相場】
日本市場が連休を終え年始を迎える中、ドル円は8時台に株高への期待感からか上昇を強めていって前日の高値を更新し、大発会を迎えた日経平均株価が23000円を超えてスタートし、その後も上昇を強めていった流れにつられてドル円も10時台には112.774円まで値を上げていた。しかし、ドル円は日本の株価のその後の上昇にはついていかず、値を下げる展開へと変わり、15時台には112.491円まで値を下げて調整していた。値を下げたものの112.5円の節目では反発したドル円は、その後は112.5~112.7円の小幅な値動きになっていった。ドル円相場が再び動いたのは22:15のADP雇用統計発表時間になってからで、予想よりも強い数値が発表されると、ドル円は上昇を強めて112.841円まで急激に値を上げる場面があった。ドル円チャートには四時間足で確認できる逆三尊型ができていて、112.8円がネックラインに近い値となっていたが、112.8円を超えても上昇は強まらずにドル円は値を膠着させ、その後は112.7円台から112.8円台の小幅な値動きで推移していった。
【2018年1月5日 金曜日 ドル円相場】
昨日からの112.7円台から112.8円台の小幅な値動きを続けていたドル円は、11時ごろに日本で緊急地震速報の誤報でやや値を動かす場面があったが、同じ値幅内で値動きを続けていた。ドル円は、13時を過ぎると昨日の高値を更新して、上昇が強まっていき、15時を過ぎると113円台へと上昇し、値を上げていく展開が続いていった。ドル円の上昇には、世界の株価が全般好調でリスクオンの流れとなっていた影響が大きいようだった。上昇を続けるドル円は、当日の米雇用統計への期待感もあってか、20時台には113.284円まで値を上げていたが、そこからは指標の発表時間を待つ展開となっていた。注目のアメリカの雇用統計は22:30に発表されて、平均受給は予想通りだったものの、雇用者数が予想を下回る結果となったことから、ドル円は売られて113.006円まで値を下げたが、下値は限定的で反転するとすぐに雇用統計前の113.2円近くに戻っていた。ドル円は24時に発表されたISM非製造業景況指数の数値も予想を下回ったことで再度値を下げたが、雇用統計の安値は下回らずに底堅く推移していた。その後のNY市場時間では、ドル円はジリジリと売られて週の終値は113.075円となっていた。
【今後の見通し】
今週のドル円相場は、はじめに112円程度まで下落し先週安値を更新した後、反転すると上昇を続け週足は陽線で終われたが、前週の高値には届かなかった。週足チャートでは下ヒゲの陽線となったので上昇が期待できる形にはなったが、前週の高値を更新できていない点には注意しておきたい。
ドル円が上昇トレンドになっているかはまだわからないが、次週も引き続き上値を追う展開となる可能性が高いとみておきたい。2015年の高値から引くトレンドラインは、月が変わって現在114円あたりに位置しており、引き続きこのラインを超えるかに注目。
【次週の予定】
次週は11日(木)卸売物価指数(PPI) 、12日(金)消費者物価指数(CPI)、小売売上高に注目。数値が良好であれば、ドル円の上昇をサポートするとみておきたい。その他では米国債の入札が複数予定されているので結果を確認しておきたい。
USD/JPY week O:112.600 H:113.296 L:112.050 C:113.075
USD/JPY予想レンジ 1月8日~1月12日 112.000-117.000

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