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何があっても売られるドル USD/JPY相場1月8日~1月12日

【2018年1月8日 月曜日 ドル円相場】
前週の終値からあまり変わらない位置からスタートしたドル円は、朝方にやや売られる場面があって、113円の節目近くまで値を下げる場面があったが、安値を付けた後はジリジリと値を上げる展開となっていった。日本が祝日で休場となっている中、ドル円はジリ上げ相場が続いて、16時には113.380円まで値を上げていったが、そこから欧州市場時間に入り、株価が軟調に推移するようになるとドル円も売られて下落基調へと変わっていった。ドル円は米国債利回りの低下に合わせて値を下げていき、22時台には112.881円まで下落していたが、米国債利回りが反転すると上昇し113円台へと値を戻していった。同日ドル円が下落基調にある時には、アメリカのトランプタワー屋上で火事が発生していたようだった。火事はすぐに消化されていたが、マーケットへ影響があったのかはわからなかった。
【2018年1月9日 火曜日 ドル円相場】
113円台へと値を戻していたドル円相場は、朝方ジリジリと上昇するも上値では輸出企業の売りが見られたとのことで113.2円を超えられずに下落へと転じていった。ドル円は、10時を過ぎると下落が強まって、11時台には112.5円割れを試すところまで値を下げていった。10時10分の日本の国債買入オペで減額が通知されていたことが日銀のテーパリング観測として材料視されたようで、ドル円の下落に強く影響していたようだった。値を下げていたドル円だったが、日銀の買入オペをきっかけにした金利上昇は、米国債利回りの上昇にも影響を与えていたようで、米国債利回りは17時台を過ぎると2.5%を超えるところまで上昇していて、ドル円は利回り上昇につられる形で値をやや戻して112.9円を超えるところまで上昇していたが、113円を超えられずに再び値を下げる展開へと変わっていった。ドル円は、22時台に当日の安値を若干更新して112.5円を割り込む場面があったが、112.5円台では再び反発していた。一旦は反発したドル円だったが、その後の日本の日にちが変わる0時過ぎには、再び値を下げて112.368円まで下落していった。安値を付けた後のドル円は、再度反発し、112.5円台まで値をもどしていった。アメリカの市場時間では、米国債利回りが上昇を続け、2.55%を超えていたが、ドル円は、円のテーパリング観測の影響が強かったためか上昇することはなかった。
【2018年1月10日 水曜日 ドル円相場】
112.5円を超えるところまで値を戻していたドル円は、8時台になるとやや上昇し、112.7円台まで値を上げていたが、それ以上は上昇することはなく、日本市場が9時から始まると値を下げる展開へと変わっていった。10時台には112.170円まで値を下げたドル円は、一旦は反発したが15時を過ぎると当日安値を更新して値を下げていった。ドル円は、111円台へと値を下げていくと、19時台には111.299円まで値を下げていた。19時30分頃にはブルームバーグから、「中国政府は米国債の購入の減額や停止を検討している」というニュースが、中国政府関係者の話として出ていたために、ドル売りが強まってドル円が売られていた。同じニュースをきっかけに米国債は売られ、米国債利回りは2.6%に迫るところまで上昇していたが、この金利の上昇は悪い上昇として受け止められていたようでドル円の上昇と相関していなかった。下落を続けるドル円は、21時台には安値を若干更新して111.271円まで値を下げていたが、下値では買う動きも強いようで値は膠着していった。22:30に発表されていたアメリカの輸入物価指数は予想を下回っていたが、ドル円は22時台には、111.5円を超えるところまで反発する場面も見られた。その後は、急激に値を下げた反動なのか値動きが小さくなっていき、111.3円から111.5円の間で小さなレンジ相場となっていった。
【2018年1月11日 木曜日 ドル円相場】
前日に111円台前半で底固い動きをしていたドル円は、9時を過ぎるとやや上昇が強まって111.5円台へと値を上げていった。日本国債の金利が上昇していたことから、当日の日銀の国債買い入れオペで指値オペがあるのではとの思惑もあってか、ドル円はジリジリと値を上げていったが、10時10分の通知では指値オペはなかった。国債買い入れ額は据え置きだったようで、日銀のテーパリング懸念は若干和らいだのか、ドル円はジリジリと値を上げる展開が続いていった。12時を過ぎると、昨日の中国政府関係者の話であった米国債の購入の停止について、中国政府から否定する報道がみられ、ドル円は上昇を強めて、16時台には111.872円まで値を戻していった。欧州市場時間に入ると、ドル円は売りが強まり値を下げていたが、111.5円を下回らずに底堅く推移していた。22:30に発表されていたアメリカの卸売物価指数(PPI)は予想を下回る前月比マイナスとなっていたため、ドル円は発表直後から売りが強まって、111.5円を割り込んで値を下げる展開に変わっていった。ドル円は株価が上げても、米国債利回りが上昇しても値を上げることがなくなり、ジリジリと値を下げる展開が続いて、3時の30年債入札時間を過ぎると、下落が強まって昨日の安値を更新して4時台には111.044円まで値を下げていたが、111円をかろうじて割り込まずに反転すると若干値を戻していった。
【2018年1月12日 金曜日 ドル円相場】
10日の安値近くである111.3円がレジスタンスとして機能しているように見えたドル円は、111.3円から上値が重かったが、8時台に111.3円を超えるところまで上昇したあと、9時台には仲値に向けた仕掛け的な売りで値を下げて111.053円まで値を下げていた。売られ続けていたドル円だったが、111円の節目では底堅く推移していて、引き続き111円を割り込まずに反発を強めると、17時を過ぎるころにはわずかばかりの上昇ではあったが111.433円まで値を上げていた。しかし111.5円を超えられずに値を下げはじめると、18時台には週の安値を更新して111円割れに迫るところまで値を下げて、その後も下値攻めが続き、20時を過ぎると111円を割り込んで110.971円まで値を下げる場面があった。111円を割り込んだドル円だったが、下落は強まらずに、反発して値を上げると、今度は22:30のアメリカの消費者物価指数(CPIコア指数)の予想を上回る結果に反応して、上昇を強めて111.7円に届く値まで値を上げていった。同じ時間に発表された米小売売上高は予想をやや下回る数値もあったがまちまちな結果とみられていたようだった。上昇を強めていたドル円は、そのまま反発を強めるかと思われたが、111.690円の高値をつけた後は、売りが続いて4時台には、ユーロが節目の1.22を超えてきたこともあって、ドル売りが強まり、週の安値を更新して再び111円を割り込んで110.914円まで値を下げていた。値を下げた後のドル円は111円を挟んで膠着したものの、週の終値は111円台で終わることとなっていた。
【今後の見通し】
今週のドル円は週の初めからドル売りが続き、値を下げ続けて週足は大陰線となっている。週足の形からは、次週も引き続き値を下げる展開に注意しておきたい。ドル円の111円は9月安値と11月高値のおおよそ半値に位置しているため次週値を下げるにしても一旦は111円を挟んで値を膠着する展開が予想される。ドル円は、下落を続けているものの11/27の安値110.841円を下回らずに週を終えているため、まだここから反発する可能性がわずかながらあるかもしれない。ここから下は110円の節目がサポートとして意識されると思われる。110円を割り込んでくるようだと月足の三角持ち合い相場の下限付近である108円近くを試す展開も頭には入れておきたい。
【次週の予定】
次週はまずは15日月曜日9:30頃に予定されている日銀黒田総裁の支店長会議挨拶に注目しておきたい。発言の中にテーパリングを否定する内容が含まれるかはわからないが、テーパリングに関する発言が見られれば円の値動きに影響を与える可能性が高いと思われる。そのほかでは、あまり注目する材料はないが、アメリカの各経済指標は結果を確認しておきたい。15日は米国市場が休場。
USD/JPY week O:113.123 H:113.380 L:110.914 C:111.049
USD/JPY予想レンジ 1月15日~1月19日 110.000-114.000

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