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2.6%を超えてきた米10年債券利回り USD/JPY相場1月15日~1月19日

【2018年1月15日 月曜日 ドル円相場】
週末アメリカのハワイ州で北朝鮮からハワイに向けてミサイルが発射されたという誤報がありニュースとなっていたが、週末の出来事であったため週明けのマーケットへの影響はなく、ドル円相場は前週の終値からあまり変わらない111前半からスタートしていた。ドル円は日本市場が始まる9時になると値を下げ始めて、111円を割り込み昨年の11月27日につけていた110.841円の安値をブレイクして下落が強まって値を下げていった。9:30前には予定されていた日銀黒田総裁の支店長会議挨拶があり、黒田総裁は引き続き緩和を続けるといつもと変わらないスタンスの発言がみられたが、円のテーパリング観測を打ち消す効果はなかったようで、ドル円相場の反発は見られず、ドル円レートは14時過ぎにはユーロドル相場がレジスタンスラインをブレイクしていたこともあって、ドル売りが進み110.579円まで値を下げていた。110.5円を前に一旦は反発をみせたドル円は、16時台に11月27日安値の110.841円を上回る110.9円近くまで値を上げていたが、111円に届かずに再び値を下げ始めると18時には安値を更新して、その後もジリジリと下落が続いていった。アメリカはキング牧師の日で市場は休場となっていたが、ドル売りは続いて日本の日が変わった3時台にはドル円レートは110.324円の安値を付けていた。
【2018年1月16日 火曜日 ドル円相場】
昨日安値を付けていたドル円相場は、110円の節目を前に反転の兆しを見せて110.5円台まで値を戻していた中、9時に日本市場が始まると国内輸入企業のドル買いがあったようで上昇を強めていった。12時過ぎには110.979円まで値を上げていたドル円だったが、111円を超えることができずに再び値を下げると、16時過ぎにドイツでメルケル独首相の連立協議が失敗となる見込みが強まったことからユーロの売りが強まって、ドル円はリスクオフの流れで売られて値を下げ17時台には110.605円まで値を下げていた。ドル円相場への直接的な関連はないが、当日はビットコインなどの仮想通貨が大きく値を下げていた。下落の要因としてはこれまでの仮想通貨のバブルが一部の人間による価格操作の疑惑があったり、各国で規制を進める動きが強くなっていたことがあったようだった。マーケットの関心が仮想通貨の値動きにとらわれたためか、ドル円相場は110.6円をサポートにして、上値は111円が重くレンジ相場となっていった。19時ごろにはNHKが北朝鮮ミサイル発射の誤報を発していたが、ドル円相場の反応は売りでも買いでも大きな値動きはみられなかった。22:30に発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数は、市場予想の数値を下回っていたが、ドル円の反応は限定的でだった。ドル円相場は、休場明けのNY市場でダウが売られ、ユーロ相場でドル売りが進んだことで一方的な下落を強めて、3時には110.6円のサポートラインを割り込んで、4時台には昨日の安値を更新して110.25円まで値を下げていた。
【2018年1月17日 水曜日 ドル円相場】
安値を更新していたドル円は、引き続き110円の節目を前に反発を見せていたが、9時を過ぎるとユーロドルで節目の1.23ドルをブレイクしたことからドル売りが強まって、ドル円も昨日の安値を更新して110.192円まで値を下げたが、110円を割り込むことはなく反発すると、ユーロドルも下落に転じていたことで、ドル円は上昇する流れに変わっていった。110円は節目ということもあるが、その下に2016年のトランプラリー開始時の安値と2017年の安値で引くトレンドラインが位置していて、値をサポートしているようでもあった。ドル円相場は、11時を過ぎて格付け会社のムーディーズが日銀の早期引き締めを予想してないとするヘッドラインが出ると、テーパリング観測が和らいだためか上昇を強めていった。13時過ぎには米国債利回りが昨日の高値を超えてきてドル円は金利上昇に合わせて値を上げて、14時台には110.924円の高値をつけていたが、111円を引き続き超えられずに下落に転じ、その後は昨日と同じく110.6円がサポートラインとなってレンジ相場になっていった。ドル円相場が動いたのは、月曜、火曜と同じ日本の日が変わったあとの3時過ぎで、3時台に110.605円の安値をつけてから反転すると、4時台には111円を超えて株価の上昇と米国債利回りの上昇に合わせて値を上げていった。4時にはベージュブックの報告があり、ドル円は111円を超えると111.3円台まで上昇を強めていった。
【2018年1月18日 木曜日 ドル円相場】
111円台へと値を上げていたドル円は、9時になるとやや売りが強まり111.193円まで値を下げる場面がみられたが、111円を割り込むことなく反転すると12時台には111.481円まで値を上げて高値を更新していた。その後は111.5円の節目がレジスタンスラインとなったのかドル円は、値を下げる展開へと変わり、14時台には9時につけていた安値を更新して111.1円台まで値を下げていた。当日は16:00に中国のGDPが発表されていて、発表時間が事前に変更になっていたことで注目を集めていたが、発表された数値は予想を上回っており、ドル円相場へ直接的な影響があったかはわからないが、16時台にはドル円はやや上昇する場面があった。ドル円は19時台に111.353円まで値を上げていたが、当日の高値を上回ることなく再び値を下げ始めていった。22:30にはアメリカの経済指標が複数発表されていて、結果がまちまちとなっていたこともあってか、ドル円の反応は限定的だった。米10年債券の利回りは当日に2.6%超えてきていて、ドル円は全般底堅く推移していたようだった。そんな中、アメリカ市場時間になると、毎度恒例となる米予算の期限が19日に切れる前に、マコネル上院院内総務が「政府機関閉鎖に備えている」と発言したことでドル売りが強まっていった。ドル円チャートでは111.1円をネックラインとする時間足レベルの小さなダブルトップチャートができていて、ネックラインを抜けるとドル円は売りが強まって、1時台には110.694円まで値を下げていった。ドル円は米国債利回りの下落につられて下げ幅を強めていたが、利回りはすぐに値を戻し、NYダウ指数も上下したものの堅調に推移していたこともあってか、5時台には111.197円まで値を上げていた。
【2018年1月19日 金曜日 ドル円相場】
111円台へと値を戻していたドル円は、9時を過ぎると110.849円まで値を下げる場面があったが、9時半を過ぎて米下院で暫定予算案が可決されたことでやや値を戻し、その後は仲値に向けてドル買いも見られて、10時台には111.125円まで値を上げていた。ドル円は111.125円が高値となると、その後はジリジリと値を下げる展開が続いて、111円を割り込んでいき17時台には110.488円まで値を下げていった。時間足レベルのチャート上では三角持ち合い相場が形成されていたドル円だったが、15時を過ぎて下のサポートラインをブレイクしたことに加え、WSJが日銀がインフレ目標達成に楽観的と報じたことで値を下げていったようだった。米下院で暫定予算案が可決されたものの、上院では否決される可能性が高かったこともドル売りにつながっていたと考えられる。それでも、米国債利回りは引き続き値を上げていて2.63%を上回る場面もあり、ドル円は金利に支えられて下値も限定的に推移していたようだった。24:00に発表された消費者態度指数の速報値は予想を下回っていたものの、ドル円の値動きはやや値を下げる程度で反応は薄かった。アメリカでは日本時間24:30に米政府機関のシャットダウンに関する会見が急遽予定されていたようだったが、予定通りに始まらず内容もマーケットに影響を与えそうなものではなく、値動きは限定的だった。ドル円は、米政府機関閉鎖の可能性は高かったものの、ダウが上昇し米国債利回りも上昇していたことで、5時を過ぎるとチャートで上値を抑えていたトレンドラインをブレイクしたこともあってか110.8円台まで上昇を強め、週の終値は110.7円台で引けていた。
【今後の見通し】
先週に引き続き値を下げたドル円は、110.192円まで下落したものの月足で引ける2016年のトランプラリー開始と2017年の安値で引くトレンドラインを前に節目の110円で反発した形となった。
USDJPYMON2018
週足では下髭を作ることができたが前週の終値を上回ることはできずに陰線となっている。日足チャートでは水曜日に大陽線を作ったが、その後値を下げて、金曜は木曜の安値を切り下げてしまっているので、引き続きの下落の可能性に注意しておきたい。株価、長期金利に相関が薄くなっているドル円だが、110円の節目を割り込まずに反転すれば、まだ上昇する可能性はあるとみておきたい。
【次週の予定】
次週は23日(火)に日銀金融政策決定会合終了後の政策金利発表があり、注目しておきたい。前週の黒田日銀総裁の発言はいつもと変わっておらず、今回の会見では直近のテーパリング観測を打ち消すことになると思われるが、火消しに失敗すれば逆に円が買われる展開になる可能性には注意したい。25日(木)にはECB政策金利発表があり、こちらも直近のユーロ高に対してドラギ総裁がどのような発言をするのか注目したい。26日(火)にはアメリカのGDP速報値に注目。
週末まで続いていた米議会では、日本時間の土曜日午後に暫定予算案が上院で否決されているため、週明けまでに議会で予算の見通しが立たなければ、週明けは一旦ドル売りで反応すると思われる。
USD/JPY week O:111.079 H:111.481 L:110.192 C:110.779
USD/JPY予想レンジ 1月22日~1月26日 110.000-114.000

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