FX分析ブログTOP > 過去チャート分析 > ドル円、長期トレンド期間の分析

ドル円、長期トレンド期間の分析

ドル円相場の過去チャートを振り返ると、過去に数年単位の長期で上昇トレンド、下降トレンドが出ていた期間がいくつかあることがチャートから分析できます。

【ドル円月足長期チャート】
USDJPY長期
※黄色の矢印がトレンドの高値、安値

それぞれのトレンドが継続して高値、安値をつけていた年月や期間をまとめると下の通りになります。

【高値、安値の年月】
高値、安値の年月
【トレンドの継続期間】
トレンドの継続期間

過去のドル円相場では長期的なトレンドでは最も長い期間で53カ月、最も短い期間で16カ月、平均すると35.6カ月程度トレンドが継続していたことがわかります。

アベノミクスから始まった上昇トレンドは、2011年10月から2015年6月で45カ月続いていたとみると、この期間は長期トレンドの平均期間を超えているので上昇相場は2015年6月でピークアウトしていたとみることができます。
2015年6月につけた高値でドル円相場が下降トレンド入りしているとみると、現在は2018年3月なので下降トレンドの期間としては34カ月目に入っていることになります。これはすでに過去のトレンドが継続していた期間の平均値に近い値です。

これらの数値は過去のチャートをみて、高値と安値を取り出しているので、やや後付け感がある見方になってしまいますが、ドル円相場の過去のトレンド期間を見ると、それぞれの期間において高値、安値を更新しないとトレンド転換していないとみることができます。

仮に、2015年6月から下降トレンドが始まって2016年6月に98.898円の安値をつけてドル円相場がトレンド転換している場合には、12カ月でトレンドが終了していることになるので、過去の長期トレンドが続いていた期間の最も短い期間を下回る期間になってしまいます。
ドル円はまだ2016年6月の安値を更新していないので2015年6月からの下降トレンドが12カ月でトレンドが終わって反転している可能性も残されていますが、2015年6月から続くドル円相場の下降トレンドは、高値から引いたトレンドラインのブレイクをできずに、2月に月足チャートの三角持ち合い相場を下方に下抜けたため、現在も下降トレンドが継続しているとチャートからはみてとれます。下降トレンドが継続しているなら、過去の例から見るとドル円は2016年6月の安値98.898円を更新しないとトレンド転換できないと分析することができます。

果たしてこの後ドル円は100円を割り込む展開となるのか、時間がたってみないとわかりませんが、ドル円相場が100円以下を試す展開となり、2016年6月の安値を更新した場合には、ドル円レートは95円近くまで下落する可能性もあるかもしれません。
チャート上では、下落が続く可能性が高くなっているドル円相場ですが、2015年6月から下降トレンドが続いているとみた場合には、このトレンドはすでに過去にトレンドが継続した平均期間35.6カ月に近くなっているので、100円以下の安値をつける局面ではその後の長期上昇トレンドに向けた買場になるとみておいたほうがよいかもしれません。

相場は過去の値動きと同じように動くとは限らないので、決めつけてマーケットと対峙するのはよくありませんが、ドル円の下降トレンドが継続するのか注目しておきたいと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加
オススメできるFX取引会社
スプレッドや約定率を比較して選んだFX初心者でも安心して使えるオススメのFX会社です。
FX業界最狭水準のスプレッドで全20通貨ペアで取引できるDMM FXなら取引チャンスを逃さずトレードできます!初心者でも簡単、安心、スマホからでも取引可能!
スプレッドが原則固定された裁量取引に向いているベーシックコースとMT4の自動売買に対応したプロコースから選べるFX取引会社です。

コメントを残す

名前