FX分析ブログTOP > トレード備忘録 > 電撃訪中していた金正恩氏とイースターの閑散相場 USD/JPY相場3月26日~3月30日

電撃訪中していた金正恩氏とイースターの閑散相場 USD/JPY相場3月26日~3月30日

【2018年3月26日 月曜日 ドル円相場】
前週の下落の流れを引きずったのか、ドル円相場はやや下に窓を開けてスタートしていたが、前週の安値を更新せずに7時台に104.632円の安値をつけてから、結果的にそこが週の安値となって上昇する展開となっていった。週末にアメリカで成立していた2018年度予算は、マーケットへの大きな影響はみられてないようだったが、上昇をサポートする材料にはなっていたのかもしれない。ドル円は9時を過ぎて上昇が強まり、10時台には105.049円まで上昇したが、そこからは一旦値を下げて105円を中心に値をもんだ後、株高につられる動きもあって、15時を過ぎると高値を更新して上昇が続いていった。上昇を続けるドル円は、22時過ぎには105.258円まで値を上げていたが、22時を過ぎてからアメリカやドイツをはじめとした欧米各国から、ロシア外交官追放の報道が流れてくると報道の直後の反応は限定的だったのもの下落に転じていき、0時過ぎには再び105円を割り込む場面も見られたが、NYダウ指数が下落から反転すると再び値を上げる展開へと変わっていった。NY市場では、ムニューシン米財務長官の発言をきっかけにして米中貿易戦争の懸念が後退していたようで、株高へとつながっていったようだった。NY市場時間のドル円は上昇が続き、105.5円に迫るところまで値を上げていった。当日は中国に北朝鮮の高官が訪中しているようだとの報道が出ていて、金正恩委員長の可能性も指摘をされていたが、誰が中国を訪れていたのかは公開されておらず、謎に包まれたままだった。
【2018年3月27日 火曜日 ドル円相場】
105.5円に迫っていたドル円は、日が変わると早々に105.5円を超えていき引き続き値を上げる展開が続いていた。日本では、財務省の公文書改竄問題で佐川前国税庁長官が国会に証人喚問をされていて、質疑が行われていたが、文書改竄については、答弁を差し控えるとの回答をし、公文書改竄については官邸からの支持はなかったと否定したことから、日本政治のリスクがやや後退したとみられたのか、株価は上昇基調を維持し、ドル円は仲値に向けて上昇し、10時台に105.744円まで値を上げていた。その後のドル円は、105.4円~105.8円で小幅な値動きとなっていたが、20時を過ぎると再び値を上げて当日の高値を更新すると、21時過ぎには105.901円まで値を上げたものの、106円に届かずに反転して値を下げる展開へと変わっていった。22時に発表されていたアメリカのケース・シラー米住宅価格指数は予想を上回っていたがマーケットの反応は薄かったが、その後の23時のリッチモンド連銀製造業指数と消費者信頼感指数は予想を下回る結果となっていて、ドル円の下落基調に影響していたようだった。NY市場の終わりごろにはダウ指数が急落していたこともあって、ドル円は米国債金利の低下と合わせて105.3円台まで値を下げていた。
【2018年3月28日 水曜日 ドル円相場】
値を下げていたドル円だったが、日が変わると再び上昇する流れへと変わっていった。ドル円は下値を切り上げてはいたものの、日本市場時間では小幅な値動きとなっていて、下は105.4円、上は105.75円の昨日と同じようなレンジ幅で値を上下していた。日本株は、株の権利落ち日で売りが懸念されていたようだったが、値を下げることはなく堅調に推移していた。当日は、月曜日に電撃訪中していた北朝鮮の要人は、やはり金正恩氏だったとの報道が出ていて、非核化の進展が期待されたことからリスクオンへと流れが変わっていたようでもあった。夕方にはNYダウ先物の下落につられて、ドル円がやや値を下げる場面もみられたが、下値は限定的で19時を過ぎて上昇が強まると当日の高値を更新していき上昇は続いていった。日本の国会で19時過ぎに予算案が成立していたことも上昇を支えていたのかもしれない。ドル円は20時を過ぎて106円台へと値を上げると、NY市場時間では21:30に発表されたアメリカGDP確定値の結果が2.9%と強い結果となって上昇したが、やや頭打ち感も出たようで高値では売られていたものの、その後の経済指標も良好な結果となっていたため引き続き上昇基調が続いていった。NY市場では全般ドル高傾向が続き、ドル円は1時過ぎに米GDP発表後の高値を更新し、2時過ぎに6月上旬に日朝首脳会談の可能性が報じられると上昇を強めていたようで4時過ぎには107.01まで上昇し、一時107円台をつけるところまで値を上げていた。
【2018年3月29日 木曜日 ドル円相場】
107円をつけるまで強い上昇となっていたドル円相場は、上昇が急だったこともあってか反転し下落する流れへと変わっていった。日本市場時間では、仲値に向けてやや上昇する場面もみられたが、その後に期末の輸出勢の売りが見られたようで下落が強まり、ドル円は14時過ぎには106.399円まで値を下げていた。値を下げた後はやや反発し106.7円近くまで値を戻す場面もみられたが、再び値を下げると22時過ぎには当日安値を更新し下落が続いていった。21:30に発表されたアメリカの個人消費支出(PCE)は市場予想通りの結果となっていて、新規失業保険申請件数が予想を下回っていたが、結果に対するマーケットの反応は薄かった。ドル円は、その後の米経済指標も全般弱かったこともあり、ロンドンフィキシング時間に向けたクロス円の売りが見られたようで、0時過ぎには106.2円台まで値を下げていた。NY市場ではトランプ大統領がアマゾンへの規制強化について発言していたことをWH報道官がアマゾンへの計画はないと否定していたことでNYダウ指数は上昇していたが、ドル円の反応は限定的でやや反発するも上値を切り下げる展開が続いていった。
【2018年3月30日 金曜日 ドル円相場】
欧米市場がグッド・フライデーで休場となる中、値動きが小さくなっていったドル円相場は、日本市場がはじまった9時台に仲値でやや売られる場面が見られたあとは、前日の下落基調を引き継ぎ上値を切り下げる展開が続いていった。アジア市場時間が終わると値動きがさらに小さくなっていったドル円だったが、18時台に106.107円の安値をつけてからは小幅な値動きながらもやや上昇基調に変わっていき、その小動きのまま106.2円台で週を終えていた。
【今後の見通し】
今週のドル円相場は反発し、週足は陽線となって前週の高値を更新しているものの、107円をつけた後は値を下げて週を終えている。3月の月足は陰線となったが、下髭を作ることができていて、ここから反転する可能性もみられる。ドル円は、アベノミクス以降3連続以上の月足陰線をつけたことがまだない。次月はまだはじまっていないが、次の月足の結果には注目しておきたい。ドル円相場は引き続き値を下げる展開が続くとみておきたいが、一旦は上値を試す展開となるかもしれない。
【次週の予定】
次週の月曜はイースター・マンデーで欧州市場は休場となる。週明けは閑散とした動きが続きそうだが、4月に入って日本は年度が変わるため新たな資金の動きには注意しておきたい。経済指標では2日(水)ISM製造業景況指数、4日(水)ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、5日(木)米貿易収支、6日(金)雇用統計と重要なアメリカの経済指標が続くので、結果に注目しておきたい。
USD/JPY week O:104.642 H:107.010 L:104.632 C:106.254
USD/JPY予想レンジ 4月2日~4月6日 103.000-108.000

このエントリーをはてなブックマークに追加
オススメできるFX取引会社
スプレッドや約定率を比較して選んだFX初心者でも安心して使えるオススメのFX会社です。
FX業界最狭水準のスプレッドで全20通貨ペアで取引できるDMM FXなら取引チャンスを逃さずトレードできます!初心者でも簡単、安心、スマホからでも取引可能!
スプレッドが原則固定された裁量取引に向いているベーシックコースとMT4の自動売買に対応したプロコースから選べるFX取引会社です。

コメントを残す

名前