FX分析ブログTOP > トレード備忘録 > 日米首脳会談と米国債金利上昇 USD/JPY相場4月16日~4月20日

日米首脳会談と米国債金利上昇 USD/JPY相場4月16日~4月20日

【2018年4月16日 月曜日 ドル円相場】
前週金曜のマーケットが終了した後に、アメリカが米英仏共同でシリアへミサイル攻撃したことが報道されていて、週明けのマーケットの動きに注目が集まる中、ドル円相場は下窓を開けることなくスタートし、日本で取引が始まる時間には、シリアへのミサイル攻撃は週末で終了し米ロ対立が激化しなかったこともあって、材料出尽くしと判断されたようで107.4円台まで値を上げていた。ドル円は、7時台に107.596円まで上昇したあとは、下落に転じて14時過ぎには107.128の安値をつけていた。安値をつけてからのドル円は若干反発し、21時台に107.3円台まで値を上げていた。ドル円は、21:30発表予定のアメリカの小売売上高の発表前に上昇が強まって、小売売上高は予想よりよい結果となっていたが、上値は限定的となって指標発表後に、トランプ大統領が「中国、ロシアは通貨切り下げゲームを行っている」とツイートしたことに反応したようで値を下げる展開へと変わっていった。ドル円は、再び値を下げると、23時過ぎにダドリ―NY連銀総裁が年4回の利上げの否定発言をしていたことも影響したのか値を下げる展開が続き、NY市場ではダウ指数は上昇していたが、ドルは売られていて、深夜1時を過ぎると当日の安値を更新して、3時過ぎには107.038円まで下落していた。3時過ぎにはトランプ大統領がロシアへの追加制裁取りやめの方針を示していたようで、ドル円はやや値を戻し107円を割り込まずに反発していった。
【2018年4月17日 火曜日 ドル円相場】
月曜から値を下げていたドル円は、一旦反発したものの日が変わっても上値が重い展開となっていて、9時を過ぎると下落が強まって、日足チャートで3月の安値から引けるトレンドラインをブレイクし107円を割り込むところまで値を下げたが、106円台では買い意欲も強かったようで、何度か107円割れを試した後に反発し107円台へ値を戻していた。ドル円相場は、アメリカで日米首脳会談が開かれていたこともあって、結果を待っている参加者もいるのか値動きがやや膠着しているようでもあった。一旦は反発したドル円だったが、再び値を下げ始めると15時過ぎには当日安値を更新して、16時台に106.884円まで値を下げていた。107円を明確に割り込んだドル円だったが、安値をつけた後は、底堅く反発して株価の上昇や当日のアメリカの住宅関連指標の良好な結果を受けて上昇し、23時過ぎには107.206円まで値を上げていった。値を上げた後は、NY市場時間の1時過ぎにクロス円通貨で下落が強まる場面があり、ドル円も値動きにつられて107円を再び割り込み値を下げて、2時台には106.899円まで値を下げていたが、当日の安値は更新せずに反発するとジリジリと値を上げる展開へと変わっていった。
【2018年4月18日 水曜日 ドル円相場】
ドル円チャートは、昨日の2度の下落で時間足チャートにダブルボトムを描いていて、上昇が強まる展開が予想される中、日本時間8時にトランプ大統領が金正恩と直接対話したと発言し、その後すぐにホワイトハウスがトランプ大統領は金正恩と会っていないと否定するやや奇妙なやりとりがあったが、その時点での値動きは限定的だった。8:50に発表された日本の貿易統計は大幅に予想を上回る黒字となっていて、結果を受けたドル円はやや円買いに傾く場面も見られたようだったが、9時を過ぎてCIAのポンペオ長官が平壌で金正恩氏と会談していたことが伝わると、先ほどの奇妙なやり取りの謎もとけ、リスクオンの傾向が強まったようでドル円は値を上げて、ダブルボトムのネックライン107.2円も10時過ぎにはブレイクして、14時台には107.383円まで上昇していた。14時過ぎには習近平主席が平壌早期訪問報道も出ていて上昇をサポートしていたのかもしれない。上昇が強まった後のドル円相場は、朝方の上昇が嘘かのように上値を追う動きが弱まり、ジリジリと値を下げる展開へと変わると、23時過ぎには107.095円まで値を下げていった。値を下げたドル円だったが、107円を割り込むことなく反発すると、NYダウ指数が堅調に推移していたこともあって反転し、その後は107円台前半で上下する展開となっていた。当日は、深夜1時過ぎにブラード・セントルイス連銀総裁が政策金利をフラットにするべきと発言していたり、4時過ぎにトランプ大統領が「日本は何百億ドルになる米国の飛行機を発注」と発言したと報じられていて値動きに影響を与えていたようだったが、大きな値動きにはつながっていなかった。
【2018年4月19日 木曜日 ドル円相場】
アメリカで行われていた日米首脳会談は首尾よく終わったようで、日本時間6時30分に予定されていた共同会見は、時間が遅れ7時過ぎに始まっていた。拉致問題や貿易についての内容に新鮮さはなかったものの、ドル円相場は会見で為替への言及や対日貿易赤字に関する米国側からの強い言及がなかったためか、8時を過ぎると上昇が強まっていき、10時台には107.513円まで値を上げていた。107.5円台を一時つけたドル円だったが、その後は値動きが膠着し、下は107.2円が下限となるレンジ相場へと変わっていった。当日の21:30に発表されたアメリカの経済指標は強弱入り混じるものとなって、値動きも限定的になっていた。マーケットは武田薬品の欧州製薬企業6.5兆円の買収の話題や、イギリスのカーニー総裁が英利上げ観測に冷水をぶっかけたことで、ドル円以外の通貨ペアで値動きが強まって、ドル円はユーロ買いに反応して上昇したり株の下落に反応して下落したりと方向感がない展開が続いていたようだった。深夜4時台には107.499円まで上昇し当日高値にせまる動きも見せたドル円だったが、レンジ上限の107.5円は超えることはなかった。
【2018年4月20日 金曜日 ドル円相場】
昨日レンジ相場となっていたドル円は、日が変わって当日がゴトー日となっていたこともあり、日本市場ではドル買いが強まってジリジリと上昇し、9時過ぎには107.5円のレンジ上限をわずかにブレイクしたが、仲値の時間を過ぎると下落に転じ、仲値で高値をつけたかに思われた後、10時を過ぎると再び上昇し特に材料の無い中107.727円まで上昇していった。107円台後半では、108円近くの高値が意識されているようで上値が重い展開となっていて、ドル円はクロス円通貨の下落に合わせて値を下げると、15時過ぎに107.5円を割り込み107.4円台をわずかにつけていたが、その後は底固く反発していった。20時頃にはトランプ大統領の発言で原油先物価格が失速する場面があったが、ドル円相場は米国債金利の上昇に支えられてジリジリと値を上げる展開が続いていった。22時過ぎには、当日の高値を更新すると、23時過ぎには107.858円までドル円は上昇していったが、米10年国債金利が3%近くまで上昇していた影響からか、アメリカの株価が下落に転じると108円を超えずに値を下げ始めて、1時過ぎには107.5円近くまで下落していた。下落したドル円だったが、107.5円は割り込まずに反発したあとは107円台後半で小動きとなって週を終えていた。米ワシントンで開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議は当日閉幕していた。
【今後の見通し】
今週のドル円相場は上窓でスタートし一旦値を下げたものの、その後反発して上昇し前週の高値を更新して、週足チャートは陽線となって終えている。ドル円は引き続き108円の節目が意識されているようで、ここを超えてくると上昇が強まる可能性が高くなると思われる。週足チャートは首吊り線のような形となっていて、チャートを素直にみると108円を超えられなければここからは下落に転じそうに思われるが、金曜のマーケットが引けた後に、北朝鮮が核実験の停止を決定したとの報道が出ていて、核放棄には言及していないものの、週明けのマーケットでリスクオンの反応が見られれば、窓を開けて108円のブレイクを試す可能性もある。相場は超えてはいけない壁を超えてから反転することがよくあるので、ドル円相場は108円のストップをひっかけた後に下落に転じるかもしれない。
【次週の予定】
次週は27日(金)の米GDP速報値に注目。26日にはECB政策金利の発表と、27日には日銀政策金利発表があるため、どちらの内容もよく確認しておきたい。
USD/JPY week O:107.471 H:107.858 L:106.884 C:107.586
USD/JPY予想レンジ 4月23日~4月27日 103.500-108.500

このエントリーをはてなブックマークに追加
オススメできるFX取引会社
スプレッドや約定率を比較して選んだFX初心者でも安心して使えるオススメのFX会社です。
FX業界最狭水準のスプレッドで全20通貨ペアで取引できるDMM FXなら取引チャンスを逃さずトレードできます!初心者でも簡単、安心、スマホからでも取引可能!
スプレッドが原則固定された裁量取引に向いているベーシックコースとMT4の自動売買に対応したプロコースから選べるFX取引会社です。

コメントを残す

名前