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3%をつけた米10年国債利回り USD/JPY相場4月23日~4月27日

【2018年4月23日 月曜日 ドル円相場】
週末は北朝鮮が核実験場の廃棄を表明し、核開発実験の中止についてポジティブな報道がでていたが、核の廃棄には触れておらず週明けのマーケットの反応がやや不透明な中スタートしたドル円相場だったが、日本で取引が始まる前の海外市場では、前週の終値から変わらずスタートしたあとに上昇し、日本で取引が開始される頃には107.7円台で推移し、週明けの窓を開けた形でスタートしていた。上窓を開けてスタートしたドル円相場は、すぐに107.653円まで値を下げたが、そこが週の安値となって、その後の8時過ぎには前週の高値を更新し107.884円まで上昇していた。上昇したドル円は、108円のレジスタンスラインが意識されたようで、上抜けできずに高値で推移する展開となっていった。ドル円の上昇は、前週から続く米10年国債利回りの上昇が主な要因となっていたようで、米国債利回りは17時過ぎには3%まであとわずかというところまで上昇していたが、3%は付けずに一旦値を下げていった。ドル円相場は、金利の上昇に合わせ、16時過ぎには当日の高値を更新し、17時を過ぎると重要なレジスタンスラインとみられていた108円をブレイクしていった。108円を超えたドル円だったが、ストップ注文があまりなかったのか、ストップ狩りのような値を飛ばす値動きはしなかったが、108円を超えてからはジリジリと値を上げて、19時過ぎには108.27円近くまで上昇していった。米国債金利が3%に近づいたことで株価は軟調な展開となっていたが、ドル高の流れはつづき、当日発表されていたアメリカの製造業PMIが予想を上回っていたこともあってか、ドル円は高値を更新していき、その後の23時の中古住宅販売件数も予想を上回っていたことで、ドル高は継続していき、0時を過ぎると108.5円を超えて値を上げていった。108円のブレイクは静かな値動きだったドル円だが、ブレイクの後は上昇する展開が続いて、気が付けばNY市場の4時台には108.751円まで値を上げていた。米国債金利は、3%までに迫っていたあとは、2.9%後半で推移して小動きとなっていたが、その間ドル円相場は大きく上昇していた。
【2018年4月24日 火曜日 ドル円相場】
昨日の流れを引き継いだドル円相場は、108円の節目をブレイクしていることから、底堅く推移しているようで、ジリジリと値を上げる展開が続いていった。16時過ぎには108.912円まで上昇し、109円を伺うところまで値を上げていたが、109円は簡単には乗せられなかったようで、やや値を下げていった。ドル円は米国債利回りが再び上昇を始めた値動きに反応したのか、21時過ぎに上昇が強まると109円をブレイクして上昇が強まっていった。22時に発表されたアメリカの住宅関連の経済指標は、予想を上回る結果となっていたが、ドル円相場は小動きとなっていて、その後の23時に発表された米新築住宅販売件数は予想を上回っていたが、リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回るマイナスの結果となっていたことからか、ドル円相場は発表直後は値を下げる場面があり、その後は再び上昇し、0時を過ぎると109.203円まで値を上げていった。アメリカ市場時間には、米国債金利が一時3%をつけるところまで上昇し、その影響からかNYダウ指数は下落に転じて、一旦は反発する場面もみられたが、下落が続く流れとなっていった。0時台にはムニューシン財務長官が数日内に訪中する予定があることが報じられていた。ドル円相場は株価の値動きにつられて値を下げていき、3時過ぎには108.543円まで値を下げる場面があった。
【2018年4月25日 水曜日 ドル円相場】
前日の株価の下落に合わせて値をさげていたドル円だったが、安値をつけたあとは反発しジリ上げの展開へと変わっていた。日本市場では株価が反発して上昇していた影響でドル円も値を上げていたようで、10時過ぎには109円台へと値を戻して109.060円の高値をつけていたが、NYダウ先物指数が下落すると日本株も失速してドル円も値をやや下げて調整していた。当日の米国債利回りは上昇をつづけ、ドル円は109円台では上値が重いような値動きを見せてはいたが、ジリジリと高値を更新していき、16時過ぎには昨日の高値を超えて109.26円近くまで値を上げていった。米国債利回りは3%台へと上げていて、NYダウ指数は再び下落する場面も見せたが、株価が安値をつけてから反発する展開へと変わると、ドル円相場は、引き続く米国債金利の上昇もあって、5時過ぎには109.454円まで値を上げていった。
【2018年4月26日 木曜日 ドル円相場】
109円台で推移していたドル円は、7時台に昨日の高値をわずかに更新する動きを見せたが、109.5円のレジスタンスラインが意識されているのか、上値は追わずに小動きとなっていった。当日は中国株がやや軟調に推移していたが、日経平均株価は特に影響を受けておらず、ドル円相場への影響も限定的のようだった。ドル円は、3.03%近くまで上昇していた米10年国債利回りが下落に転じ、3%を割り込む展開となると値を下げる展開へと変わり、22時過ぎには109.068円まで下落していたが、109円を割り込むことはなく、底堅く推移していた。21:30には、アメリカの好調な経済指標が発表されていたが、同時刻帯にトランプ大統領が「米朝会談は実現しない可能性もある」と発言していたことが材料となっていたのか、ドル円は売られていたようだった。21:30からはドラギ総裁の会見も行われていて、ユーロドルは乱高下していた。ドル円は22時に安値をつけてからは、ユーロドルが売りに転じていったこともあってか反発して、上昇へと転じ、NYダウ指数も堅調に推移していたこともあって、4時過ぎには109.4円台まで値を戻していったが、当日は翌日に南北首脳会談を控えていることもあってか全般小動きで推移していた。
【2018年4月27日 金曜日 ドル円相場】
小動きとなっていたドル円相場は、9時を過ぎて予定通りに金正恩氏が韓国入りし、10時過ぎに南北首脳会談が始まっても、あまり大きな値動きにはならず、歴史的な会談ではあったが、マーケットにはポジティブサプライズな材料とはならなかったようで、ドル円相場は会談開始からジリジリ値をさげて11時過ぎには109.143円まで下落していた。値を下げた後のドル円相場は、12時頃にこちらもサプライズなく発表された日銀の金融政策現状維持の発表を受けて、発表後やや値を上げたがすぐに値を戻していた。その後のドル円相場は、材料がない中でもジリジリと値を上げる展開が続いていき、16時過ぎには109.479円と前日高値を更新したが、109.5円台へと値を上げるところまでは上昇していかなかった。109.5円を超えられずに値を下げたドル円だったが、引き続き底堅く推移していて、20時を過ぎるとトランプ大統領から朝鮮戦争は終結するとの発言も見られていたようだったがマーケットの反応は薄いようだった。ドル円相場は、21:30のアメリカのGDP速報値が予想を上回る2.3%となると、ドル高で反応して上昇し、発表直後はやや値を上げるにとどまったが、上昇を続けると109.532円まで値を上げていき、109.5円をブレイクしていった。109.5円を超えたドル円だったが、ブレイクしても上昇は強まらずに反転し下落に転じると、NY市場時間ではドル売りがやや強まって、値を下げていった。23時に発表されたミシガン大学消費者態度指数は良好な結果となっていたため、一旦の反発を見せていたドル円だったが、NYダウが値を下げると109円を割り込んで23時台に108.966円の安値をつける場面も見られた。109円を割り込んだドル円だったが、108円台では反発しその後は、週末の小さな値動きとなっていき、109.070円で週を終えていた。
【今後の見通し】
今週のドル円相場は、108円のレジスタンスを超えて上昇が続き、週足は大陽線を作っている。ここから上は昨年の11月6日の高値114.733円から今年の3月26日の安値104.632円の半値109.68円が位置していて、その上には110円の節目が位置している。ここの上値の抵抗をブレイクできなければ、現状の米10年国債の投機筋のポジションを見ると、ここからさらに金利の上昇が続くことには疑問符がともるため、ドル円はここから再び下降トレンドへと戻る可能性が残されているとみておきたいが、上昇の勢いが続いて110円をブレイクしていくようだと本格的な上昇トレンドの継続が見込まれるかもしれないので注意しておきたい。
【次週の予定】
次週は日本がすでにゴールデンウィークへ突入している中で、アメリカの重要な経済指標が続く。30日(月)個人消費支出、1日(火)ISM製造業景況指数、2日(水)ADP雇用統計、FOMC政策金利発表、3日(木)ISM非製造業景況指数、4日(金)雇用統計と連日相場の材料が不足しないので値動きに注意したい。4月から5月へと月も替わる。5月1日はレーバーデーで中国、香港、シンガポールなどが休場。
USD/JPY week O:107.745 H:109.532 L:107.653 C:109.070
USD/JPY予想レンジ 4月30日~5月4日 105.000-110.000

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