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数カ月ぶりに110円をつけたドル円 USD/JPY相場4月30日~5月4日

【2018年4月30日 月曜日 ドル円相場】
週末は北朝鮮が核実験場を5月中に閉鎖するという報道や、トランプ大統領が3~4週間以内に米朝会談を行う可能性に言及するなど、これまでの北朝鮮の地政学リスクがウソだったかのような気味が悪いポジティブニュースが出ていたが、週明けのマーケットでドル円は海外市場でやや値を上げていたが、日本で取引が開始する時間帯には、前週の終値と変わらない値となって109円台でスタートしていた。ドル円は、8時を過ぎて109.177円まで上昇したが、その後は値を下げて9時台に109円を割り込みそうなところまで下げていたが、108円台をつけることなく反発すると、その後はジリ上げの展開へと変わっていった。日本市場は休みとなっていたが、ドル円相場はジリジリと値を上げていった。21:30に発表されたアメリカの個人消費支出(PCE)は概ね予想通りの結果となっていたが、個人所得が予想を下回った影響を受けてか、経済指標結果発表直後のドル円はやや売られる場面もみられた。ドル円は、若干値を下げるにとどまり底堅く反発し、23時過ぎには月末ということもあってかロンドンフィキシング時間に向けてのドル買いもみられたようで、109.451円の高値をつけるまで値を上げていった。当日のほかの米国の経済指標は全般予想を下回る結果が続いたこともあってか、NYダウ指数は下落に転じていき、ドル円も日本の日が変わったあとは下値を追う展開へと変わり、1時過ぎには109.087円まで値を下げていたが、109円は割り込まずに反発した。NYダウは下落を続ける中、ドルは米国債長期金利の上昇に合わせて値を戻してドル円は109.3円台まで上昇していった。
【2018年5月1日 火曜日 ドル円相場】
109.2~109.3円で小幅な値動きとなっていたドル円は、月が5月へと変わる中、109.2円を割り込むことなく上昇を始めると、明日予定されているFOMC政策金利発表への期待感からなのか、ジリジリと値を上げ続ける展開が続いていった。17時過ぎには109.5円を超えて、19時過ぎには109.697円まで値を上げたドル円は、NY市場で取引が始まるとダウ指数が値を下げる中、ドル円は下がらず、23時に発表されたISM製造業景況指数は予想を下回っていたため、一旦値を下げたがすぐに値を戻すと、23時過ぎには109.796円の高値をつけるまで上昇していった。高値をつけたドル円は、その後はダウ指数の下落につられる場面もみられ値を下げていき、2時過ぎには109.515円の安値をつけていたが、109.5円を割り込むことなく反発すると株価が持ち直したこともあってか、4時過ぎには当日の高値を更新して109.884円まで上昇していた。
【2018年5月2日 水曜日 ドル円相場】
節目の110円まで手が届きそうなところまで値を上げていたドル円は、7時台から早々に昨日の高値を更新して8時過ぎには109.915円まで値を上げたが、110円までは値を上げられずにいた中、9時を過ぎてモラー氏がトランプ大統領の召喚状の可能性を検討しているとの報道が出ると、やや下落が強まって、11時過ぎには109.646円まで値を下げていった。値を下げた後のドル円は、ジリジリと値を上げる展開へと変わり、下値を切り上げていった。21:15に発表されたADP雇用統計は予想をやや上回る結果となっていたが、ドル円相場の反応は鈍く、小動きとなっていた。ドル円相場は、22時を過ぎて米財務省の米国債の入札規模を拡大する方針が伝わると、上昇を強めて、22時台に当日朝方につけた高値を更新し、0時過ぎには110円を超えて110.031円まで上昇していった。110円をブレイクしたドル円だったが、上昇は強まらずにすぐに値を戻すと、値を下げる展開へと変わっていった。109.8円台で注目のFOMC政策金利発表を迎えたドル円は、金融政策は予想通り金利の引き上げはなかったが、発表された声明文が想定よりタカ派よりではなかったと判断されたようで、発表後に値を下げ3時過ぎに109.594円の安値をつけていた。安値をつけたあとは、すぐに反発して109.9円台まで値をもどしていったが、再び110円をつけることはなかった。
【2018年5月3日 木曜日 ドル円相場】
109.8円台を維持していたドル円は、日本がゴールデンウィークで再び休場となっていた中、9時を過ぎると下落が強まって10時過ぎには109.572円まで値を下げ、昨日のFOMC後の安値を更新していった。北京では訪中するムニューシン財務長官が本日から米中間での貿易摩擦をめぐり公式協議を開始する予定となっていて、マーケットは会談内容の行方を気にしているようだった。下落した後のドル円相場は、日本市場が休みということもあってレンジ相場を形成していった。15時過ぎには当日安値を更新する場面もあったが、109.5円を維持すると、小幅に反発し109.7円台まで値を上げていた。18時を過ぎるとドル円は米国債利回りの低下に伴って下落が強まり、合わせてダウ先物が下落していたこともあって、21時過ぎには109.158円まで値を下げていった。21:30に発表されたアメリカの経済指標は予想よりも強い結果となっていた中、発表直後の値動きは膠着していたが、時間が経過してからドル円は上昇し109.3円台まで値を上げていった。下落からやや反発したドル円だったが、23時のISM非製造業景況指数が予想を下回る結果となると再び下落に転じ、NYダウ指数が下落すると0:00を過ぎて、109円を割り込んで108.928円まで値を下げる場面が見られた。値を下げた後のドル円は、ダウ平均株価が反発したことで109円台へと値を戻していたが、米国債利回りの戻りが弱かったためか、株価に比べ戻りが弱く109円台前半で推移していった。
【2018年5月4日 金曜日 ドル円相場】
109.2円を中心に小動きとなっていたドル円相場は、引き続いて日本市場が休場の中、10時を過ぎると下落が強まって11時過ぎには108.933円まで値を下げていたが、昨日の安値は更新せずに反発して109円台へと再び値を戻していった。値を戻したドル円だったが、戻りは109.2円にも届かず、当日に米雇用統計を控えていることもあってか、109円を中心に小幅な値動きとなっていった。米中の貿易をめぐる会談では17時を過ぎてから、一部では合意したがその他では合意しなかったとの報道が出ていた。ドル円は19時を過ぎると再び下落が強まって109円台を割り込み、20時過ぎには昨日の安値を更新して値を下げていった。注目の雇用統計は失業率は改善したものの雇用者数、平均時給は予想を下回り、ドル円は21:30の発表直後からジワリと値を下げて、下落を強めていくと108.650円まで下げ幅を広げたが、反転するとNY市場時間で当日APPLEの株をバフェット氏が買い増ししていたとの報道が出ていたこともあって、APPLEの株価が上昇しダウ平均株価も上昇したことから上げ幅が強まって、109円台を回復すると0:00には109.268円まで値を戻していた。23時過ぎには、トランプ大統領が米朝会談の日程と場所は決定したと発言していたこともリスクを減らす好材料となっていたのかもしれない。その後は再び109円を割り込む場面もあったドル円だったが、値動きは小さくなって109円台で週の取引を終えていた。
【今後の見通し】
今週のドル円は、週明けから値を上げて110円をつけるところまで上昇したが、110円をつけてから反転し値を下げ、週足は上ヒゲの長い陰線となって終わっている。上昇相場は一旦終了したものと思われるので、チャートの上ヒゲがダマシにならなければ次週は値を下げる展開になるとみておきたい。米国の重要な経済指標が多かった週だったが、各経済指標は予想を下回るものが多かった。FOMC政策金利発表を通過しても110円を超えてこなかったことからも、ドル円相場は今週も下値では強い反発を見せてはいたが、引き続き長期では下落相場がまだ続いているものと思われる。4月の月足は強い陽線となり、今回もアベノミクス以降で初の4連続陰線とはならなかった。
【次週の予定】
次週は、10日(木)のアメリカの消費者物価指数(CPI)に注目。同日BOEの金利発表もあるのでクロス円通貨の値動きにも注意しておきたい。
USD/JPY week O:109.075 H:110.031 L:108.650 C:109.072
USD/JPY予想レンジ 5月7日~5月11日 104.500-109.500

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