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再び110円をつけたドル円 USD/JPY相場5月7日~5月11日

【2018年5月7日 月曜日 ドル円相場】
週末は、北朝鮮が経済制裁の圧力維持に不満を示すなど引き続き北朝鮮関連の報道が続く中、週明けを迎えたマーケットでは、ドル円相場は特に窓を開けることなくスタートしていた。8時台には109.2円近くまで上昇したドル円だったが、その後は連休明けの日経平均株価が値を下げていたこともあってか、ドル円も値を下げて10時過ぎには108.753円の安値をつけていた。安値をつけた後のドル円は、反発するとひたすら上値を追う展開が続き、14時過ぎに朝方の高値を更新すると21時台には109.392円まで値を上げていった。当日の欧州市場では英国が休場となっていた。値を上げていたドル円だったが、その後はジリジリと値を下げる展開へと変わり、NYダウ指数が値を下げると、4時過ぎには109円を再び割りこむ場面もみられたが、108円台をつけたあとはすぐに反転し109円台で推移していった。
【2018年5月8日 火曜日 ドル円相場】
ドル円は7時過ぎに109.133円をつけた後は値を下げて、9時過ぎには108.8円台まで下落していった。トランプ大統領がイランとの核合意離脱を近く発表する見通しが出ていて、ドル円は警戒感から値を下げていたようで、その後のドル円相場は、109円を挟んで上下に値を動かすレンジ相場となっていった。12時過ぎには経済指標で中国の貿易収支が大幅な黒字となっていることが発表されたり、大連に北朝鮮の詳細不明な要人が訪中している中、習近平主席も大連入りしているとの報道が出ていて中朝首脳で会談が行われているのではないかとの話も出ていた。会談は結局、中朝首脳会談だったことがあとの報道で判明していた。15時過ぎには、武田薬品がシャイアー買収手続きを開始との報道からポンドに値動きが出ていたが、ドル円相場では全般底堅い動きとはなっていたが、目立った大きな値動きは見られなかった。16時過ぎにはパウエルFRB議長の発言があってドル相場の小動きもみられたが、ドル円はレンジ内で推移していった。ドル円は、21時を過ぎると株価の上昇と金利の上昇から上値を追う動きが強まって、レンジをブレイクして朝方の高値を更新していくと、0時過ぎには109.348円まで値を上げていた。0時過ぎの上昇は、イラン核合意についてアメリカが離脱しない可能性をアメリカのメディアが報じていたことが原因のようだった。このニュースは飛ばし記事だったようで、2時前にはイラン核合意からアメリカの離脱の決定が報じられ、その後3時過ぎにはトランプ大統領が離脱について発言をしていた。ドル円相場は、フェイクニュースで高値をつけた後は、値を下げて、トランプ大統領が発言をしていた3時過ぎには108.832円まで下落していたが、値を下げた後はすぐに反発し、109円台へと値を戻していた。
【2018年5月9日 水曜日 ドル円相場】
109円台で推移していたドル円は、8時過ぎに109円を若干割り込む場面が見られたが、すぐに反発すると9時台では仲値に向けて上昇が強まり、その後は米国債利回りが上昇すると10時過ぎには109.639円まで上昇が強まっていった。10時過ぎにはリクルートが求人関連の口コミサイトを運営する米グラスドアを12億ドルで買収するとのニュースが出ていて、これがサプライズとなったようで、相次ぐ日本企業の買収案件の思惑からドル買いが強まっていたようだった。当日の米国債利回りは再び3%台へと上昇する場面がみられたが、ドル円相場はその後は109.5円を中心とした小幅なレンジ相場へと変わっていった。ドル円は、15時過ぎに再び上昇が強まると17時台には109.8円台をつけるところまで値を上げていった。上昇が続いていたドル円だったが、21:30のアメリカの卸売物価指数(PPI)が予想を下回る結果となると109.570円まで値を下げる場面がみられ、値を下げた後は反発し、22時台には当日高値を再び更新して109.829円まで上昇していった。当日のアメリカで、北朝鮮に人質として捕らわれていたアメリカ人3人が解放されていたことがドル円の上昇に影響していたようでもあった。その後のドル円相場は109.7円を中心としたレンジ相場となって値動きは小さくなっていった。
【2018年5月10日 木曜日 ドル円相場】
値動きが小さくなっていたドル円相場は、8時を過ぎると上昇が強まっていき、9時過ぎにはゴトー日ということもあってか109.920円まで値を上げる場面がみられた。当日の8:50に発表されていた日本の国際収支の経常収支と貿易収支はともに予想を上回る強い結果となっていた。ドル円は、110円をつけられずに反転下落すると10時過ぎには109.6円台まで値をさげていた。下落の要因には、10:30に発表されていた中国の消費者物価指数(CPI)が予想を下回った影響もあったようだったが、アメリカの核合意離脱から端を発したイランとイスラエルの攻撃に関する報道もリスクオフの流れとなって影響していたかもしれない。値を下げたドル円だったが、下値では引き続いて買いが続いているようで、反転上昇を開始すると金利の上昇もあって、16時過ぎには当日の高値を再び更新して110.012円まで値を上げて110円をつけたが、前週の高値を超えられずに値を下げると、金利が低下するに伴い下落する展開へと変わっていった。値を下げていったドル円は、21:30に発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となると、下落を強めて109.3円台まで値を下げていたが、引き続き底堅く反発するとダウが上昇していたこともあって、109.6円台まで値を戻していた。23時過ぎには、トランプ大統領が米朝首脳会談を6月12日にシンガポールで行うと発表していたが、ドル円相場の動きは限定的だった。株価は引き続いて堅調に推移していたが、ドル円は金利の低下が続き、再び値を下げると109.3円台まで値を下げていたが当日の安値は更新せずに推移していった。
【2018年5月11日 金曜日 ドル円相場】
109円台前半で推移していたドル円は、8時台にトランプ大統領が米朝会談は成功すると思うと発言していたが、大きな反応はみせず、9時を過ぎると日経平均株価が上昇していたこともあってか上昇が強まって、109.569円まで上昇する展開がみられたが、仲値の時間を過ぎると失速し日足で引ける上昇をサポートしていたトレンドラインに近づいたこともあってか、下落が強まって109.188円まで値を下げていた。下落の要因ははっきりしないが、日銀の国債買入オペ減額の思惑から仕掛け的な売りが見られたようだった。値を下げた後のドル円は、反発すると14時過ぎには109.518円まで値を戻していった。ドル円は109.5円台を維持できずに値を下げると、当日21:30に発表されたアメリカの輸入物価指数は予想を下回る結果となっていて、あまり値動きに影響は出ていない様であったが、22時を過ぎると当日の朝の安値を更新して23時過ぎには109.151円まで値を下げる場面がみられた。その後のドル円相場は、23時に発表されたミシガン大学消費者態度指数・速報値が予想を上回り、米国株価が堅調に推移していたこともあってか、0時を過ぎて109.433円まで反発していった。上下に値を試したあとのドル円は、週末に向けて値動きが小さくなり、週の終値は109.3円台となっていた。
【今後の見通し】
今週のドル円相場は、米国債利回りの上昇もあって引き続き底堅い展開が続き、再び110円台を伺うところまで値をあげたが、前週の高値を更新できずに値を下げて、週足では陽線となっているが、上ヒゲを作って終わっている。前週と今週で続けて上ヒゲをつけていることから、ドル円はチャート上にもダブルトップパターンが形成されはじめていて、下落する展開を予想しておきたい。ドル円が再び上昇し、110円を明確に超えてくるようであれば、上昇する流れが続く可能性もあるので注意しておきたい。
【次週の予定】
次週は15日(火)のアメリカ小売売上高に注目。日欧のCPIの発表も予定されているので数値は確認しておきたい。ワシントンでは2回目の米中通商協議も予定されているようなので行方には注目しておきたい。
USD/JPY week O:109.087 H:110.012 L:108.753 C:109.333
USD/JPY予想レンジ 5月14日~5月18日 105.000-110.000

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