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トランプ劇場で動くマーケット USD/JPY相場6月25日~6月29日

【2018年6月25日 月曜日 ドル円相場】
週明けのドル円チャートは前週の終値から少し下げてスタートし、8時台に109.945円まで値を上げた後は下落する展開となっていった。ドル円相場への影響は限定的とみられるが、週末はトルコで大統領選挙があり早朝からエルドアン勝利の結果が流れ、トルコリラは買われているようだった。ドル円は、9時半ごろに「トランプ米大統領が中国企業の米ハイテク企業への投資を禁じる計画」と伝わると急落し、109.5円近くまで値を下げて、10時すぎには109.5円を割り込んで値を下げていった。上海総合指数や日経平均株価の下落につられて、ドル円は14時過ぎには109.376円まで値を下げていたが、米国債利回りが反発すると109.3円を割り込まずに反転上昇していった。23時台には109.7円近くまで値を戻していたドル円は、NYダウが下落すると再び値を下げる展開へと変わっていった。23時の米新築住宅販売件数は予想を上回る結果となっていたが、ドル円は買われず下落が続き、3時すぎには当日安値をわずかに更新して109.367円まで下げていた。このまま値を下げるかと思われたドル円だったが、4時を過ぎると、NTCのナバロ委員長から「貿易政策に誤解」「投資抑制計画してない」「4%成長に強気」といった発言が確認されると急上昇し、110.031円まで値を上げていた。発言は、米国株価の下落を受けてされていたようでもあった。110円台をつけたドル円ではあったが、チャートに上髭を描く形となってその後はジリジリと値を下げていった。
【2018年6月26日 火曜日 ドル円相場】
110円をつけたあとはジリジリと下値を追っていたドル円は、株価が軟調に推移する中、値をさげて11時台に109.367円と昨日の安値と同じ水準まで値をさげたが、下値は固く安値は割り込まなかった。日本市場の後場では、日経平均株価が上昇する中、ドル円は下げる場面もあったが、14時を過ぎると上昇が強まっていき、上海総合指数が引けにかけて上昇していたこともあってか、18時台には109.800円まで値を戻していった。値を上げた後のドル円は、20時台までに109.5円近くまで調整していたが、反転すると値を上げる展開が続いていった。22時に発表されたアメリカのケース・シラー米住宅価格指数は予想を下回っていたが、ドル円はやや上昇し、その後の23:00の経済指標は甲乙入り混じる結果となる中、上昇を強め23時台には110.042円と昨日の高値をわずかに更新するまで上昇する場面があった。高値を更新したドル円だったが、一旦値を下げてから再び上昇すると、NYダウが堅調に推移していたこともあってか、2時過ぎには先ほどの高値を更新して110.213円まで上昇していった。チャートでは109.3円台を底値とするダブルボトムが完成しネックラインを超えていたことも上昇を強めていたのかもしれない。
【2018年6月27日 水曜日 ドル円相場】
110円台まで上昇していたドル円は、110円がサポートラインとなっていて、割り込んでも反発し9時台には110.203円まで値を上げていたが、10時前に、仲値直前の中間期末のドル売りがあったようで下落を強めると、110円を割り込んで値を下げていった。10時すぎには、109.772円まで値を下げていたドル円は、その後も下落する上海総合指数や日経平均株価の値動きと米国債利回りの低下に伴い、16時過ぎには109.683円まで値を下げていたが、底堅い値動きをしていた。安値をつけたあとジリジリと上昇していたドル円は、20時台にトランプ大統領の「中国にもっとも厳しい制限を取らない」とのニュースが伝わると、急上昇して昨日の高値を更新していった。NY市場時間ではダウ指数が上昇し、当日のアメリカの経済指標は悪い結果もあったが、ドル円は値を下げず、米国債利回りは低下したままだったが、ドル円は上昇を続けていった。0時すぎには110.489円まで値を上げていたドル円だったが、110.5円のレジスタンスを超えられずに下落に転じると110円台前半で推移する展開になっていった。深夜2時過ぎにはクドロー氏からトランプ大統領は中国に対する姿勢を緩めていないと発言があったことで、株価は失速していったが、ドル円は110円台で底堅く推移していた。
【2018年6月28日 木曜日 ドル円相場】
110円台で推移していたドル円は、9時に日本市場がはじまると日経平均株価の下落につられて値を下げて、110円を割り込んで109.966円まで下落していたが、そこから反転すると上海総合指数が値を下げても、ドル円は値を下げずに、15時過ぎには110.4円台まで値を上げていった。その後は、110.5円のレジスタンスラインを前に再び値を下げたドル円は、21時台に110円近くまで値を下げていたが、110円を割り込まずに反転上昇していった。当日の米GDP確定値は予想を下回り、発表直後からジワリとドル円は下げたが、下落は限定的だった。110円を割り込まずに反発したドル円は、NYダウが上昇していたこともあり、金利も上昇に転じていたことから、上昇を強めていたようで、3時過ぎには110.5円のレジスタンスラインを超えると、4時過ぎには110.646円まで値を上げていたが、すぐに110.5円近くまで値を戻し110.5円近くで推移していた。
【2018年6月29日 金曜日 ドル円相場】
上昇が続くドル円は、9時すぎに110.374円まで値を下げる場面が見られたが、反転すると上昇する展開に戻り、10時10分に日銀オペの減額が伝わると上昇が強まる場面もあった。11時台には、EU首脳会議で移民問題に合意と報じられると、ユーロの上昇からクロス円通貨の上昇の流れでドル円は上昇を強めたようで昨日の高値を更新していった。ドル円は5月21日の高値から引けるトレンドラインを超えていたこともあってか、12時台には110.786円まで上昇していたが、そこからは上値が重い展開となっていった。当日の上海総合指数が上昇していたことも、ドル円の底堅い動きをサポートしていたようだった。上値が重い中、19時を過ぎてトランプ大統領がWTOからの離脱を模索していると一部通信社が報じると、ドル円は110.477円まで値を下げていたが、下値は限定的だった。21時過ぎには、ムニューシン財務長官からWTOからの離脱に関しては否定する発言が出ていたこともあって、ドル円は上昇の流れに戻っていたようだった。21:30に発表されたアメリカの個人消費支出(PCE)は予想を下回ったが、ドル円は値を下げず、その後の経済指標は甲乙入り混じっていたが、相場の反応は薄かった。ドル円はロンドンフィキシング時間後に、当日の高値を更新して110.878円まで上昇して、その後もトランプ大統領から新たな減税についての発言が出ていたこともあってか、ジリジリと上値を追う動きが続いて、4時台には110.941円まで値を上げていたが、111円をつけることなく反転下落すると110.6円台まで値を下げて週を終えていた。
【今後の見通し】
今週のドル円は下落した後に上昇し、前週の安値と高値を更新して、週足は陽線で終わっている。次週も上昇が続く展開が予想されるドル円は、111円から112円を超えてくると上昇が強まる展開になるとみておきたい。月足も陽線で終えていて、111円台に位置する月足の長期トレンドラインをブレイクするかにも注目しておきたい。このラインを超えてこない様であれば、ドル円は反転し下落する可能性があると思われる。
【次週の予定】
次週は月が変わってからの値動きに注目。経済指標では、2日(月)ISM製造業景況指数、5日(木)ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、6日(金)雇用統計と重要な指標が続くので内容をよく確認しておきたい。4日は独立記念日でアメリカは休場。
USD/JPY week O:109.891 H:110.941 L:109.367 C:110.696
USD/JPY予想レンジ 7月2日~7月6日 107.000-112.000

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