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問題は中国市場と原油価格 2016年 USD/JPY相場1月11日~1月15日

月曜、下に窓を開けてスタートしたドル円相場は早朝に116.670の下値をつけてその後反転して窓を埋め13日の水曜日まではランダムウォークをしながら値を118円台まで上げていった。
月曜にはWTI原油先物価格が32ドルを割れて下落を続ける展開が続き、中国の上海総合指数も値を下げたが中国では緩和に関する情報が流れ下値を支える材料となっていた。火曜には日本の経常収支がプラスだったこともあり発表後は時間をかけてやや円高方向に進んだが、その後また円安へと動いて値を上げていた。原油価格は下げ続け火曜に一時30ドルを割れる展開となった。水曜は中国の貿易収支の内容が予想よりよかったことを受け、相場は一旦は落ち着きを取り戻したかに見えたが、上海総合指数が引けにかけて値を下げたため日本時間18時台につけた118.369を高値に今度は下値を探る動きへと反転した。木曜は終始底堅い動きをしていたがニューヨーク市場では米国の要人発言で値を上下する荒っぽい動きとなっていた。アメリカの指標は木曜発表の雇用関係のものをはじめ全般弱い内容が多い印象だった。金曜には日本時間の朝方にドル円は一時118円台まで値を上げていたが株価が軟調だったため相場はリスクオフに傾きアメリカの小売売上高が予想より弱かったことをうけて、ドル円はダブルトップのネックラインの117.2を下抜けると下げ足を強め116.6まで値を下げた。その後一旦は117円台まで値を戻したが、日本時間深夜に再度下値を試し116.5を一旦割り終値は116.977となった。金曜終始売りが強かった理由にはアメリカが週明け月曜休みで手仕舞い的な売買があったのと、金曜に参議院予算委員会で質疑に応じた黒田日銀総裁の「現時点で追加緩和をする考えはない」という直近における追加緩和を否定する発言が円買圧力となったものとみられる。原油価格が下げ止まらずに29ドル台となっていたこともリスクオフ色を強めた。
チャート上では週足で連続した陰線となって引き続き下げトレンドになっていると考えられる。118.5を超えられずにさげているので、一旦は118円台中盤が上値で意識される。ドル円は月曜につけた安値を金曜に更新したがそこから下落を強めずに値を戻した。IMMのポジションは先週よりさらに円ロングに傾いており、これ以上リスク回避的な状況になっても株は下げてもドル円はショートポジションの手仕舞いによるパニック的な売りにはつながりそうにない。かといってこのまま反転するかとも言えず、しばらくは下値付近でレンジ相場を繰り返すことになりそうにみえる。引き続き下値のサポートは115円とみている。ドル円は下値を大きく抜けるにしてもここから反転して値を上げるにしても大きな材料がなければ動けそうにない。
次週の月曜は米国が休場となる。火曜に発表される予定の各種中国指標と木曜の欧州中銀の動きに注目しておきたい。引き続き中国市場と原油市場の動向に注意が必要で、どちらも底打ちするためにはまだ根本的な対策ができないと考えられるので軟調な株価に合わせて下値を追う展開は続くと思われる。しかし一気に値を下げることはないと予想されるので突っ込み売りはしないようにして25日の週に予定されているFOMCと日銀金融政策会合まではレンジ相場を想定して細かく売り買いをしていくのがよさそうだ。

USD/JPY week O:117.191 H:118.369 L:116.491 C:116.977
USD/JPY予想レンジ 1月18日~1月22日 115.00-118.50

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