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2016年に通貨危機は起こるのか?

2016年のマーケットはリスクオフの展開が続いています。日銀のサプライズ追加緩和のマイナス金利導入でも流れを変えることはできませんでした。この状況がどこまで続くのかまだ見えませんが、米国の利上げが始まったことによって起こっている重要な局面であることは間違いないと思いますので、今後起こりうる様々な流れの可能性は考えておかなければ相場で生き残れません。
その中で一つ気になる話として通貨危機になる可能性が一部のメディアで報じられているようです。

・ヘッジファンドや著名投資家が「人民元空売り」準備中

マーケットを形作っているのは巨額の資金の流れであり、その資金を動かす人たちの思惑です。個人トレーダーは資金量が圧倒的に少ないので資金量が多いヘッジファンドや著名投資家の動きについていくのが最も利益を出しやすいのは自然な理屈です。上の記事にあるとおりヘッジファンドたちが通貨危機を人民元で再現しようとしているなら、その動きは注意しておく必要があります。

今回ヘッジファンドが再現しようとしているのは1992年のジョージソロス氏の空売り仕掛けによっておこった「ポンド危機」1997年の「アジア通貨危機」のようなので年が近い「アジア通貨危機」の値動きを振り返ってみました。

【1997年アジア通貨危機のドル円チャート(月足)】
アジア通貨危機チャートドル円

ウィキペディアによると通貨危機の発端は1997年5月14日、15日のヘッジファンドによるタイバーツ売り浴びせからはじまったようです。チャート上ではその月にドル円が大きく下落しています。リスクオフの円高による影響だと考えられます。その後、相場は再度上昇していますが、アジア通貨危機はその後も影響を残していたようで1998年8月のロシア通貨危機へと波及したようです。チャートでは1998年の8月から再びドル円が下落しています。
なお、これらの情報は当時の相場を体験していないので過去の情報などをまとめたものになります。もし、当時の状況を知る人がいたらぜひその体験をお聞きかせくださいm(_ _)m

今回一部メディアで報じられた通貨危機が本当にヘッジファンドによって再現されようとしているなら、今後の相場の動きには一層の警戒が必要です。リスクオフとなれば株は売られ、過去のチャートから見ても円は買われることになると思います。

安倍総理大臣は消費税10%の見送りを行った際に、将来リーマン・ショック級の金融危機や巨大な天変地異が発生しない限りは再延期は行わないと発言していたと記憶しています。

【消費税】消費税10%への再増税まとめ

起きてほしくはないのですが、万が一、通貨危機が起こったら、リーマンショック級の通貨危機になるかもしれません。そうなると増税延期の大義名分になるでしょう。

相場の一寸先は闇ですが、個人トレーダーが利益を得るには大きな資金の動きには常に注意が必要です。通貨危機は起きてはほしくありませんが、その可能性があるなら事前にリスクを減らす動きをしておくことは重要です。

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