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G20の結果を見極める流れ USD/JPY相場2月22日~2月26日

週末にロンドン市長がEU離脱支持表明をしたことで英ポンドが中心の動きで始まった月曜だったがドル円相場には大きな影響はなくほぼ窓なしで始まった。ドル円は先週からのチャートで逆三尊をつくりネックラインを抜けて値を上げたが金曜の高値近いところまで上がったところで天井を打ってそこから下落を始めた。米財務関係者から「G20で為替の不均衡回避を強調へ」「競争的な通貨切り下げの回避を主張する」などの発言が出たことで介入期待が薄くなり値を下げ、翌日火曜の日本市場開始とともに時間足で作った三尊のネックラインを抜けて下落を強めた。同じタイミングで人民元の基準値が前日比で下落したこともあって下げは勢いを増して112円を割り込む。しかし、112を割れたところで50pips程度の急激な反発が一度あった。反発の理由は不明。一旦は反発したものの中国株の下落を受けて再度112円を割れてその後は111円台になると112円への反発を繰り返していたが上値を切り下げながら値を下げていった。日本時間では要人(石原再生相、黒田日銀総裁)の発言があったことは下落に影響していたかもしれない。23日に北朝鮮が米韓への攻撃を警告する声明を発表したことも市場心理をやや冷やした。WTI原油先物価格は主要産油国の増産の凍結合意間近のニュースやIEA(国際エネルギー機関)がアメリカの原油生産量が来年に減少するとの見方を示したことから22日から23日には一旦値を戻していたが、ドル円には影響がなかった。また23日にイラン石油省が原油増産凍結案合意について非現実的との発言をすると原油価格はまた下げていた。24日水曜には日本時間の夕方にドル円相場は一旦大きく反発したが112.20台をつけた後再び下落に転じた。上昇の原因は不明。ドル円においては原因がはっきりしない急騰が多い気がする。その後はアメリカで発表された新築住宅販売件数などの各指標が悪かったことや、原油在庫が増加したことを受けて111円手前まで値を下げ、そこで結果的に二番底を作る形となって翌日日本時間早朝には112円台まで値を戻していた。木曜は上海総合指数が大きく下げたがドル円相場への影響は限定的だった。ドル円は112.2の抵抗を抜けたあとまた111円台まで一旦は戻ったが、その後は2月前半からのレジスタンスラインを明確に抜けて堅調なNYダウ指数に合わせて値を上げ続けた。26日には113円を超えたが節目は意識され一旦は上抜けたものの112.5まで値を下げたがそこがサポートラインとなり、26日金曜に発表されたアメリカのGDP改定値が予想より大幅に良い+1.0%となったことで急激に値を上げてその後のアメリカ指標も良かったことからドル高圧力が強くなって週の終値は114円近辺の高値で終わった。
チャート的には日足レベルのダブルボトムが意識される形になっている。115円を抜ければダブルボトムの完成となり上昇圧力は強くなりそうだ。週足も下ヒゲをつけた陽線になって高値で引けたので週明けまずは上値を試す可能性が高いと見れる。26日、27日のG20の共同声明を市場がどう受け止めるかが方向性に大きく影響しそうだ。ただやや期待はずれな内容なので週明け下窓もありうる。
来週で2月も終わり3月へと月が変わる。月曜はG20の共同声明の結果を受けた市場の動きと月末の値動きに注意したい。次週はアメリカの雇用統計があり、米大統領選に影響すると言われるスーパーチューズデーもある。ISM製造業景況指数が予想を大幅に超えて50を超えるかにも注目。引き続きアメリカの経済の動向に左右される展開が続きそうだが、直近発表されている各指標を見る限りアメリカ経済は引き続き強いと見れる。中国の人民元の動向に注意しつつ、115円を超えて上昇トレンドを作るのか、再度下値を試す展開になるのか見定めたい。ドル円は一旦は上値を試してから、再度111円のサポートラインを割る展開になると予想しているが、上昇に弾みがついて投機ポジションの巻き戻しがされればそのまま値が戻ってこないことも十分考えられるので慎重にポジションを取っていきたい。

USD/JPY week O:112.539 H:113.980 L:111.029 C:113.957
USD/JPY予想レンジ 2月29日~3月4日 110.00-115.00

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