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乱高下するドル円相場 USD/JPY相場2月29日~3月4日

前週の高値から始まったドル円相場は114を前に下落で開始した。週末のG20で具体的な対策がなかった結果を受けて市場は若干の失望をしたと思われる。日本時間10時台に入ると中国の人民元が基準値を切り下げたのを受けて下落に拍車がかかった。上海総合指数も下げ幅を広げた。日本市場の後場に入ると株価が軟調な展開を受けてドル円レートも引き続き下落した。112円後半まで下げたところで一旦は反発し、19時(日本時間)代に中国人民銀行が預金準備率を50bp(ベーシスポイント)引き下げると利下げ発表したことを受けて113円まで値を戻していた。ただ同日発表されたアメリカのシカゴ購買部協会景気指数ほかの指標結果が悪かったため相場はまたリスクオフとなり、ドル円は時間足チャートで作ったヘッドアンドショルダーのネックラインを下抜けして、3月1日早朝には112円手前まで値を下げた。29日に財務省から発表された政府・日銀による為替介入実績はゼロだった。2月の度々の急騰は為替介入が疑われていたが発表結果としては介入はなかったということになる。火曜になると相場は反発し上昇を開始した。同日発表された中国の指標は予想より悪いものだったが影響はなかった。ドル円相場は欧州時間に入ると113円まで値を戻しその後、時間足で逆三尊を作る形となって火曜に発表されたアメリカのISM製造業景況指数が予想よりよい49.5となった結果を受けて113円台のネックラインを突破し急騰した。翌日水曜の日本時間では114円を中心としたレンジ相場となって三角保ちあいを作ったのちに上方へブレイクした。ただ、ブレイク後の上値は重く114.5前で小幅なレンジを作り、アメリカのADP雇用統計の数値が予想よりよかったことを受けて一旦は114.50をブレイクしたが、そこが高値となって下方向に流れを変えた。EIA原油在庫が増加した結果を受け原油価格が一時下落した影響もありアメリカ市場時間内には一時113円台手前まで値を下げたが、底を打つと今度は日本市場時間では114円台まで回復し、1円以上の幅を往復する荒い値動きとなっていた。同日発表された中国の指標は予想より悪い結果となっていたが、人民元基準値が元高方向に設定されたこともドル円レートを支えた理由かもしれない。一旦は114円台まで値を戻したが、その後はまた113円台まで下げて雇用統計まではやや広い113円から114円のレンジ相場となった。4日に発表された米国の雇用統計は非農業部門雇用者数は予想より大幅に多い242000人増加となったため、発表直後は114円を回復したが、平均時給の伸びが見られなかったためにその後下落し一時113円前半まで下げたがその後また114円台まで戻し乱高下する結果となった。雇用統計後に上下のレンジ幅を試した後のドル円レートの週の終値は113.800となった。上下に乱高下した週ではあったが週の終値は先週の終値とさほど変わっていなかった。
チャートでは引き続き111円から115円のレンジ相場が続いている。雇用統計の大幅な雇用者数増加を受けても上値を突破できなかったため、引き続き下値を試す展開が続く可能性が高い。レンジの中では上にダブルトップ、下にダブルボトムの形を作っており、どちらかに抜けた方向に流れができそうだ。2月が終わって、月足は大陰線となっている。
中国では5日から16日まで全人代が開催されており、次週は中国の外貨準備高の発表もあると予想されるので、その動きに注意をしておきたい。NYダウと原油相場はダブルボトムをつけてネックラインを上抜けたため底打ちをした可能性があって、相場は一旦はリスクオンへ傾きつつあるが、ドル円相場は上値が重い展開が続いている。中国市場のごたごたが続く限りは引き続き一度は下値を試さなければ上抜けは難しいとみている。

USD/JPY week O:113.928 H:114.543 L:112.134 C:113.800
USD/JPY予想レンジ 3月7日~3月11日 110.00-115.00

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