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ハト派のイエレン議長の発言でドル売りへ USD/JPY相場3月28日~4月1日

【月曜日】
週明け上窓を開け先週の高値113.299を朝から超えたドル円相場はその後もジリ上げを続けたが、日経が後場に入り急落すると113.7を超えられずに下げ始めた。日経はその後乱高下をし荒い動きとなってドル円も荒い動きとなった。欧州市場はイースター休暇で休み。日本時間21:00以降に発表されたアメリカの個人所得や中古住宅販売の指標は予想よりよかったがドル買いにはならずドル円は113円前半まで値を下げた。その後は反転しまたじりじりと値を上げ始めた。
【火曜日】
日本市場開始の9時台にまた113円前半に下げたがすぐに値を戻し、その後は日本時間18時までに113.790まで値を上げた。2016年度予算が参議院本会議で可決・成立したこともあって株価の支えへの期待もありドル円は上げていたようだが夕方の安倍総理会見時に、消費税増税延期と衆議院解散の否定をしたため期待が消え値を下げ始めた。その後はジリジリと値を下げて日本時間30日1:00のイエレン議長の講演待ちとなった。イエレン議長は講演で「必要に応じ刺激策講じる余地はかなりある」「利上げにおける慎重な姿勢は特に正当化される」とハト派の発言をし、ここ最近米地区連銀総裁の利上げの可能性を示した発言を否定することとなり、ドル売りへと流れが変わった。このチャートの流れは同月のFOMCでドル売りとなった流れに似ている。原油価格の下げもありドル円は113円を割って112円半ばまで値を下げた。
【水曜日】
日本の朝方少し値を戻してはいたドル円レートだが113円には遠く届かず112.8で値を切り返し、再び下落をはじめ欧州市場が始まる日本時間16:00には一時112円を割るところまで値を下げていた。そこで一旦は反発をしたもののイエレン議長の発言で変わったドル売りの流れは変わらず、ドル円は上値が重く112円前半でレンジ相場を形成することとなった。アメリカのADP雇用統計の数値はほぼ予想通りで発表直後は相場の反応はなかったが、数分後にドル買いで反応していた。その後は米週間原油在庫の発表を受けてWTI原油価格が値を上げたがリスクオンは強まらなかった。
【木曜日】
日本の年度末日ということもあり日本市場開始後、ドル円相場の動きは実需のフローで荒い動きとなった。ただ112~112.7のレンジ相場はどちらにも抜けなかった。その後は欧州市場でもレンジを続け、NY時間に発表されたシカゴ購買部協会景気指数が予想よりよかったことと、エバンズ総裁の利上げに前向きな発言で日本時間深夜にはややドル高傾向になり112.5を超えるところまであげていた。
【金曜日】
日本市場開始前に発表された日銀短観が悪化したことを受けて日経平均の売りが強まり、それに合わせてドル円相場は売りが強くなった。同日発表された中国の経済指標(製造業PMI、非製造業PMI)は予想よりよかったが下値を支える材料とはならなかった。日本株の売りは年度末までに本邦の買い支えがなかったことを失望した売りがあったのかもしれない。その後は雇用統計を待つことになったが、雇用統計前にドル売りは強くなり発表時間21時30分(日本時間)前に一時112円を割れるが、アメリカの雇用統計が発表されると値を戻した。雇用統計の結果は非農業部門雇用者数と平均時給は予想を上回ったが失業率が5.0%と前回よりも悪化した。結果は悪くなかったが上値を追う展開にはならず、一旦は上げたものの売りが強まると112円下のストップを刈る動きとなり一時111.8まで値を下げた。その後は112円まで値を戻せたが、112円を挟んで値を上下する展開となった。その後発表されたISM製造業景況指数は予想よりもよい51.8となり50を超えていたためドル買いが強まった。上値の抵抗と雇用統計時の高値も超えたが112.5円を超えられずにドル円レートは再び値を下げ、その後は終始売られる展開となって終値は111.585となった。
【今後の見通し】
雇用統計の結果次第では上抜けをして上昇トレンドを形成するかもしれないと見ていたが、先にイエレン議長のハト派発言により上昇の勢いは打ち消された格好となった。チャート上でもレジスタンスラインを超えられずに下げたためレンジ相場継続となっている。
201604USDJPYDAY
金曜の日足は陰線の丸坊主となり強い売りサインになっている。3月の月足は陰線の十字線となった。週末の流れから一旦は下値を試すことになるとみているが110円台では引き続き下値は拾ってみたい。下値は111円までの下落は想定内だが前回下値の110.671を割ってくるようだとレンジを下にブレイクする可能性もあるので注意が必要だ。
【次週の予定】
4日は中国市場は休場。特に大きなイベントは予定されていないが、4月7日に公表される FOMC議事録に注目したい。また8日にはイエレンFRB議長が討論会に参加する予定になっている。米雇用統計発表を通過した後に議長がどのような発言をするのか注目している。

USD/JPY week O:113.303 H:113.790 L:111.578 C:111.585
USD/JPY予想レンジ 4月4日~4月8日 110.00-114.00

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