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ゴールデンウィーク相場 USD/JPY相場5月2日~5月6日

【月曜日】
金曜市場が閉まる前に日本がアメリカ財務省の為替操作を監視する対象となった報道があったあと、麻生大臣が土曜に「一方的で投機的な動きがみられ、極めて憂慮している」と介入を匂わす発言をしていたことで値動きに注目が集まった月曜は、特に大きなギャップなくはじまり一旦は上方向に値を伸ばすも106.7で値が重くなり、介入警戒感からか106円も下が固くレンジ相場となった。日本時間夜に発表されたアメリカのISM製造業景況指数は予想より悪かったが50.8と50以上を保った。同時刻にドル円相場は上値が重かった106.7をブレイクしたが106.796で上髭を作りダマシとなって今度は下値を探る展開へと変わっていった。日銀総裁の円高懸念発言もあったが相場の反応は限定的だった。
【火曜日】
火曜は日本市場がゴールデンウィークで休みとなっていたが、日本時間9時になると仕掛け的な売りがあったのかドル円相場は下落した。ただ106円は引き続き下値が固くブレイクできずにいたが、日本時間13:30に発表された豪州のサプライズ利下げに合わせて106円を割れ16時には105.551まで値を下げた。そこが週の底値となって、その後は徐々に値を戻し、日本時間夜に麻生太郎副総理兼財務・金融相が「円の激しい動きを懸念」「必要に応じて円の動きに対応する」と発言したり、ルー財務長官が「日本は為替政策について国際的約束を守っている」と擁護するような発言をしたり、米連銀総裁から利上げ示唆する発言なども重なって106円後半まで値を戻していった。
【水曜日】
日本時間早朝6時台に月曜に上値が重かった106.8をブレイクすると上昇が加速し、ショートカバーもあったのか107.455まで急騰した。その後は底値から2円近い急激な上昇の影響もあってか106.5まで値を下げたが、再び107円台へと上昇する荒い値動きとなった。107.347まで値を戻した後は、今度は下落を続け米のADP雇用統計の数値が予想より悪かったことを受けて、106.252まで下落したが、そこでチャートでは下ヒゲをつけ反転することになった。その後に発表されたアメリカのISM非製造業景況指数は予想より強く上昇をサポートする要因となっていた。
【木曜日】
107円近くまで値を戻していたドル円相場は引き続き日本市場が休みなこともあって小幅なレンジ相場を形成していたが、欧州市場時間に入って5月4日に付けた高値107.455から引く時間足のレジスタンスラインを107.1で上にブレイクした。ただ上値は重く107.5円を超えられずに107.391で反転し、日本時間21:30に発表された米国の失業保険関連の経済指標が予想より弱かったこともあって今度は106.795まで値を下げた。その後、ヨーロッパを歴訪中の安倍総理大臣が会見を開き、為替について言及する発言があったことが影響し急速にV字回復をして週の上値を更新して107.5までつけたが、4月11日の107.626の下値をブレイクしたラインがレジスタンスとなっていて超えられず再びジリジリと下値を模索する展開となった。
【金曜日】
ゴールデンウィークが終わり日本市場が開くと相場は一旦は上昇したもののすぐに値を下げて上海総合指数の下落に合わせて、下げ幅を拡大していた。同日のアメリカの雇用統計発表時には106.9辺りの値を維持していたドル円レートだったが、雇用者数が予想より悪かった米雇用統計の結果が発表されると106.433まで値を下げた。非農業部門雇用者数は160000人、失業率5.0%と予想より弱くなっていたが、平均時給は強く、下値は限定的となっていた。結果的に相場は雇用統計発表時につけた下値で反転し週の終値は107円台まで値を戻す結果となった。
【今後の見通し】
チャートでは105.551で反転した形となっているが4月11日の安値107.626のレジスタンスラインが重くなっている。
201605
このラインを明確に超えれれば上昇する展開も期待できる。月足のヘッドアンドショルダーの利益確定ラインである106.549を達成しているので、チャート上の次の下値の目途は2014年10月の105.195、その下は100円台までとなる。105.551で日足で下ヒゲを出しているので相場は底を打った可能性もあるが、上昇するかは上のレジスタンスラインを明確に超えれるかを見てから判断したい。
【次週の予定】
アメリカの6月利上げ観測は雇用統計の結果を受けて後退したとみているが、賃金の上昇は見られたのでインフレ傾向が強まれば利上げの可能性はまだある。次週の小売売上高や生産者物価指数の数値は今後の動きをみる上で注目したい。次週は特に大きなイベントはないが、日本の大型連休が終わり、日本勢が戻ってくるのでその値動きにも注意したい。5月10日に公開が予定されているパナマ文書は相場に与える影響が未知数だがこちらも注意はしておきたい。

USD/JPY week O:106.297 H:107.478 L:105.551 C:107.110
USD/JPY予想レンジ 5月9日~5月13日 105.00-110.00

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