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連休明け上昇後のレンジ相場 USD/JPY相場5月9日~5月13日

【月曜日】
大型連休を本格的に明けた月曜日、前週の雇用統計後の流れを引き継いでドル円相場は上昇する流れとなった。日本時間9時には107.619まで上昇する場面があったが、4月11日の安値107.626のレジスタンスラインを超えられずに一旦は下落した。しかし下値は限定的となっていて、107円前半からまた上昇をはじめ高値を更新すると今度は107.7が重く何度かブレイクを試し日本時間17時に明確に107.7をブレイクすると上昇を強めた。麻生太郎財務相が9日参院決算委員会で為替市場での急激な円高に対して「当然介入の用意がある」と為替介入に直接言及したことも相場の上昇を後押ししていた。日本時間夜には108.5台まで値を上げると、急激な上昇のためか上げ止まり108.2から108.5の間で小幅なレンジを形成していた。
【火曜日】
日本時間5月10日午前3時にパナマ文書が公開されていたが相場への影響はなかった。レンジを形成していたドル円相場は日本市場が開くと108.5を上にブレイクした。10時台に発表された中国の消費者物価指数、生産者物価指数などの影響もあってかブレイク後に再び下値を試して若干乱高下したが、明確に108.5以上に値を乗せ前日高値も超えていくとそのまま上昇を続ける流れとなった。浜田参与の90円前半に円高進行すれば介入すべきとの発言もあったが、市場への影響は限定的だった。ドル円レートは翌日11日の6時に109.376まで上昇した。
【水曜日】
高値をつけたドル円相場はその後は急激な上昇の影響もあってか下落する流れとなった。109円を割ると下落は加速して108.6まで値を下げた。その後はジリジリと安値を更新する展開が翌日まで続いた。日本時間夜に発表されたアメリカの原油在庫が予想外に減少したことで原油高となってつられてドル円も一時的に上昇はしたが、上げは限定的で引き続き下値を追っていた。
【木曜日】
108.3円台まで下落していたドル円相場は108.3の下値が固くサポートラインを形成していたが日本市場が始まる9時になるとブレイクして108.222まで値を下げた。ただブレイクした後の売りは続かずその後は値を戻し時間足で下髭の陰線を作ると反転し再び上昇する流れとなった。同日、米コロンビア大学の伊藤隆敏教授が6月か7月に日銀が追加緩和を行う可能性を指摘したことも上昇をサポートしていた。日本時間20時には109.389まで上昇し火曜の高値を若干更新したところで、発表されたアメリカの雇用関係の指標が予想より弱かったため、今度は再び値を下げて108.6円台まで下落したが、NY市場時間には連銀総裁のタカ派的な発言が続いて日本時間の朝方には再び109円台まで値を戻していた。
【金曜日】
109円台まで値を戻したドル円は日本市場時間は108.5円台まで値を下げてそこで反転した後に109円の手前でアメリカの経済指標発表時間を迎えた。米の小売売上高は予想より強かったので発表後は週の高値を更新して109.436まで上昇したが、上値が重かったことと生産者物価指数は一部予想より弱かったこともあってか上値は追えず109円を割るところまで再び値を下げた。その後に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が予想よりかなり強かったことで再び週の高値を更新して109.528まで上昇したが、やはり上値は重くチャートで長い上髭をつけると朝方には108.578まで下落して1週間を終えた。日本時間14日の2時頃に首相が日本の消費増税の延期の方針を固めたとの報道があったが市場は特に反応していなかった。
【今後の見通し】
チャート上では4月11日の安値107.626のレジスタンスラインをブレイクしてから上昇を強めていたが109.5から上が重く、110円を超えることができずに1週間が終わった。ブレイクした107.7のラインはサポートラインとして機能するとみられるが、このラインを再び割り込むと下降トレンドに逆戻りとなる可能性が高い。110円を超えられれば上昇トレンド継続の可能性もあるが、日足チャートでは金曜に上髭の陰線をつけたため下値を試す可能性が高い。しばらくはレンジ相場からやや下方向に値が進むと見ておいた方がいいかもしれない。
【次週の予定】
金曜に報道されている日本政府が消費増税の延期の方針を固めたとのニュースを株式市場がどう判断するかを見極めたいが、市場の反応が薄かったのですでに材料として見られていない可能性があるかもしれない。週末20日からはG7財務省・中央銀行総裁会議が開催される。次週ではないが26-27日に予定されている伊勢志摩サミットもあるため、しばらくは為替介入はやりにくくなるとみられ、この機をついて投機的な売りが入る可能性にも注意したい。アメリカの経済指標では17日の消費者物価指数と19日のFOMC議事録公表に注目したい。

USD/JPY week O:107.203 H:109.528 L:107.125 C:108.578
USD/JPY予想レンジ 5月16日~5月20日 107.50-110.00

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