FXでは運がよかったり、その時の流れに乗って一時的に勝てることもあります。もし、今下の2つのことを決めずにFXをして勝っているなら、それはギャンブルで一時的に勝っているだけに過ぎないのですぐにFXはやめましょう。このまま続ければ100%数年のうちに勝った利益を吐き出して退場になります。
・優位性のあるトレードルールを作る。
・トレードルールを守る。
上の二つがないトレードはただのギャンブルです。ギャンブルでは一時は勝つことはあっても終わりなく続ければ勝つのは胴元であってトレードを重ねればスプレッド(手数料)の分だけ損失が積みあがっていきます。
ギャンブルの参加者は一般的には勝てません。ギャンブルでは胴元が有利になっているからです。一度大敗してしまっても、あきらめずにギャンブルを続ければ原資を取り返せることもあります。しかし、トレードルールがないギャンブルを続けたら、結局はまた負けてしまうのです。
FXは買いか売りのどちらかを選択するので、何も考えずにポジションを持っても二分の一の確率で勝ったり負けたりを繰り返します。この何となくやっても勝てたり負けたりするのがFXの罠であり、初心者に勝てるかもしれないという希望を抱かせ、結果ギャンブルを繰り返して抜けられなくなってしまう理由でもあります。
FXをやっていて楽しいと感じている人はトレードではなくギャンブルをやっているといっていいでしょう。勝てるトレードというのはただただ同じことを繰り返していくだけなので楽しさはありません。FXを楽しいと感じるのはギャンブルとして市場に参加している証拠であって危険な兆候です。同じことの繰り返しを楽しいと感じれる人はなかなかいません。
勝てるトレーダーというのは、膨大な情報を分析してエッジのある条件をみつけ、自分の感情を制御して、ただただ同じトレードを繰り返しているだけなのです。