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イギリスEU離脱ショック後のマーケット USD/JPY相場6月27日~7月1日

【月曜日】
前週のイギリスEU離脱ショックの影響か週の終値から下に50pipsほど窓を開けて始まったドル円相場だったが、窓はすぐに埋めて一時102.452まで値を上げた。その後は値を上下しながら下落して日本時間20時には101.383をつけるところまで値を下げた。政府と日銀は27日午前に緊急会合を首相官邸で開いたが特に新しい材料はなかった。アメリカ市場時間にはイエレンFRB議長の講演が予定されていたがキャンセルとなっていた。101.383を安値に反転していたドル円相場は朝までジリ上げる展開となって102円まで戻していた。
【火曜日】
102円まで値を戻していたドル円だったが、早朝から下落が続き日本時間10時台には101.5円近くまで値を下げていた。日本市場が開いた後の10時台には株の急騰につられて再び102円台まで値を戻す場面もあり、その後は、また値を若干下げたが安値を更新することはなく、翌日29日に再び政府・日本銀行で緊急会合が開かれるとの報道もあって、期待感からか値を上げる展開が続いた。アメリカ市場時間に発表されたGDP確報値が若干改善していたのもドル円の下値を支える材料になっていたが、その他のアメリカの経済指標はまちまちとなって、ドル円は102.8から上が重く高値でレンジ相場となっていた。
【水曜日】
前日の高値を維持するも103円を試すことができなかったドル円は、日本市場が開くと値を下げ、値を上下しながら14時には102円手前まで下落していた。政府・日本銀行の緊急会合でやはり新たな材料がなかったことも下落の材料となっていたとみれる。しかし、102円を割らずに反転すると今度は再び103円を試す位置まで値を戻していた。イギリスのEU離脱に関係するニュースではスコットランドがEU残留のために独立の意思を示すなど混乱している様子が伝わった。日本時間の早朝には一時103円をつけていたが、上髭をつけてその後は102円後半まで値をさげることとなった。
【木曜日】
103円から反転して下落していたドル円相場は102円後半でやや荒い動きのレンジ相場となって、値を上下していた。イギリスのEU離脱関連のニュースではキャメロン首相の後継第一候補といわれていたボリス・ジョンソン前ロンドン市長が英保守党の党首選に出馬しないと表明し、事実上イギリス首相レースからの離脱を表明していた。イギリス国内はいまだ混乱の中にあると見れた。アメリカの雇用関係の経済指標は予想よりよいものと悪いものがあったがシカゴ購買部協会景気指数は予想より強かったことでドル買いを誘っていた。ただ、6月末ということもあって、日本時間0時のロンドンフィックス時間には、値が荒い動きとなって、同時刻に英中銀カーニー総裁が金融緩和を示唆したこともあり、ポンド急落につられてドル円も値を下げた後、今度はECBで債券購入のルール緩和を検討しているとの報道がされると急騰しドル円は103円をブレイクして朝方には103.379まで値を上げていた。
【金曜日】
早朝に天井をつけたドル円はイギリス離脱前の安値だった103.5が重く抜けられずブレイクした103円まで押し戻されて値を下げ続け、日本時間16時には102.5を割るところまで値を下げた。ECBが前日の債券購入のルール緩和を検討しているとの報道を否定したことも下落を誘っていた。23時に発表されたアメリカのISM製造業景況指数は予想よりも大幅に良い53.2という高い数値だったが、相場を上げる材料とはならず102.4から102.6のレンジ相場に終始して週の取引を終えた。
【今後の見通し】
イギリスの国民投票結果後のマーケットは予想通り一旦は反発を試す展開となっていた。ドル円はイギリス離脱前の安値だった103.5を上抜けできずに戻していることからもう一度下値を試す可能性が高くなったとみている。イギリス国内は離脱の結果を後悔する声(ReBrexit)も聞かれ今後の政治においても英分裂の懸念もあり混乱することが予想されるためマーケットにとっては引き続きリスク要因となりそうだ。先週の急激な値動きがあったため、しばらくはレンジ相場となる可能性が高い。しかし、チャート上では月足、週足、日足で長い下ヒゲをつけているので、再度上昇し103.5を超えてこれれば上昇トレンドになる可能性もあり、下値は再度100円を割れるような展開となると前回安値を更新してくる可能性も出てくるので注意が必要だ。
【次週の予定】
7月4日は独立記念日でアメリカ市場が休場になる。次週はアメリカの雇用統計に注目。前回の雇用統計ではネガティブサプライズで予想より大幅に少ない雇用者数だったが、今回数値が改善されてくれば、7月利上げの可能性は残るためドル高になるかもしれない。ほかは7日のFOMC議事録公表にも注目したい。

USD/JPY week O:101.872 H:103.379 L:101.383 C:102.540
USD/JPY予想レンジ 7月4日~7月8日 100.00-105.00

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