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雇用統計まで下げ続けたドル円 USD/JPY相場7月4日~7月8日

【月曜日】
大きく窓を開けることもなくスタートしたドル円相場は日本時間12時に102.796の週の高値をつけてからそのまま1週間下落を続けることになった。月曜はアメリカが独立記念日で休場のためレンジ相場となって102.4以下が底固く推移していた。イギリス関連の報道では英独立党党首が辞任を表明し、英国の混乱が続いていることがわかった。
【火曜日】
102.4以下が固く推移していたドル円相場は日本市場開始とともに下抜けし日本市場時間では102円を割るところまで下落した。15時を過ぎると102円も明確に下抜けして、ドル円は値を戻しながらも上値を切り下げるだけで下落の勢いは続いていた。欧州株の売りとポンド売りにつられ101.5近くまで値を下げたが6/27の安値101.383が意識されたためか一旦は反発した。ポンド円は英国民投票時の安値を更新していた。
【水曜日】
朝8時台にドル円は急落し、昨日の安値を下抜けすると101.5を明確に下抜けし101円も割れ、100.5近くまで値を下げた。100.5では一旦は反発したものの、101.230まで戻してから再び値を下げて安値を割り100.207まで下落した。夕方には財務省幹部からは投機的な動きを注視するとの報道も出ていたが、下落を止める材料にはなっていなかった。100.207でドル円は反転し、同日発表されたアメリカのISM非製造業景況指数が56.5と予想より高い数値となっていたこともあってか、夜には101.4まで値を戻していた。その後公表されたFOMC議事録では「ほとんどのメンバーは英国民投票が米経済を妨げ、金融市場を混乱させる可能性があると指摘」等と出ていたが、英国国民投票前のFOMCでの意見だったためか相場への影響はほとんどなかった。
【木曜日】
101.3を中心に時間足レベルの三角持ち合い相場を形成していたドル円は、101.5が重く抜けられず、7時になると下抜けして再び下値を模索する動きとなっていた。翌日に米雇用統計を控えていることもあってか101円を中心としたレンジ相場となっていたが、ポンドの値動きにつられてやや荒い動きとなっていた。21:15に発表されたアメリカのADP雇用統計と21:30に発表された新規失業保険申請件数は予想よりも良い結果となっていたが、ドル買いは続かず、再び値を下げ始めると100.575まで値を下げた。
【金曜日】
早朝に金融庁・財務省・日銀が情報交換会合をしていたが、特に新しい材料は出てこなかった。8:50に発表された日本の貿易収支は減少していたため、円売り材料となっていたのと、会合への期待があったのか日本時間9時には一時的にドル円は値を若干上げていたが、その後は会合の期待が剥落したためか値を下げて前回安値の100.2手前まで下落した。アメリカの雇用統計発表までは100円台で値をもみ、21:30に非農業部門雇用者数が287,000人増加したことが発表されるとドル円は1円程度値上がりし、101.20を超えるところまで値を上げた。しかし、上昇の勢いが続くことはなく、今度は投機的な売り仕掛けなのか、週の安値を更新して100円を割るところまで急激に値を下げた。100円ではまた急激に反転して値を戻し結局ドル円レートは雇用統計発表前と同じ100.5近辺で週を終えることとなった。
【今後の見通し】
1週間下げ続けたドル円相場は日足で6本の陰線が並んでいるため、一旦は反発が見込まれる。注目の雇用統計は予想より強い数値となったが、英国のEU離脱の影響でアメリカの利上げ期待が遠のいているため、ドル円が上昇する見込みは薄くなっている。ドル円が上昇するためには、米利上げの動向次第だが、アメリカの雇用統計の結果を受けて、次週の市場の反応やFRB議員の発言がどのように変わるかで今後の利上げの方向性が見えてくるかもしれない。ダウは18000を超えて再び高値を追うところまで来ているので、市場の過熱感を警戒するならFRBから利上げに関する発言が出てくる可能性もあるので注意したい。
【次週の予定】
次週は週明けにバーナンキ前FRB議長と安倍首相・黒田総裁が会合をひらくという報道がされている。特に大きな材料となる発言などはないと思うが内容には注目したい。今週末は日本の参議院選挙ではあるが、結果は市場の予想通りになることが見込まれているので大きく影響することはなさそうだ。アメリカの経済指標では14日の生産者物価指数、15日の小売売上高、消費者物価指数に注目。ほかにはベージュブックの内容も気に留めておきたい。
USD/JPY week O:102.628 H:102.796 L:99.982 C:100.456
USD/JPY予想レンジ 7月11日~7月15日 100.00-105.00

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