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経済指標で揺れるアメリカ利上げの思惑 USD/JPY相場8月29日~9月2日

【月曜日】
前週金曜日の上昇からやや上に窓を開けてスタートしたドル円相場は日本市場時間で102.386まで値を上げた。そこが一旦の天井となって今度は下げ始め、英国が休場となっていたこともあってか欧州時間は小動きとなって、アメリカの市場が開くと下げ幅をやや強めたが、朝につけた安値を割ることはなかった。NYダウは上昇していて、米国はイエレン議長講演後もまだ利上げなしとみる勢いのほうが強いように感じた。
【火曜日】
昨日からの下落が続き早朝8時台に101.7台まで値を下げ、月曜に開いていた窓を埋めた形となった。そこが底になり、菅官房長官がロイター・ニュースメーカーでの講演で、「断固として対応できる体制を取っている」「常に為替には最大の関心を持っている。その時々によって必要なことを行う」と発言したこともあってドル円は上昇した。菅官房長官の発言はやや強気で、一部ではアメリカとの間で何か為替についての事情に変化があったのかもしれないとの噂も出ていたようだった。
浜田参与からも為替介入をすべき、外債購入でもよいとの発言があり、ドル円は底堅く推移していた。市場は19時半に予定されていた米フィッシャー副議長のインタビューに注目していたが、発言の内容に真新しさがなかったため若干値を下げる場面もあったが、102円を割れることはなく、その後はアメリカの消費者信頼感指数が予想より強かったこともあって上昇に勢いがついてアメリカの市場時間には103円台まで上昇していた。
【水曜日】
103円台に上昇したドル円レートは103円を挟んでレンジ相場を形成していた。15時になると上方にブレイクし、103.3まで値を上げ、その後21:15のADP雇用統計で予想よりやや強い数値が示されると103.5まで値を上げたが、103.5から上は上値が重くなっていてその後は上値をブレイクできず103.2から103.5のレンジ相場となった。
【木曜日】
昨日103.5のブレイクを何度か試していたドル円相場はブレイクができなかったためか、早朝に値を下げて小さなレンジ相場を下方にブレイクしたが下落は限定的で103円を割ることはなく反転し、欧州の市場時間に入ると103.5をブレイクして上昇を強めた。その後は、21:30に発表されたアメリカの新規失業保険申請件数が予想よりも若干だが堅調だったことで、さらに値を上げて104円に迫る勢いだったが、23時に発表されたISM製造業景況指数が予想よりも悪く49.4と50を割り込んでいたことで失望されて急激に下げることとなった。104円には週足レベルのトレンドラインがあって、結果的にトレンドラインをブレイクできずに下落したこととなった。ISM製造業景況指数の発表後は一旦は103.5でサポートされていたが、103.5をブレイクするとさらに値を下げて103.125まで値を下げた。ただ、103円はサポートとなって昨日の安値は割ることなく推移していた。
【金曜日】
103円前半で推移していたドル円相場は103.4から103.5がレジスタンスとなっていたが、米利上げの期待感からか下値は固く、15時にレジスタンスをブレイクすると上昇に勢いがつき103.7まで値を上げた。その後はアメリカの雇用統計結果を待つ形となり、雇用統計の発表は103.5近辺で迎えることとなった。注目の米非農業部門雇用者数発表の1時間前には値を10pipsほど下げる場面もあり、また雇用統計発表前からドル円は売り込まれられていたため、市場では雇用統計結果を悪いとみる動きが強かったように感じた。そして、21:30に発表された非農業部門雇用者数の結果は151,000人と予想よりも悪い結果となっていた。発表直後は結果からドル安となってドル円が103円では一旦サポートされるも、103円をブレイクすると下落に勢いがついて102.788まで値をさげた。ただその後は反転し、結果は悪くとも米利上げの可能性が残されたことからか上昇し始め104.316まで値を上げた。その後は若干値を下げて週の終値は104円近くで取引を終えた。
【今後の見通し】
先週レンジをブレイクしてからのドル円は上昇トレンドが継続している。チャート上でも8月の月足は下髭陽線となって反転を示唆し、今週の週足も陽線となった。注目の雇用統計結果が発表されて結果は予想よりは悪かったもののアメリカの9月利上げを否定する内容ではなかったため、引き続き利上げ期待からドル高が続く可能性がある。104円近辺にあるドル円の週足レベルのトレンドラインを明確にブレイクできれば引き続きの上昇の可能性は高まりそうだ。
USDJPY201609
ただ、ブレイクしたとしても99円から107円のワイドレンジを想定した場合には106円以上の上値を追うのは難しいとみている。107.5を超えてくるようだと週足でダブルボトムが完成するので上昇する可能性が高まる。
【次週の予定】
月曜はアメリカがLabor Dayで休場。アメリカ関連では6日のISM非製造業景況指数と8日のベージュブックに注目したい。8日にはECBの政策金利発表もあり、影響には注意したい。
USD/JPY week O:101.894 H:104.316 L:101.750 C:103.990
USD/JPY予想レンジ 9月5日~9月9日 103.00-106.00

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