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同日開催された日銀会合とFOMC USD/JPY相場9月19日~9月23日

【月曜日】
週末ニューヨークで連続爆発事件があり、市場への影響が懸念されたが若干週末の終値より値を下げてスタートしただけで影響はほとんどなくドル円相場は始まった。日本が祝日だったため市場が休みの中ドル円は早朝に102.41の高値をつけるとその後は一方的な下落を続ける展開となった。102円では反発する様子もみせていたが17時になると102円を明確にブレイクしアメリカ市場時間には101.565まで値をさげていた。
【火曜日】
明日21日に日銀金融政策決定会合の結果公表とFOMC政策金利の発表を控えドル円相場は動意薄となってレンジ相場になっていた。昨日の安値からじりじりと値を戻して一時102円をつけるところまで上昇していたが、そこからはまた値を下げて15時には株安と米金利低下の影響で昨日の安値を更新するまで値を下げたが、ブレイクしても勢いはなく101.5から102の間を上下するレンジ相場の動きになっていた。アメリカ市場時間に発表されたアメリカの住宅指標は予想よりも悪かったため値を下げる要因となっていたがレンジをブレイクすることはなかった。
【水曜日】
市場が注目する21日は朝の8時に仕掛け的な売りがありドル円は昨日の安値を一時更新したが、その後は一旦値を戻し、日銀の発表は101.7近辺で迎えることとなった。12時前にも再び仕掛け的な売りが入り、101.1台まで値を下げたが、日銀の発表がなかなか出てこずに時間が経過していくと今度は追加緩和期待から値をジリジリと上げる展開へと変わって102円近くまで値を上げていた。そして注目の日銀の発表は13時を過ぎても発表がされず13時18分になって発表され、発表と同時にドル円レートは急激に下げて101円を一時割ったが、その後内容が理解されたのか今度は一転し徐々に値を上げて高値を更新し102.772まで値を上げた。日銀の発表内容は金融緩和の「総括的な検証」の結果、金融緩和の大幅な枠組みの修正となり、これまでのマネタリーベース(資金供給量)を中心とした緩和から利回り曲線(イールドカーブ)を中心とする「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」に変更する内容となっていて、事前に見込まれていたマイナス金利のさらなる深堀は見送られていた。ドル円は高値をつけた後に徐々に値を下げ始め、黒田日銀総裁の会見でテーパリングとも受け取れる「長期国債の買い入れ増減あり得る」との発言を受けて発表前と同じ101.7近くまで値を下げて、その後も値を下げる展開が続き、日銀発表前に仕掛け的な売りで下げた安値を更新すると100円台にまで値を下げていた。その後は市場はFOMCの発表へと軸足を変え、発表まで100円台のまま小動きを続けていた。FOMCの政策金利は予想通り利上げはなかったが、金利見通しが下げられたこともあって値を上下する展開となっていたが、上は101円を超えられず、イエレン議長の会見が終わるとジリジリと値を下げる展開になっていった。
【木曜日】
日本の祝日となっていたが9時になるとドル円は100.099まで値を下げて100円を割るかという雰囲気の中、100円は割れることなく英国EU離脱の際につけた安値から引くサポートラインで反転し、祝日の中、金融庁、日銀、財務省の情報交換会が開かれるとの報道で値を上げて、例のごとく会合のあとには何も材料がなかったが、浅川財務官の為替に言及する発言でやや値をあげて100.5をブレイクすると小さな逆三尊型ができていたため上昇に勢いがついて17時には100.8台まで値を上げていた。その後は100円台後半での膠着が続き、21時30分に発表されたアメリカの中古住宅販売件数が予想より悪かった結果が発表されるとドル円は値を下げたが、100.5を割ることはなく値を戻して再び100円台後半でレンジ相場となっていた。FOMCでは利上げは見送られたが、12月への利上げ期待が残ったことから底堅く推移していたのかもしれない。
【金曜日】
ドル円は日本市場が開く9時になると一時値を下げたがその後は上昇をつづけ101円をブレイクするとストップを巻き込んだのか勢いがついて101.242まで値をあげていた。ただし、上昇はそこまでとなり、反転してブレイクした100円まで押し戻されると、101円を挟んで値を上下する展開から下方にブレイクして100.674まで値を下げていた。ただ下値も限定的で100.6台まで値を下げた後は値を戻し、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁のタカ派発言に反応してドル円は上昇し、101円台へと値を戻していたが金曜ということもあって、その後は小幅な値動きに終始し101円近くで今週は終わりとなった。
【今後の見通し】
ドル円の今後を見る上で重要な日米中銀のイベントが消化されたが、結果として99円から107円の三角保ちあいはブレイクすることなくレンジ相場が継続している。日銀は金融緩和の大幅な枠組みの修正を行い、この変更が今後市場にどのように受け止められていくのか次週の値動きに注目したい。アメリカは利上げは見送ったものの12月の利上げへの意欲が見てとれたので引き続き利上げ期待は続くものと思われる。現在は三角保ちあいの中に位置しているので、ポジションを大きくとるのは上下どちらかへのブレイクを確認してからとしたい。上と下では上のトレンドラインのほうが長いため、上方にブレイクする可能性が高いと考えている。安値があればタイトストップで拾ってみたい。
【次週の予定】
次週は26日に黒田東彦日銀総裁とドラギECB総裁、28日にイエレンFRB議長の発言が予定されている。特に新しい材料は出てこないとみられるが内容はよく確認しておきたい。ほかは日米の各経済指標の結果に注目。
USD/JPY week O:102.221 H:102.772 L:100.099 C:101.012
USD/JPY予想レンジ 9月26日~9月30日 100.00-103.00

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