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ドル円相場がトレンド転換したかもしれない3つの理由

2016年のドル円相場は下降トレンドになっていました。しかし、2016年10月4日に今年上値を抑えられていたトレンドラインと日足の75日線をブレイクしドル円はトレンド転換をした可能性が出てきました。

日銀が金融緩和の枠組みの修正をし、一部ではその内容がテーパリングではないかという話もあり、まだ円高が続くという見方もありますが、ドルと円に関する過去のデータからはいくつか相場が転換したかもしれない理由を見つけることができます。

理由その1 FOMCの利上げ時の過去チャート

アメリカが利上げをすると日米の金利差からドル高円安傾向になるといわれていますが、過去のチャートでは利上げ開始後は数カ月は円高になっていました。そして、今回の利上げ開始後も、過去と同様に円高ドル安になりました。
しかし、過去のチャートでは利上げ開始から数カ月経過すると今度はトレンドが変わり、ドル円は利上げ時の高値を超えて円安ドル高になっていました。今回の利上げは過去よりも緩やかな利上げとなっていて同じ値動きになるかはわかりませんが、アメリカの利上げ開始からすでに10カ月が経過していて、過去と同様の値動きをすると考えるとこれから先は円安ドル高になる可能性があると判断できます。

理由その2 アメリカ大統領選の年はドル高なのか?

11月に予定されているアメリカ大統領選挙は、現在ヒラリークリントン氏が優勢になっています。今回の選挙ではヒラリー氏、トランプ氏、二人の政策がドル安に傾きやすい政策なため、どちらが勝っても円高になると言われています。しかし、過去の大統領選挙のデータを見ると大統領選の年はドル円はドル高円安傾向になりやすく、また大統領選挙の翌年もドル高円安傾向になっていました。
相場において政策は必ずしも思惑通りに機能しないことは、今年日銀がマイナス金利導入に踏み切ったあとにドル円が円高傾向になったことからも明らかです。今回の大統領選挙後の値動きがどのようになるかは時間が経たないとまだわかりませんが、データからはこれからドル高傾向になる可能性が考えられました。

理由その3 ソフトバンク孫社長のARM買収とアベノミクス

7月、ソフトバンクの孫社長がARMを巨額買収しましたが、アベノミクスの初期にも同様に孫社長が巨額の投資を行っていました。ソフトバンクの買収が吉と出るか凶と出るかはまだわかりませんが、投資のタイミングという観点からみると、今回もソフトバンクの孫社長がもっとも海外企業の買収がしやすい円高の時期に投資している可能性があります。もし、孫社長の投資タイミングが正しければこれからドル円は円安傾向になる可能性があります。

このように複数のデータからは、ドル円相場が今後円安ドル高傾向になる可能性を示していました。そして、ドル円はチャート上でもトレンドラインをブレイクし、上昇トレンドの発生を示唆しはじめています。

【USD/JPY 週足】
usdjpybo

本日時点のドル円相場は10月13日に104.627の高値をつけてから調整ムードになっていますが、調整後、再び上昇していくことができれば、この後も上昇トレンドを長く続ける可能性があるかもしれません。相場の未来は必ずしも過去の値動きと一致するとは限りませんが、ドル円のこれからの値動きに注目していきたいと思います。

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