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主役はユーロか、ドル円は底固い USD/JPY相場10月17日~10月21日

【月曜日】
前週末の終値より少し高く始まったドル円相場は日本市場の開始まで104円台を維持して、9時30分に黒田日銀総裁の「必要なら追加緩和する」との発言で若干反発したが、10時台になると中国が人民元の対ドル基準値を6年ぶりの元安方向で設定した後に下げが強まり、一時104円を割り込んだ。しかし、そこから反発すると104.364まで値を上げたが、上昇は続かずそこからは値を上下させながら下降していった。21時になると先週のチャートから作っていた三角持ち合いを下方にブレイクし21:30に発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数の予想より弱い結果を受けて下げが強まり、104円台を割り込んで値を下げていった。ニューヨーク市場時間にはFRBフィッシャー副議長の発言もあったが相場への影響は限定的だった。
【火曜日】
昨日103.7円台まで値を下げていたドル円レートは、日本市場がはじまると下げ幅を広げて昨日の安値を更新し、103.674まで下落したがそこで一旦は底を打って反転することとなった。日本時間午後には株価に支えられ一時104円台に値を戻す場面もあったが、高値の維持はできずに値を再び下げた。日本時間19時にはイギリスのEU離脱に関する議会採決の報道からポンドの値動きがあってドル円も影響を受けて値をやや下げた。アメリカの消費者物価指数は前月比では予想通りとなったが、CPIコア指数はやや予想より弱い結果となり、発表後はドル円は一旦値を下げるも、その後上昇し104.188まで値を上げていた。ただ、上昇が一服すると再び103円台へと値を戻してその後は103円台後半で小幅なレンジ相場となった。
【水曜日】
日本市場開始とともにやや荒い値動きとなっていたドル円だったが、11時に発表予定だった中国のGDPへの警戒なのか、売り仕掛けなのかわからないが、10時台には昨日安値を更新して103.653まで売られていた。その後11時に発表された中国のGDPは7-9月期、前年比6.7%と予想通りの結果となり、ドル円は上昇し値を戻したが上値は重く103.9円を超えられずにいると、15時には値を下げて10月10日安値から引くトレンドラインを下方にブレイクすると下げ幅を強めることとなった。日本時間19時には一部通信社から「日銀の次回の会合での追加緩和は見送り」との報道もありドル円は103円台前半まで値を下げていた。21:30に発表されたアメリカの住宅関連の経済指標は強弱まちまちとなり、22時台になるとドル円は売られる展開となって、23時には一時103.146まで値を下げた。その後、原油在庫が大幅に減少していたことから原油価格が上昇し、ドル円もリスクオンの流れとなって反転したが、買いは続かず103円台前半で値を上下するにとどまった。しかし、その後はジリジリと値を上げていき、103.5近くまで上昇するが103.5から上が重くブレイクできずにいた。27時にはアメリカのベージュブックが公表され、相場への影響は限定的だったが、内容は年内の利上げ観測を支えるものだったためドル円は底堅く推移していたとみれる。
【木曜日】
ドル円相場は日本市場が始まると上昇し、103.5をブレイクするとゴトー日ということもあってか上昇幅を広げていった。早朝時間にはダドリー米ニューヨーク連銀総裁が年内に利上げする可能性が高いとの認識を示したことも相場を下支えしていたと見れる。日本時間10時には、三回目のアメリカ大統領選挙の討論会が行われていたが、引き続きヒラリー候補が有利とみられ特にサプライズもなかったため相場への影響は限定的だった。ドル円は11時台には売られるも103.5がサポートし、一時ブレイクした後に反転すると底堅く上昇していく流れとなっていった。103円台後半まで上昇するとドル円は小動きとなっていった。20:45に発表されたECB政策金利は予想通り据え置きとなっていた。21:30に発表されたアメリカの新規失業保険申請件数は予想より悪く、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想より強い結果となっていて、相場の反応もまちまちとなった。同時刻にはECBドラギ総裁の定例記者会見もあり、「緩和延長の議論なし」との発言でユーロが買われるも、その後「テーパリングの議論はなかった」との発言でユーロは上下する荒い値動きとなって、ドル円もややつられて103.5から103.8の間で荒い値動きとなっていた。その後の23時に発表されたアメリカの中古住宅販売件数は予想していたよりも強い結果となっていたため、ドル円は素直に反応して104円台まで上昇していった。なお同指標発表前には、先にやや値を上げる場面があった。
【金曜日】
昨日104円台まで上昇したあと、104円を維持できず103円に値を下げて小幅なレンジ相場となっていたドル円レートだったが、8時台から買いが強まり、再び104円へ乗せると昨日の高値を更新していった。日本の昼頃には104.198まで値を上げていたが、上値は重く二時を過ぎると白井前日銀審議委員の「ETF買い入れ拡大はよほどのことがないと困難」との発言に反応して日経が値を下げ、つられてドル円も値を下げた。同時刻に鳥取中部地震が発生したことも合わせてリスクオフとなったのかドル円は103.7円台まで売られていった。その後はジリジリと値を下げ続ける展開が続き、アメリカ市場時間がはじまると103.5手前まで下げ幅を広げたが、そこからは反転する流れとなって、104円までじりじりと値を上げるが104円では上値を叩かれて週の終値は103.8台となった。
【今後の見通し】
ドル円は引き続き104円を挟んでレンジ相場となっている。終値で104円を維持できなかったのは上昇トレンドにとってやや陰りをみせるように感じる。次週上下どちらかにブレイクできるかは予想できないが、大統領選挙を控えしばらくはレンジ相場を続ける可能性も出てきた。チャートでは週足でローソク足の陰線となり、上昇トレンドは一旦は息切れした形となった。次週、上値はダブルボトムのネックラインの104.316、下値は19日につけた103.146の安値、どちらかにブレイクした方向にトレンドができるかもしれない。ブレイクできなければしばらくはレンジを想定しておきたい。
【次週の予定】
28日のアメリカGDP速報値に注目。指標が良好ならドル円相場は引き続き底堅く推移するとみれる。その他では日本の全国消費者物価指数(CPI)やアメリカの各経済指標も確認しておきたい。
USD/JPY week O:104.293 H:104.364 L:103.146 C:103.813
USD/JPY予想レンジ 10月24日~10月28日 103.00-105.00

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