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アメリカ政策金利の引き上げとともにドル円118円台へ USD/JPY相場12月12日~12月16日

【月曜日】
週末にアメリカの大統領選にロシアがハッキングで関与していたとCIAが発表するニュースがあったが、その報道よりも10日にOPECと非加盟国で15年ぶりの原油協調減産が合意されたことがポジティブサプライズとなってドル円は先週の終値から小さな上窓を開けてスタートし、9時台には115.596まで上昇した。その後はアジア市場時間で115.143円まで下落し窓を埋める形となって反転すると高値を更新して17時台には116.109円まで上昇をした。米10年国債の利回りも2.5%を超え、116円の抵抗もブレイクしたがドル円は上昇が続かず高値から値を下げると米国債利回りの低下に伴って114円台まで値を下げて調整することとなった。
【火曜日】
日本時間7時台に114.730円まで値を下げたドル円だったが、そこが安値となって反転した。11時に発表された中国の鉱工業生産と小売売上高は予想よりも良い結果となっていて、115.2円までドル円は値を上げていったが、そこから一旦下落して時間足チャートで小さなヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトムができるとネックラインをブレイクして上昇を強めたが上値は重く115.5円までは値を戻すことはできなかった。22:30に発表されたアメリカの輸入物価指数は予想よりも良い結果だったが、数字自体が強いとは言えなかったためか、ドル円は再び一時114円台まで値を下げた。ただ、下値も固く米国債の利回り上昇につられてドル円は値を戻したが、米30年国債の入札後には金利が低下し再び下げる場面もあった。アメリカでは米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まっていたため明日の政策金利発表に向けてマーケットは様子見姿勢を強めていたのか、ドル円は値幅を縮小し115円から115.5円のレンジ相場となっていたとみれる。
【水曜日】
ドル円は引き続き小幅なレンジ相場が続き、三角保ち合い相場となっていった。同日に日銀が発表した短観は大企業製造業DIが改善を示す数値となっていたがドル円相場への影響は大きくみられなかった。115円の節目は割れずに底堅く推移していたドル円だったが、16時にレンジを下抜けすると114.871円までやや下げるも、下値は追わずに値を戻しレンジ相場は続いていた。22:30に発表されたアメリカの小売売上高は予想よりも弱い数値となってドルは売られて安値を更新し114.771円まで下落したが、前日早朝につけていた安値は更新せずにドル円は反転した。注目のFOMC政策金利の発表では、マーケットの予想通り金利の引き上げが発表された。金利の引き上げは織り込みずみだったが、政策金利の発表とともに2017年の政策金利見通しが上方修正されたことで、ドル高が強まりドル円は116円台まで上昇していった。イエレン議長の会見でドル高に対する懸念もなかったため、ドル円は上昇を強めて日本時間の朝5時台には117.383円まで上昇した。米10年国債の利回りも2.5%を超えていたためドル円はFOMCをきっかけに一つ上のステージに移動したとみれた。
【木曜日】
昨日のアメリカの政策金利引き上げから上昇を続けたドル円は、日本市場が開く9時になると昨日の高値を超えて117円台後半まで値を上げていった。その後は一旦売られたが、引き続きドル高の流れは続いていた。日本ではロシアのプーチン大統領が来日し安倍総理と会談を予定していたが、期待されていた北方領土の返還は見込めないという報道が事前にでていた。そのためか噂されていた1月の解散総選挙もないとの報道がでていた。ドル円は20時には118.658円まで上昇し高値をつけると、今度は米国債利回りの下落に合わせて値を下げて117.6円まで調整をし、そこからは値を上下するやや荒い値動きのレンジ相場となっていった。英中央銀行の金利発表は予想通り据え置きとなっていて、その後の22:30に発表されたアメリカの消費者物価指数は予想通りの数値となっていた。
【金曜日】
ドル円は118円台前半で三角保ち合い相場を形成し小幅な値動きとなっていった。日本ではプーチン大統領と安倍首相の二日目の会談が行われていたが、マーケットへの影響は限定的だった。22:30にはアメリカの住宅関連の経済指標が発表されたが、事前に予想されていたよりも悪くドル円は売られることとなったがレンジの範囲内で値を下げるにとどまった。日本の日が変わった1時過ぎになると中国海軍が南シナ海の国際水域で米国の水中ドローンを奪取したとの報道があり、リスクオフからドル円は売られて117.471円まで値を下げたが、米連銀総裁の来年の金利に対するタカ派的な発言もあってかドル円は118円近くまで値をもどして週の終値は117.9円台となった。
【今後の見通し】
ドル円は2014年12月につけている安値の115.566円から116円を明確にブレイクして上昇を続けた。引き続き上昇トレンドが続いているとみれるが、月足では上にレジスタンスラインがあり、ここを超えられるかが次の節目となりそうだ。
usdjpymon
米10年国債の利回りも2.5%を超えているため、ドル円は引き続き上昇が続くと予想しているが、月足のレジスタンスラインのブレイクに失敗したら、一旦は115円から116円近くまで下落する可能性がありそうだ。ポジションを売りから買いにドテンしはじめた市場参加者も増えているようなので振るい落としの大きめの調整には注意して押し目はしっかりと拾っていきたい。
【次週の予定】
19日、20日は日銀金融政策決定会合があるが、今回特に政策変更はないとみられるのであまり注目はしていない。アメリカの経済指標では特に注目したいものはないが22日のGDP確定値はしっかりと確認しておきたい。欧米ではこれからホリデーシーズンとなっていくため、ポジション調整や閑散相場の中の値動きには注意していきたい。
USD/JPY week O:115.408 H:118.658 L:114.730 C:117.960
USD/JPY予想レンジ 12月19日~12月23日 116.000-120.000

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