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ホリデーシーズンの閑散相場でトランプラリーの小休止か USD/JPY相場12月19日~12月23日

【月曜日】
先週末に中国に奪われたアメリカの無人潜水機は週末の間に両国で返還合意となっていたが、特にマーケットには影響を与えず、先週の終値から値を開かず始まったドル円は118円台には値を戻せずに下落すると調整色を強めて下値を追う展開となった。16時台には一時117円を割れたが117円割れでは一旦は反発し117.5円近くまで値を戻すも上値が重い展開は続き、日本の日が変わる0:00を超えると安値を更新して116.541円まで値を下げていった。下落の要因はトルコのロシア大使が射殺されたことでリスクオフとなったためと思われる。安値を付けた後のドル円は同日に予定されていたイエレンFRB議長の講演をきっかけに上昇を強め117円台前半まで値を戻していった。月曜は日銀政策決定会合の1日目も開かれており、日経新聞からの報道では日銀は金融政策を据え置くとの見通しが出ていたがマーケットの反応は限定的だった。その後には、ドイツ首都ベルリンでトラックによるテロが発生するという痛ましい事件も発生していたがマーケットへの影響は限定的となっていた。
【火曜日】
117円台前半で推移していたドル円は、今回あまり材料視されているとは思えなかった日銀政策決定会合の発表前にやや値を上下していたが、11時52分に市場の予想通りの金融政策据え置きと発表されると警戒感が薄れたのかドル円は値を上げていく展開へと変わっていった。チャート上では時間足レベルの逆三尊ができていたことも上昇を強めた理由だったのかもしれない。ドル円は15:30の黒田日銀総裁の会見前には117円代後半で推移していて、黒田日銀総裁の「円安は驚くような水準ではない」との発言を受けて上昇し118円をブレイクして118.235円まで上昇していった。ただ、そこからは上値が重くチャートでは小さなダブルトップを作り下げていき、117.8円のネックラインをブレイクしても、そこからは117.6円台まで下げるにとどまっていた。
【水曜日】
ドル円は10時台に再び108円台へと上昇する場面があったが、引き続き下値を追う動きは強く昨日のニューヨーク市場時間につけた安値を更新すると下げ幅を広げていった。21時台には117.101円まで値を下げていたが、24時に発表されたアメリカの中古住宅販売件数関連の経済指標が予想よりも強かったため、ドル円は上昇傾向へと変わっていった。その後のアメリカの週間原油在庫の発表を受けて原油価格が下がるとドル円も下落したが、ロンドンフィキシングに向けては買いが強まり25時には117.8円台まで値を上げていった。そこからは再び下落に転じてドル円は117.5円を中心としてレンジ相場となっていった。
【木曜日】
日本が明日祝日のため実質ゴトー日となっていて、ドル円は9時台に仲値に向けてやや値を上げる場面があったが、117.686円まで上げるにとどまり、引き続き閑散相場の中117円台後半でレンジ相場となっていた。時間足チャートでは15日の高値118.658円から引くレジスタンスラインと20日の安値116.541円から引くサポートラインで三角保ち合いを作りドル円はどちらもブレイクできず収束していった。22:30に発表されたアメリカのGDP確定値は3.5%と強い数値となっていたが、ドル円は117.871円まで上昇すると三角保ち合いの上限ではじかれ、24時に発表された個人消費支出関連の経済指標が予想していたより悪かったことを受けて値を下げて117.273円まで下落していた。ドル円は安値を付けたが今度はサポートラインで反転し、再び117.5円近くまで値を戻してレンジ相場を続けることとなった。
【金曜日】
日本市場が祝日のため休みとなって日中は小幅な値動きで推移していたが、上海総合指数が値を下げていたためかドル円はじり安傾向となって15時には117.3円まで値をさげていた。その後は117.5円から上値が重くなり安値をブレイクしても下げ幅が強まらないので小幅なレンジ相場となっていた。マーケットへの影響がどれほどあったかはわからないが、同日には中国国家主席が6.5%の目標を下回る成長率を容認するとの報道もあった。24時にはアメリカの新築住宅販売件数とミシガン大学消費者態度指数(確報値)が発表され、どちらも良好な結果となっていたがドル円は上昇せずに指標発表後しばらくしてから安値を更新し117.151円まで下落した。その後はやや反発をしたが週の終値は117.253円で終わった。
【今後の見通し】
ホリデーシーズンの閑散相場の中、レンジに終始したドル円は週足では陰線となって前週の高値も更新せず一旦上昇が一服した形となっている。チャートでは三角保ち合いを下方にブレイクしたように見えるが、下値を追う展開になっていないのでまだレンジ相場の範囲の値動きとなっているとみられる。次週クリスマス明けからの欧米の資金の動き次第で今後の展開が決まりそうだ。ドル円は116円より上で推移しており米10年国債の利回りも2.5%以上で推移していることから、引き続きの長期の上昇を予測してはいるが、12日の高値116.109円を割り込んでくると短期的な調整幅が大きくなる可能性がありそうなので注意しておきたい。
【次週の予定】
26日はクリスマスの振替休日で欧米市場が休場となる。27日はイギリスがボクシングデーで休場。クリスマス明けで欧米の市場参加者たちが本格的に戻ってくるのは27日以降となりそうだ。次週は特に大きく注目したい経済指標はないが、日本とアメリカの各経済指標は確認しておきたい。次週で2016年も終わりとなるので年末、月末にあわせたフローに注意したい。あとはクリスマス明けで値動きがなければ、引き続き閑散相場が続く可能性も頭にいれておきたい。

・2015年の年末のマーケットの振り返り

USD/JPY week O:117.936 H:118.235 L:116.541 C:117.253
USD/JPY予想レンジ 12月26日~12月30日 116.000-120.000

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