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2017年のドル円相場を考える、通貨危機に警戒か?

今年も残すところあとわずかとなりました。2016年のドル円相場は年初から120円台から下落しイギリスショックで100円を割れて、その後アメリカ大統領選挙でトランプ氏の当選とともに急上昇するという荒っぽい動きになっていました。

【2016年ドル円チャート(週足)】
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2015年が低ボラティリティの相場だったので、2016年はその反動で大きく動いた可能性がありますが、2015年と同じ感覚でトレードをしていたら、2016年は相場のトレンドに乗れなかった人も多かったかもしれません。

ちなみに、2016年のはじめに予想した「アメリカが利上げしたことで一旦はリスクオフになり下値を追うが、その後はもう一度円安ドル高方向に戻ってくる」という予想は、相場の流れは当たっていましたが、下値115円‐上値130円(その後下値は110円に修正)のレンジ幅は大はずれで実際の下値は100円を割り込むところまで下落しました。

我々トレーダーはマーケットの変化に対応しなければ生き残れません。2017年がどのような相場になるのかは結果をみなければわかりませんが、柔軟に対応できるように2016年が終わる前にある程度2017年の見通しを立てておきたいと思います。

1、2017年のドル円相場は、今のところアメリカ大統領選挙から始まったトランプ相場を引き継いで上昇トレンドが続くと予想しています。

2、年間の値幅は20円程度と見ていてドル円の上昇を示す各データから1ドル140円までの上昇も視野にいれています。

3、過去の相場のデータではドル円は、1月と12月にその年の高値、安値を付ける傾向があったので、2017年ドル円相場が引き続き上昇を続けるなら1月が年の安値になる可能性が高いと考えています。

これらをまとめて2017年を考えると、ドル円相場はアメリカの金利上昇に合わせて年初から上昇を続けて下値115円‐上値135円の値幅で推移すると今のところは予想しています。

2017年ドル円の上昇が続くとしても永遠に上がり続ける相場はないので、何かのきっかけでマーケットの巻き戻しが発生することは十分考えておく必要があります。
トランプ次期大統領が実際に大統領に就任した後にトランプリスクが発生するのではないかと警戒する意見もありますが、多少の変動はあってもアメリカ経済自体は良好であり、トランプ大統領の言動は大きなリスクにはならないのではないかと思っています。もし、何かのきっかけで相場がリスクオフになるとすれば、それは中国の通貨危機などドル高からくる新興国のクラッシュによって引き起こされる経済危機なのではないかと考えています。

2016年にも中国の通貨危機が起こるのではないかと予想した時がありましたが、結局は起こりませんでした。
2017年もはたして本当に通貨危機のような事態が起こるのか、それとも別の経済ショック要因が起こるのかまだわかりませんが、イギリスはEUを離脱するプロセスを進めていて、世界経済が保護主義に向かっている中では様々なリスク要因には常に警戒を怠らないようにしておきたいと思います。

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