FX分析ブログTOP > トレード備忘録 > トランプ政権開始で乱高下する相場 USD/JPY相場1月23日~1月28日

トランプ政権開始で乱高下する相場 USD/JPY相場1月23日~1月28日

【月曜日】
週明けやや下に値を下げて始まったドル円相場は114.2円近くから一旦は上昇するも、114.5円を超えられずに値を下げはじめるとそのまま下落を続ける展開となっていった。先週金曜の安値を更新し114円を割り込むとドル円は113円台前半まで値を下げていった。時間足チャートで完成していたヘッドアンドショルダーのネックラインを先週すでに割り込んでいたのも値を下げる要因になっていたのかもしれない。月曜はドラギ総裁の発言もあったが、ユーロドルでやや値を下げた程度でドル円への影響は限定的だった。113円台前半で推移していたドル円は23時にトランプ大統領から大規模な減税を実施するとの発言が出ると114円台まで急上昇をしたが、その後すぐに値を下げた。同時に発言があった国境税の実施が保護主義的に捉えられてドル円が売られたようだった。トランプ大統領の発言で乱高下し値を下げたドル円はそのまま米債券利回りの低下に合わせて下げが続き、ロンドンフィキシング時間に近くなると113円を割れて113円を挟んでもみ合う展開となっていた。
【火曜日】
早朝ドル円はムニューチン氏の「過度に強いドルは短期的にマイナスの影響を与える可能性がある」との発言に反応し112.526円まで値を下げて18日に付けた安値を若干割り込むところまで下げたが、割り込んでも値を下げずに反転していった。東京市場の開始とともに上昇を強め、113円台まで上昇したが、再び値を下げると12時には先ほどの安値に近い112.563円まで値を下げた。112.5円では大手機関投資家のドル買いが観測されていたようで、ドル円は安値を更新せずに下げ止まると、再び上昇しチャートで小さなダブルボトムが完成し16時に113.20円近くのネックラインをブレイクすると値を飛ばして113円台へ値を戻していった。英国ではEU離脱は議会の承認が必要との最高裁の判決が出ていてポンドが買われるとドル円もやや値を上げたが、その後ポンドが下げ始めるとドル円も113.5円を超えられず値を下げていった。23時台には113円を割り込みそうなところまで値を下げていたドル円は24時にアメリカの中古住宅販売件数の予想より悪い結果を受けて113円を割り込んで112.890円まで値を下げた。しかし、その後はトランプ大統領から再び税金を下げるとの発言があったことやトランプ大統領がカナダとのパイプライン建設促進の大統領令に著名をしたことが伝わるとリスクオンの展開から113.5円をブレイクし上昇を強めていった。
【水曜日】
リスクオンの展開から113円台後半まで上昇していたドル円だったが、上値は引き続き重く、日本時間の8時から9時の間に114円のブレイクを試したが超えられずに値をもむと、今度は反転して値を下げ始めた。同日発表されていた日本の貿易統計の結果が予想よりも大幅な黒字だったことがアメリカからのドル高牽制発言につながりやすいとみられた部分もあったようだった。ドル円は113.391円まで値を下げたが、下げ止まると113.5円を挟んでレンジ相場となっていった。チャートでは時間足で小さな三角保ち合いとなっていたが、21時に下にブレイクするとダブルトップが完成して113.39円のネックラインをブレイクするとストップを狩るような動きから下げ幅を広げ113.041円まで値を下げた。しかし、特に材料なく下げたためか反発も強く、値を戻し始めるとNYダウ平均株価が20000ドルの節目をブレイクしたことも重なって上昇を強めて113.925円まで値を上げていった。トランプ大統領がメキシコとの国境に壁を建設する大統領令に著名したこともあって、インフラ期待からアメリカの株価は上昇をしていたが、ドル円は引き続き114円が重くのしかかっていた。同日債券市場で期待されていた日銀の指値オペがなかったことが日銀のテーパリング連想へとつながって円高傾向になっているとみる意見もあった。ドル円は日本時間の朝5時に再び値を下げると113.196円まで値をさげていた。
【木曜日】
再び値を下げていたドル円は9時に日本市場が開くと113.044円まで売り込まれた。再び113円を割り込むかと思えたが、安値を更新せずに踏みとどまると、そこから小さな逆三尊をチャートに作って上昇する流れへと変わっていった。上昇を開始したドル円は114円の節目をブレイクすると株高にもつられて上昇を強めていった。アメリカの経済指標はどれも予想より弱い結果となっていたが、そんな中でドル円は1月3日の高値から引くトレンドラインも明確にブレイクして114円台後半へと値を上げていく展開が続いた。
【金曜日】
ドル円は115円の節目を前に反転すると114円台後半で三角保ち合い相場となっていった。日銀が午前の債券市場で長期債の買い入れ額を増額したとのニュースもあり、テーパリングの懸念は払しょくされたこともあってかドル円は底堅く推移していた。中国市場が春節で休場に入っていたこともドル売り圧力を軽減していたのかもしれない。ドル円は10時台にはジリジリと値を上げて115円台へと突入し、その後もジリジリと上昇していった。16時に115.3円近くまで上昇した後は日足レベルで意識されているダブルボトムのネックラインが近いことからか、上値は重くなっていて115円台前半から114円台後半でレンジ相場となっていた。注目していたアメリカの10-12月期GDP速報値は予想よりも弱い結果となってドル円は発表直後は売られたが、その後上昇すると当日の高値を更新したが、上下に乱高下するに留まり、その後は小幅な動きとなって週の終値は115.069円と115円台を維持して終えた。
【今後の見通し】
ドル円は再び下値を試す展開となったが、下げ止まり反転する流れとなっている。チャートではチャネルラインをブレイクし、12月から続いていた調整が終わり反転した兆しがある。日足で確認できるわかりやすいダブルボトムもできていて115.6円をブレイクすると完成するが、多くの人が意識していそうチャートパターンなので115.6円は値をもみそうな気がする。ただブレイクしたら値をもんだとしても上昇は継続しそうだ。
【ドル円4時間足】
USDJPY4hour
【次週の予定】
次週はイベント目白押し。31日は日銀政策決定会合の政策金利発表があり、1日(日本時間2日4時)はFOMC政策金利発表がある。金曜には米雇用統計が控えており、1日ISM製造業景況指数 、3日ISM非製造業景況指数の発表が予定されている。1月から2月へと月が変わるので相場の雰囲気も変わる可能性がある。2日にはイングランド銀行の金利発表もあるので注意しておきたい。
USD/JPY week O:114.223 H:115.366 L:112.526 C:115.069
USD/JPY予想レンジ 1月30日~2月3日 114.000-120.000

このエントリーをはてなブックマークに追加
オススメできるFX取引会社
スプレッドや約定率を比較して選んだFX初心者でも安心して使えるオススメのFX会社です。
FX業界最狭水準のスプレッドで全20通貨ペアで取引できるDMM FXなら取引チャンスを逃さずトレードできます!初心者でも簡単、安心、スマホからでも取引可能!
スプレッドが原則固定された裁量取引に向いているベーシックコースとMT4の自動売買に対応したプロコースから選べるFX取引会社です。

コメントを残す

名前