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ドル円115円のNYオプションカット USD/JPY相場2月13日~2月17日

【月曜日】
週末は安倍総理とトランプ大統領がゴルフ外交を行っている中、北朝鮮がミサイルを発射するという事件が起きたが、発射したことを受けて安倍総理とトランプ大統領が共同会見を行いトランプ大統領から「100%日本を支持」との発言もあって日米同盟の結束が確認できたこともあってか、週明けのドル円相場は上窓を開けて開始した。リスク要因とみられていた安倍総理とトランプ大統領の会談が無難に通過して警戒感がなくなったことも相場の上昇をサポートしていたとみれる。113.5円を超えてスタートしたドル円は、先週からのチャートで小さな逆三尊型もできていたこともあってかネックラインの113.6円を超え節目の114円をゆっくりと超えていくと10時台には114.163円まで上昇していった。その間の8:50に発表された日本のGDP速報値は予想されていたより弱い結果となっていた。1月31日から超えられないでいた114円をブレイクしたドル円だったが、上昇は続かずにすぐに113円台へ値を戻してしまい、114円のレジスタンスラインのブレイクは結果的にダマシとなった。その後は113.5円を割るところまで値を下げたが再び反発するとNYの取引時間にはNYダウ指数と米国債金利の上昇に合わせて114円まで値を戻したが、高値は更新できずにドル円はレンジ相場となっていた。同日はトランプ大統領がカナダの首相と会談を行っていた。
【火曜日】
再び113円台へと下落していたドル円は113円台後半で小幅な値動きとなっていた。10:30に中国のCPI、PPIが発表されると予想よる強い結果に反応し若干値を上げる場面もあったが、値動きは小幅なレンジ内に収まっていた。午前中には安倍首相や黒田総裁の発言もあり下値を支えていたようでもあった。12時を過ぎると東芝の決算発表が予定時刻を過ぎると発表があり、日経平均が下落するにつられてドル円も値を下げていった。同じ時間帯にトランプ政権のマイケル・フリン安全保障補佐官が辞任するというニュースもあって、トランプ政権への不安からかドルは売られる展開となっていた。その後、東芝の決算発表が延期されることが決まると日経平均はさらに値を下げて、ドル円も下落に合わせて安値を更新して113.261円まで下落し週明けの窓を埋めた形となった。113.2円は下値が固く反発しドル円は113.2円から113.6円で小幅なレンジ相場を形成していた。22:30に発表されたアメリカのPPIは予想より強かったが、その後24:00からイエレンFRB議長の議会証言が予定されていたためか、ドル買いの反応は薄かった。24:00になって議長の講演内容が伝わると「今後数回の会合で利上げをすることは適切」「引き締めを待ちすぎるのは賢明ではない」「バランスシート戦略を今後数カ月で協議するだろう」などのタカ派発言が見られたため、ドル買いで反応してドル円は114.5円近くまで値を上げていった。114.5円を超えられなかったドル円だったが、その後も高値の114円台で値を推移していった。
【水曜日】
114円台で推移していたドル円は114.5円にNYカットのオプションが観測されていたためか114.5円を超えられずにいたが、ジリジリと下値を切り上げていくと16時に114.5円を超えて114.6円まで値を上げたが、上値は重く114.5円を挟んで値を上下していた。ドル円相場の動きが出たのは、22:30のアメリカの経済指標発表からだった。発表された消費者物価指数、小売売上高、ニューヨーク連銀製造業景気指数はどれも数値が予想を上回り強い結果となっていたことでドル円は上昇し114.944円まで値を上げたが、115円では大きめのNYカットオプションが設定されていたためかドル円は115円をブレイクできずにいると23:15に発表された米鉱工業生産が予想より悪かったこともあり売られだして値を下げていった。0:00過ぎには昨日と同じくイエレン議長の議会証言があったが、内容は昨日と変わらない内容だった。ドル円はその後も売られていき、アメリカの良好な経済指標で上昇した値幅を戻して深夜2時には113.853円まで値を下げていった。急激な下げ幅だったため、その後は114円台まで値を戻して反発してドル円相場は114円台前半で推移していった。同日には連銀総裁のタカ派発言も見られたが、ドル円の上昇は強くはならなかった。
【木曜日】
114円台で推移していたドル円は日本市場時間になると113円台へと沈んで行って、FRBのタカ派発言やアメリカの良好な経済指標とは関係なくそのまま値を下げる展開が続いた。マーケットはトランプ大統領から労働長官に指名されていたパズダー氏が辞退したという報道もあってトランプ政権への不安や、引き続いて悪材料しか出てこない東芝の不安から日経平均が下げるなどリスクオフ材料に反応していたようだった。ドル円は115円に観測されていたNYカットオプションを超えられなかったことが大きな重しとなっていたようであり、114円台にもオプションが観測されていてドル円の上値を重くしていたようだった。113円台中盤まで値を下げていたドル円は20:30に予定されていたフィッシャー副議長のインタビュー前には期待からか若干値を上げる場面も見られたが、内容に真新しい材料がなかったためかインタビュー後には値を下げていた。22:30にはフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表され、予想を大幅に上回る数値からドル円は113.8円台まで値を上げたが、上昇は一時的にしか続かず反転して値を下げ始めると0:00を回って安値を更新し113.117円まで値を下げていった。深夜にはトランプ大統領が単独記者会見を行っていたようだったが、その内容が記者とけんか腰の大荒れだったこともあってかドル円は4:00台には安値を更新して113.09円まで値を下げていた。
【金曜日】
113円を割る手前まで値を下げていたドル円だったが、113円台では一旦の反発を見せて113.5円近くまで上昇していったが、113.5円で上値を押さえつけられ超えられずにいると17時になって値を下げていき、昨日安値からできていた小さなトレンドラインをブレイクして113円を割り込むと112.688円まで値を下げていった。ドル円の下落は主たる原因がわからず、ドル高になっても円高で上値が重く、ただただ値を下げる展開が続いていた。112円まで値を下げると今度は113円が超えられなくなり0:00のNYカットのオプション行使期限を過ぎても113円を超えられず週の終値は112.8円台で終わった。
【今後の見通し】
ドル円は115円を超えられずに値を下げて日足の75日線も割り込んで週を終わっているため、上昇する見込みは薄くなっているとみれる。現在はアメリカ大統領選挙の日につけた安値から引くトレンドラインを割り込まずにとどまっている状況だがここと割り込むと、前回安値の111.5円の安値更新が見えてきてしまいそうだ。その下にはトランプ大統領の発言をきっかけにブレイクした112.5円の節目もあり、112.5円の値を下回ってしまうかどうかでも今後のドル円相場の値動きは変わってきそうだ。逆にここで踏みとどまることができれば、日足で逆三尊型のチャートを作ることができるので、反転して115円を超えていければ上昇が期待できる形となる可能性も残されている。
【次週の予定】
次週は20日はアメリカ市場が休場。経済指標では22日のFOMC議事録に注目しておきたい。また、トランプ大統領が2月9日に2、3週間に驚くべき税制改革の発表を行うといってすでに10日が経過しているので、今週何かしらの発表がある可能性があるかもしれないので注意しておきたい。
USD/JPY week O:113.534 H:114.944 L:112.616 C:112.868
USD/JPY予想レンジ 2月20日~2月24日 112.000-118.000

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