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円安株安が2017年以降にやってくる?

最近の日本株は円安になれば株高になるという相関があります。この相関は10年以上続いているので、日本株とドル円の相場とはそういうものだと思っている人がいるかもしれません。しかし、これはただのトレンドであって、円安になれば株高になるというのは絶対の法則ではありません。この日本株と円高円安の関係は下のサイトでわかりやすくまとめてありました。

円安株高はトレンド

今のところ円安になると株高になるというトレンドは続いていますが、1980年代からさかのぼるとこれだけ長く円安株高トレンドが続いていた期間はないので、このトレンドはそろそろ終わりが見え始めているのかもしれません。そしてその可能性を示す流れが少しづつでき始めているように感じます。

理由其の1
株価の暴落が近いかもしれない
2008年のリーマンショックから世界景気は回復を続けてそろそろ10年になります。経済は波を伴いながら成長していくものなので、10年というサイクルはそろそろ株価の大きな調整があってもおかしくない時期です。株価が下がれば株安という流れになります。

理由其の2
アメリカの保護主義貿易
トランプ大統領はアメリカファーストを掲げ保護主義的な政策を進めようとしています。これらの政策によって日本の輸出企業の売り上げが減少すると日本の株価は下落する可能性が高まります。反面日本の輸出企業の業績が悪化しても日米の金融政策に大幅な変更ができなければ円安ドル高は進んでいくとみれます。

理由其の3
アメリカが利上げを始めている
世界経済の中心となっているアメリカは経済が回復してきていて、利上げを開始して金融政策の引き締めサイクルに入っています。金融引き締めが始まればバブルは終焉しますのでリーマンショックから始まった金融緩和バブルに終了の兆しが見えていると考えられます。そして、アメリカの金利の引き上げは日米金利差からドル高につながりやすいため、ドル高は続いていきそうです。

理由其の4
止められないかもしれない日銀の大規模緩和
アベノミクスから始まった日銀の大規模緩和は今も継続しています。もし近いうちに大きな経済ショックが起きた場合に、日銀がどういう対策を取るのかは決めつけはできませんが、考えられる範囲では、経済が落ち込み始めている時に金融引き締めに転じるわけにもいかず、現在の緩和政策を維持するしかないように思います。そうすると株価が下がっても日米の金利差から円安傾向が続くことになる可能性があります。

理由其の5
アメリカの減税とインフラ投資
トランプ大統領が掲げている減税とインフラ投資の政策が今後実施されれば、ドル高は粛々と進行していく可能性が高まります。トランプ政権はドル高を望んでいないかもしれませんが、政策実現性が高まれば実体経済への影響からドル高要因になることは免れないでしょう。

ドル円は今後数年以内に1ドル140円があるかもしれないと予想していますが、その時はもしかしたらすでに近づいているのかもしれません。
そして、もし歯止めのきかなくなった円安ドル高となってしまったらどこかのタイミングで調整しなくては実体経済への悪影響が避けられなくなります。その時、悪い円安を止めたい日本と経済成長を阻むドル高を止めたいアメリカの思惑がかみ合えば、過去にあったプラザ合意のような出来事が現代でも起こる可能性が出てくると思います。歴史は繰り返すといいますが、FXトレーダーはその時が来る可能性を警戒しておく必要があるのかもしれません。

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